チョン・セランのレビュー一覧

  • GOAT

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    初文芸誌!カルチャー要素がたっぷり詰まった新世代文芸誌って感じなんかな?
    短いながらに猛烈な印象を残す文章たち。
    言葉を紡ぐ人たちに脱帽。

    特にコンビニアイスの話好きだったな〜♪
    1個目はスーパーカップのチョコで2個目はサクレな私。本命は濃厚で王道なガッツリメンで、浮気相手はサクッと爽やかで後味を残さない人かぁ〜(とかね

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    2025年09月02日
  • 声をあげます

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    何度も本を抱きしめたくなるほど、自分にとって最高の本になった!
    よりリアルなストーリーや描写が好きという人にとってはあまりハマらないかもしれないが、
    チョンセランの描くSF世界が好きすぎる、、!
    一見、ありえない変な世界なのだが
    読み進めていくとどれも『あれ、でもこれって現実とそんなに遠い話ではないのかもしれない』という気がしてくる。
    そしてどれも過酷な希望を持ちづらい世の中に置かれた時の主人公の心の動きというかモノの捉え方や、その心情を伝えてくれる心のセリフがすごく良い。
    タイトルも使うワードや比喩がすごくセンスがあって好き。。

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    2025年08月28日
  • GOAT

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    これだけの豪華な作家さんがジャンルレスで掲載されている文芸誌は初めてで即購入しました。私の大好きな西加奈子さんから始まってるなんて最高。買ってから西加奈子さんだけ即読みました。めちゃくちゃ好きな作品で大満足です。
    他にも小説などにとどまらず、インタビューや詩や俳句、エッセイなどジャンルレスに

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    2025年08月15日
  • GOAT

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    綺麗な愛から歪んだ愛まで、1冊に様々な愛が詰まっています。個人的に冲方丁著の「終末の愛」がめちゃくちゃ衝撃だった。文芸誌の短編の1つですが、ずっと忘れないと思う。

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    2025年07月20日
  • GOAT

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    小川哲著『嘔吐』(文芸誌GOAT Vol.1収録)

    遅ればせながら『宇垣・片桐の踊る!ミリしら会議』でGOATを知り、Vol.1&2を購入。その中の『嘔吐』がとにかく衝撃だった。

    テーマは「愛」なのに「嘔吐」?と思いきや、読めば納得。
    これは“推しへの愛”を描いた物語。でも、ただの美談じゃない。

    最初は語り手に共感すら覚えた。
    けれど、じわじわと距離感がズレていく違和感。
    少しずつ歪んでいく気持ち悪さと、応援がいつの間にか自己正当化にすり替わっていくリアルさ。
    「こういう人、ネットにいるよな…」と他人事のように読んでいたけど、どこかで自分にも刺さる。

    終わり方もさすがのひと言。

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    2025年07月20日
  • フィフティ・ピープル[新版]

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    「背負ってさしあげますよ」「それはだめだよ」「体のでっかい孫が孝行していると思って、そうしてください」
    セフンのような思いやりを持ってこんな行動ができたなら。

    「ずっと差別されずに育ってきたから、差別を見たときにこれは差別だってすぐにわかるのよ。自分の持ってる資源でできることをやってるだけなのに、何だっていうの?」
    有能で責任感の強いソラの言葉に胸がすく思いがする。

    「おばさん、助けて」会ったこともない人だ。でも、ジョンビンのママなら助けてくれると思った。大人が必要だった。
    まだ幼いジョンビンとダウンの物語が優しくて切ない。

    客観的で、でも細やかで、人間の善意のようなものが51人の物語を

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    2025年06月16日
  • フィフティ・ピープル[新版]

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    全員が主人公で、主人公が五十人ぐらいいる小説。今までにないタイプの小説で、読み始めた時は少し戸惑った。短編小説集ではなく、五十人ぐらいの主人公の一人一人の物語。どんな人にも一人一人にドラマがあって、いろんな人と絡み合って生活しているんだなとあらためて感じることができた。いつかドラマか映画で映像化して欲しい。

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    2025年02月03日
  • 八重歯が見たい

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    韓国文学は感情的に書くのではなく理性的なものが多い気がする。そして、非現実的な出来事なのに現実的で、何食わぬ顔で日常に溶け込んでいる感じ。

    大袈裟に感情的に誇張しないところ
    露悪的でないところ
    それでいて人の温もりや人々のささやかな暮らしを身近に感じさせるところ

    あまりに感情的なものを読むと疲れる最近は、韓国文学が肌に合う。

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    2024年01月13日
  • 八重歯が見たい

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    最初から最後までずっとロマンチック!かわいくてラブリーな物語(って私は思ってしまった)八重歯欲しいよね〜

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    2023年12月29日
  • シソンから、

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     作者チョン・セランは一九八四年生まれ(私は同い年)、この本が韓国で出版されたのは二〇二〇年、日本語版の出版は二〇二二年一月。私にとっては同時代感バッチリの小説だ。面白かった。
     タイトルのシソンは、シム・シソンというおばあちゃんの名前。訳者あとがきから彼女を紹介している部分を引用すると、「朝鮮戦争の中で家族を皆殺しにされたが、海外に渡って第二の人生を切り拓いた勇気ある女性。男性芸術家の暴力によって惨憺たる目に遭うが生き延びて、ユーモアを忘れずにたくさんの仕事をし、二度結婚して四人の子供を育て、世の評判をものともしなかったおばあちゃん。美術評論をはじめ数々の随筆を書き、各種メディアに登場しつづ

