【感想・ネタバレ】声をあげますのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

「声をあげます」が抜群に面白かった。チョンセランと同時代に生きていることを、ハッピーに思う。高校生の頃、筒井康隆氏が大好きだったことを思い出した。SF、日本では懐かしい気のするジャンルだと思っていたけど、面白い。

0
2021年12月01日

Posted by ブクログ

チョン・セラン(정세랑)のSF短編集。「ミッシング・フィンガーとジャンピング・ガールの大冒険」、「十一分の一」、「リセット」、「地球ランド革命記」、「小さな空色の錠剤」、「声をあげます」、「七時間め」、「メダリストのゾンビ時代」。

0
2022年10月08日

Posted by ブクログ

声をあげます、リセット、地球ランド革命記、メダリストのゾンビ時代、小さな空色の錠剤が面白かった。
メダリストのゾンビ時代でゾンビが流行っても電気とサブスクサービスが続いていることが妙にリアルな感じがした。
小さな空色の錠剤であらゆる記憶が完全に残るのも大変だなと思った。
地球ランド革命記は変な世界だった。

0
2022年02月14日

Posted by ブクログ

SFは文明批評の色彩を帯びることが少なくないが、そこで試されるのは作者の社会に対する洞察力である。どの作品についても作者は悲観的なだけでもなく楽観的なだけでもない。ただどのような状況でも、人間は人間であり続けるだろうことを、軽やかに物語っている。

0
2021年09月29日

Posted by ブクログ

CL 2022.4.27-2022.4.29
軽快なSF作品。
コミカルで軽いタッチの文体が好きかと言うとそうでもないのだけど、ディストピアを描くにはこれくらい軽やかなほうがいいのかもしれない。

リセット:この世界観はすごい。現代文明への痛烈な批判なんだけど、深刻になりすぎない書き振りであっさり読めるのがいい。

地球ランド:地球ランドには天使が生身の生物として存在するのか。あーこれは普通に愛の物語だった。

SFは基本的にそうなんだけど、この作家は、舞台設定がブッ飛んでいて、もうそこから面白い

0
2022年04月29日

Posted by ブクログ

消えた指を探しに色々な時代にタイムスリップする話や、突然やってきた巨大なミミズが文明を滅ぼす話、約三時間の記憶を永遠に保存できる認知症の薬が試験や恋愛、果ては拷問に転用される話などが皮肉やユーモアを交えて描かれる。著者が抱く現代の豊かさへの疑問に共感できた。

0
2021年08月15日

「小説」ランキング