志駕晃のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
シリーズ第3弾。続きものだけど、この本だけ読んでも楽しめると思う。
昨年刊行されたばかりということで、時事ネタもあり面白かった。PCを使えない五輪担当大臣兼サイバーセキュリティ担当大臣とか・・・そんなこともあったな笑。東京オリンピックもかなり出てくるけど、これは2020年1月に刊行されたから、まだその時はやる予定だったのだな。果たして、今年もどうなることやら・・・
日本のサイバーセキュリティの技術や人材確保の遅れは事実なのかな?あとスパイ防止法がないとか。この本を読んだら、あり得そうな感じのことだらけで、なんだか色々恐ろしくなってしまった。PCや携帯の取り扱いやネットにはくれぐれも気をつけよう。 -
ネタバレ 無料版購入済み
殺人鬼がただのサイコパスじゃなくて、こうなるに至った母親とのエピソードもしっかり描かれてるのが良かった。それにしても他人にクレジットカード情報教えちゃうのは危機感なさすぎるでしょ…
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Posted by ブクログ
ネタバレAMラジオのDJ・垣島は、最近奇妙な出来事が次々と起きる。就職活動中の人に会う約束をしたのに遅刻。でも会っていたという。他にも垣島の声を使って、店をキャンセルしたりと自分の他にもう一人の自分が?
命も狙われることになり、垣島はどうなっていくのか?
作者の志駕さんは、ニッポン放送にいたこともあり、「この人ってあの人だよね。」と思わせるような登場人物や番組などが登場するので、思わずクスッとしてしまいました。ラジオの裏側も楽しめるので、ラジオ好きの私にはたまらなかったです。
SFミステリーということですが、タイムトラベルものです。垣島が過去に飛び込んでは、また過去へと繰り返していくので、それまでの不可解な行動が、答え合わせのようにわかっていきます。最初はドッペルゲンガーといったホラーっぽい演出かなと思いましたが、段々とわかるにつれて、あれとこれが繋がる面白さは快感でもありました。
SFとしての面白さもありましたが、メッセージ性もあったのが印象的でした。何事にも始まりがあれば、いつかは終わりがくるものです。これが終わりだと感じた時、人は何をするのか?何を思うのか?
その状況下での登場人物たちの行動が感動を誘うものがありました。自分だったら、どんな行動をするのか。終わりになるということは何かの始まりとも解釈できます。
読み終わった後、何か行動を起こしてみようかなという気持ちにさせてくれました。
ミステリーという点では、志駕さんというと、ドンデン返しの展開や犯人が印象深いのですが、今回はどんでん返しというよりは、ちょっと衝撃的な展開でした。なので、ドンデン返しを期待している人には、物足りないかなとも思いました。
ラジオは声でしか伝わりません。また本は文字でしか伝わりませんが、その中に込められた思いは、温もりを感じましたし、「愛」も感じました。
特に最後のラジオ放送は、メッセージ性が強く、印象深かったです。 -
Posted by ブクログ
コロナ禍の時に海岸で発見された身元不明の死体。警察と雑誌編集者が、その事件を追っていきます。その背景には、「パパ活」が見え隠れしています。
物語の構成は、令和2年2月に起きた身元不明の事件を追いかける警察のパートと雑誌編集者のパートが同時進行で進みます。さらに平成30年の被害者?らしき女子大生のパートがあり、過去と現在を行き来しながら、殺人事件の真相に迫っていきます。
小説の途中には、雑誌の記事が掲載していますが、めっちゃネタバレが含まれているので、最初に見ないことをお勧めします。
物語の背景には、それぞれの年に起きた時事が書かれていて、ちょっと昔の話なのについ先週のように感じてしまいました。あれからもう数年経ってることに驚きでした。
令和2年のパートも1年経とうとしていますが、もう半年以上経ったことに驚きでした。直接、事件には関係のない話題ばかりでしたが、現実とリンクすることで、実際に起きたような感覚がありました。
物語の要となっている言葉が「パパ活」で聞いたことはあるものの、遠い存在でしたので、その実態や恐怖、危険性を学べました。羽振りの良い話は危険が潜んでいる。甘い生活を送った分、その代償は大きいということを感じました。
身元不明が後に誰か明らかになっていきますが、それが誰なのか、推理しながら楽しむことができました。また、犯人が誰なのか。最後の最後まで目が離せない展開で面白かったです。 -
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スリリングです
場面の展開が多く、それにせき立てられるようにして読んでしまいました。犯人は最初からわかっているのですが、名前がないせいで、独特の緊張感があります。ただ、追い詰める警察側の人たちにあまり魅力がなく、大がかりな捜査の描き方も弱く感じました。星4つです。