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    2023年05月14日
  • 絶縁

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    『闇に包まれた穴の底には、龍が横たわっているような気がした。(中略)年寄りたちの言うには、そうした穴は龍が冬眠をする穴ぐらだそうで、龍は夏になると穴からはいずり出てきて天空に飛び立ち、冬になると再び穴に舞い戻ってくるという。穴の付近の雪が解ける理由は、龍の吐く息が穴から噴き出してくるせいらしい。ぼくはその言い伝えを知っていたので、穴の底でひとりぼっちにさせられたとき、龍に食われてしまうんじゃないかと怖くてたまらなかった』―『ラシャムジャ/穴の中には雪蓮花が咲いている』

    「絶縁」というテーマのアンソロジー。村田沙耶香が作品を寄せているというので読んでみたのだけれど、その他のアジア圏の作家の短篇

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    2023年04月12日
  • 絶縁

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    村田沙耶香 著「無」を目的に手に取った本。
    著者の“近未来SF”チックな作風が全開でした。
    フィクションだけど、どこか現実と繋がっている様な…

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    2023年03月04日
  • 絶縁

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    日本の作家と共作しませんかと問われた韓国の作家チョン・セラン氏が「アジアの若手世代の作家が同じテーマのもと短編を書くアンソロジーはどうか?」と編集部に逆提案。それで編まれたのが本書だとか。
    今回のテーマは“絶縁”。人によって、国や地域によって、こんなにもいろんな“絶縁”があり、それぞれが自分だけの「生」に翻弄されながらそれでも生きていくしかないのだな…。誰かに代わってもらうわけにはいかないものね。
    作品ごとに作者紹介に加えて訳者解説やあとがきがあるのがうれしい。世界が広がるような一冊でした。テーマを変えたり執筆者の顔ぶれを入れ替えたバージョンも読んでみたい!

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    2023年02月12日
  • 絶縁

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    「絶縁」テーマのアンソロジー
    訳者のあとがきにナイスフォロー大賞を捧ぐ

    村田沙耶香、天才
    と思いきや、芋づる式に天才現る
    そして、しんがりのチョン・セラン
    一気に世界が広がってしまったので、これからどうしようかと悩む

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    2023年01月26日
  • 絶縁

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    ネタバレ

    チョン・セランの提案で、”絶縁”をテーマにアジアの作家9人の作品。どれもそれぞれに面白かったけど、ハオ・ジンファンとラシャムジャが特に良かった。

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    2022年12月27日
  • 地球でハナだけ

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    ネタバレ

    宇宙規模の恋愛。ハナの恋人キョンミンは、少年ぽく、いつもハナをおいて好奇心のおもむくままにさっさと旅立ってしまう。それが、隕石落下事故があったカナダからの帰国後別人のようにハナを大切にして優しくなる。実は、カナダから帰ってきたのは二万光年離れた星から望遠鏡でのぞいて見えたハナに恋をしてやってきた宇宙人だった!本物のキョンミンは、自分についての情報と交換に宇宙フリーパスを手に入れて銀河系の外を探検中?!新しいキョンミンは、40パーセント位鉱物でできているらしい。最初は到底受け入れられないハナだったが、結局は宇宙規模の愛を与えてくれる新キョンミンと幸せな結婚生活を送る。そして、年をとり最期のときの

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    2022年11月06日
  • 地球でハナだけ

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    ネタバレ

    「互いへの信頼が築けない社会だ。上の世代がぶっ壊してしまったものを、僕たちの世代で元に戻せるだろうか」

    ボロボロになっても、もうこれ以上続けることは出来ないと思えても、再生の可能性を諦めず、作り直していく。洋服も社会も地球も人との関係も。
    優しくて爽やかで、そして終わりの淵まで行っても、作り直せる可能性はあるという力強さがある作品だった。

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    2022年09月12日
  • 地球でハナだけ

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    はじめからおわりまで、ふんわりやさしい空気をたもちつつ、ワクワクした気持ちで読めた。ラストの一文が印象的。装丁もすごくかわいい。K文学は装丁素敵なもの多いなーとあらためて感じた。チョン・セランの他の作品も読んでみたい!

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    2022年07月27日
  • 声をあげます

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    「声をあげます」が抜群に面白かった。チョンセランと同時代に生きていることを、ハッピーに思う。高校生の頃、筒井康隆氏が大好きだったことを思い出した。SF、日本では懐かしい気のするジャンルだと思っていたけど、面白い。

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    2021年12月01日
  • 八重歯が見たい

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    話の流れも中の小説のすじも全く展開が読めない不思議。身体に文字が浮かんでくるって耳なし芳一?って思っていたら、一番怖いのは生きてる人間だった。麻酔無しで全部の歯を引っこ抜いてやれ!

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    2026年03月26日