志駕晃のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
コロナ禍の時に海岸で発見された身元不明の死体。警察と雑誌編集者が、その事件を追っていきます。その背景には、「パパ活」が見え隠れしています。
物語の構成は、令和2年2月に起きた身元不明の事件を追いかける警察のパートと雑誌編集者のパートが同時進行で進みます。さらに平成30年の被害者?らしき女子大生のパートがあり、過去と現在を行き来しながら、殺人事件の真相に迫っていきます。
小説の途中には、雑誌の記事が掲載していますが、めっちゃネタバレが含まれているので、最初に見ないことをお勧めします。
物語の背景には、それぞれの年に起きた時事が書かれていて、ちょっと昔の話なのについ先週のように感じてしまいま -
購入済み
スリリングです
場面の展開が多く、それにせき立てられるようにして読んでしまいました。犯人は最初からわかっているのですが、名前がないせいで、独特の緊張感があります。ただ、追い詰める警察側の人たちにあまり魅力がなく、大がかりな捜査の描き方も弱く感じました。星4つです。
-
ネタバレ 購入済み
面白かったです
恋人のスマホが異常なハッカーの手に渡ったらこんな恐怖を体験するなんて現実世界でも有りえそうで作品にひきこまれました。絵も綺麗で読みやすかったです。
-
Posted by ブクログ
ちょっとはめを外して飲んでただけ。それがまさか自分の記憶のないところで殺人を......。証拠を実証しなければ自分が起訴される。そんな絶体絶命のなかで、最愛の恋人を殺害した加害者を突き止めていく物語。
日本では、酔っていたからしょうがないというキャッチフレーズがあるのか?とおもってしまうくらい、酔ってたからレイプされても仕方ない、酔ってたから電車で吐いても仕方ない、酔ってたから店員に暴力ふるっても仕方ない、酔ってたから遅刻しても仕方ない。そんな言い訳がまかり通る。それに加えて酔っていたから記憶がないから、加害者は殺害の意志はなかったと裁判で戦える。そんなばかな話があってはならない。大人は、子供