志駕晃のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
面白かったです
恋人のスマホが異常なハッカーの手に渡ったらこんな恐怖を体験するなんて現実世界でも有りえそうで作品にひきこまれました。絵も綺麗で読みやすかったです。
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Posted by ブクログ
ちょっとはめを外して飲んでただけ。それがまさか自分の記憶のないところで殺人を......。証拠を実証しなければ自分が起訴される。そんな絶体絶命のなかで、最愛の恋人を殺害した加害者を突き止めていく物語。
日本では、酔っていたからしょうがないというキャッチフレーズがあるのか?とおもってしまうくらい、酔ってたからレイプされても仕方ない、酔ってたから電車で吐いても仕方ない、酔ってたから店員に暴力ふるっても仕方ない、酔ってたから遅刻しても仕方ない。そんな言い訳がまかり通る。それに加えて酔っていたから記憶がないから、加害者は殺害の意志はなかったと裁判で戦える。そんなばかな話があってはならない。大人は、子供に言い訳するなというが、誰が言い訳しているかってそういった飲んで記憶がなくなるまで飲んだ大人でしょう。そういった失敗があるのなら尚更、飲むな、そしてアルコール依存症のリハビリ施設にでもいけばいい話。
自分に対して甘い人間の言い訳にお酒が使われる。日本に帰国して毎回思うのは、平日でもべろべろまで飲んで終電に帰宅しようとしている人でしょう。そんなに飲む時間があるなら、家帰って家族と過ごしなさいと毎回説教じみに思ってしまう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「あなたもスマホに殺される」
ラストが驚愕。
スマホ括りの第2分類に当たる本作。第1分類のスマホ落としたシリーズでは、文字通りスマホを不注意で落としてしまい、個人情報が流失し、犯罪に巻き込まれる恐怖が描かれていた。スマホは便利だけど落とさないように!君の情報が詰まったものだから常に注意しよう!周りは善人ばかりではない!彼氏がズボラな人は要注意!というメッセージがあった。
第2分類の本作は、第1分類とは異なる危険性をテーマにしている。それは依存と洗脳だ。
中学校で教師をしている鈴木は美人な奥さんと可愛い息子を持つ普通の男だ。少々不眠気味で引っ込み思案な彼だが、平和に暮らしていた。しかし、ある日「自殺相談室」というSNSから、鈴木に招待状が届く。次々と寄せられる相談、貯まるポイントにより、初めは気味が悪いと思っていたが、鈴木はどんどんはまっていく。寝ても覚めても状態で妻に隠れてこそこそ、職員会議中でもポチポチが止まらない。どんどん依存が高まっていくのだ。あんなに怖いアプリなのに何故辞めないんだ!?と何度突っ込んだことか。
しかし、依存は大したことではない。いや危険なのだが、それよりも危険な要素がある。それが洗脳だ。「自殺相談室」を始めたユーザーを次々と洗脳していく。実は鈴木はそこまで洗脳されず、生徒や同僚が次々とおかしくなっていくのを止めようとする。が、これは〇〇だった。
依存は如何に危険か。洗脳は知らず知らず行われていく。しかし、この二大テーマだけで終わらない。終わるどころか、最後を読むとスマホは危ないとかアプリは危険だとかは壮大なフリだった。結局は一番の恐怖は人間の悪意なのだ。
結局あのストーカーは何だったのか、妻は最終的にどうなるのか、気になる点は残る。が、しかし、現代の便利なスマホやアプリに内在する危険性をあぶり出している。その点からスマホ落としたシリーズより断然ノンフィクション割合が高く、ホラー小説に仕上がっている。前作にはまった人もそうでない人も読んで楽しめるはず。 -
Posted by ブクログ
スマホを持っているのが当たり前の時代になってきた。子どもから高齢者までかなりの人が使っていて、パソコン並みの機能をサクサクと使いこなしている人も多いだろう。
昔はパソコン通信やゲームを夜遅くまでやっていることが問題視されていたが、今はそれがスマホに移ってきている。パソコンと違って簡単に持ち運べるし、SNSで即座に友達と連絡が取れるのは便利だろう。しかし、だからこそ常に持ち歩かないと不安になるし、触っていないと手持ち無沙汰にもなってしまう。私もそうだった。
しかし、最近では意識してスマホを使わないようにしていて、ここ一年ほどは1ヶ月のデータ使用量が1Gを下回っている。動画はほとんど見ないしオンラインゲームもやらず、使うのはLINEやメールといった通信機能がメインだ。最近ではFacebookもアカウントを一時休止にしているので、これならガラケーに替えても良いだろうぐらいの勢いだ。
以前は、スマホで色々な情報を探しては見ていた。しかし、そうすることで本を読む時間や移動中に考え事をする時間が少なくなり、何となくもったいないなと感じた。それからしばらくの間、意識してスマホから離れてみたが、使わないことに慣れてくると特に支障はなくなった。
スマホを使わないことで被る不利益があるかもしれないが、使わないことでのメリットの方が上回っているような気がするのだが、それはまた別の機会に整理して書かせていただこうと思う。
志駕晃さんが書かれた「あなたもスマホに殺される (角川文庫)」は、スマホ社会の恐さや落とし穴を描いた物語だ。「スマホを落としただけなのに (宝島社文庫 )」が映画化されて注目を集めている志駕晃さんだが、第3弾となる本作品も前作までに勝るとも劣らないスリル満点の物語となっている。
物語の主人公は、中学校で国語の教師をしている鈴木信二。冴えない風貌と体型の信二には驚くほど綺麗な妻と可愛い息子がいるが、過去の苦い経験がもとで軽い睡眠障害を患っていた。
眠れない時にはスマホのアプリやサイトで時間を潰していた信二だが、ある夜「自殺相談室」というサイトへの招待メールが届いた。軽い気持ちで覗いてみると、様々な悩みに簡単な操作で答える形式になっており、回答後にポイントが付与されて換金もできるという新しい仕組みだった。
ちょっとしたお小遣い稼ぎのつもりでサイトを利用していた信二は、友達機能で同僚や教え子を招待するが、招待された側が自殺してしまったり不可解な行動をとるようになる。さらに妻までもが不可解な行動をとるようになり、信二は徐々に精神的に追い込まれてしまう。
一見あり得ないような設定や展開ながら、もしかしたら現実に起こるかもしれないと思わされる巧みな設定が素晴らしい。そして最後に判明する驚きの大どんでん返し。やられたという感じだ。思わず一気読みしてしまったが、改めてスマホやネット社会の怖さを感じた一冊だった。 -
Posted by ブクログ
●本の概要
ジャンルはサイコパス系ホラー。
主人公男性がスマホを落として、それを変態のハッカーに拾われてしまい、主人公の彼女が狙われて徐々に追い詰められていくストーリー。
この本を読むと、スマホが現代人の急所であることがよくわかる。
●面白ポイント
サイバー犯罪の知識が得られる。この本を読みはじめた理由でもあったので、そこがきちんと勉強になったのはよかった。
また小説としても面白く、予想を裏切られる展開が多くて満足感があった。最初に想定してるよりも事件が大きくなっていくのでそこでまずゾクっとする。
またストーリー構成もただの変態との鬼ごっこでは終わらず、登場人物それぞれに大なり小なり秘め事やストーリーがあり、その掘り下げもあって飽きない構成になっていた。
●感想
スマホのサイバー犯罪リスクというテーマの時代適合性は素晴らしく、興味が尽きないお話。
ただ文学としての質で言うと、細部の描写にやや荒さを感じてしまった。特に警察陣営の捜査の解像度が低かった。早い段階で警察が手詰まりになるので、全体的に「もっといろいろ捜査の方法はあるのではないでしょうか…?」と思ってしまった。警察がより優秀に描かれていれば、それを躱す犯人の狡猾さ・恐ろしさがさらに強調されて、サイコスリラー本としてもより楽しめた気がする。
東野圭吾作品で綿密な警察の描写に慣れてしまっているところが多分にあり、やや落ち着いた評価にしてしまった。
総合的にはとっても面白かったし満足でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレスマホに限らず自分の知らない事って専門家の意見だからとか、テレビで言ってたからとか鵜呑みにしてその場から動けない。よくわからない物を買ってしまうなどあるよな。本作はどんどん嵌って行く麻美、浦野は最初から怪しい人物に違いないと思いながら読んで行くと案の定でした。話し逸れるようだが小中学の時、馬鹿な左の教師に『ソ連や北朝鮮見たいな社会主義国は平等に暮らせる。ゆりかごから墓場まで心配がない。それに比べて我国は』などどとんでもない洗脳教育していた事を思い出した。危ない危ない。『お前の先公おかしいぞ』と教えてくれた父や兄に今は感謝しています。
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Posted by ブクログ
ネタバレスマホを拾った男、主人公:麻美、5件の死体遺棄を捜査する刑事:毒島と加賀谷の視点からストーリーが進み最後に1つに繋がる。
題名にもあるとおりスマホを拾った男に麻美とその彼氏:富田が徐々に丸裸にされていく展開が表現される。
男の策略により富田がランサムウェアに引っかかり、それを救ってくれたのが麻美の同期:戸部から紹介された浦野だった。この浦野こそが麻美をどん底まで追い込む黒幕なのだが、ここまで計算される経緯が示唆されなかったのでちょっとずるいかなとは思った。
結末に関しては色々な伏線を回収した感にはなっていたが、麻美と武井のやりとりなども過去の因縁あった感じはなかったので、麻美が急に友人と武井の関係に言及した場面などは唐突感は否めなかった。
等々気になる点はあったが、細かい点を気にしなければ麻美と美奈子の入れ替わりや浦野正体など後半まで楽しめる作品であった。