あらすじ
秋葉原FMの人気パーソナリティの西園寺沙也加が殺された。彼女に最後に会ったのは、ラジオディレクターで沙也加の恋人でもある矢嶋直弥だった。死体の首には、矢嶋が沙也加から貰ったものと同じネクタイが巻かれており、警察は矢嶋を疑う。矢嶋は否定するも、泥酔して記憶がない。さらに殺害トリックを暴けない警察からは「お前が作った密室現場の謎を解け!」と迫られ……。
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Posted by ブクログ
ちょっと一杯のはずが昨夜も痛飲してしまった主人公矢嶋。何か大事な話があると人気漫画家で人気ラジオパーソナリティーの彼女である沙也加の部屋に行ったが話はしなかったし何をしたか覚えていなかった。
二日後ラジオの生放送にこないからディレクターでもある矢嶋が様子を見に行ったら彼女は死んでいた!
最後に会ったのは自分、凶器の持ち主も自分。そして事件時刻の記憶がない。矢嶋否定するも警察は疑いの目を強めるあげく「お前が作った密室トリックをあばけ」と言われてしまい・・・・・ てな感じです。
前作はSNSの怖さを段々迫ってくる何者かがいるという恐怖感があった
でも今回は自分が殺人にされてしかも記憶がないといういきなりのシリアス感が強い展開で見ててハラハラしました。
犯人は途中矛盾してる点を言ってたんだけど恥ずかしながらそこに気付かず後から思い出したら「あれっ?」ってなった
後最後の方で序盤に出てきた長文を2回改めて読む部分は面倒だった
長さが3ページ弱位の長さだから同じ文章読むのはダルい
1回目の読み直しは読んだけど二回目は正直スルーした(笑)
後最後に書かれた謎のアンサー
その文章にドキッときた
Posted by ブクログ
期待の新人・志駕晃さんの第2作なのですが、実は私は不覚にもこちらが最初の作品だろうと完全に勘違いしておりました。でも結論として大満足で面白く読み終えられましたし著者の人気の理由がよくわかりましたね。人気女性漫画家の西園寺沙也加が自宅マンションの一室で絞殺死体となって発見され現場は完全な密室で酔いつぶれて記憶を失くした恋人の矢嶋に嫌疑がかかるのだった。一昔前なら思いも寄らぬ現代的な密室トリックと好感の持てる名探偵と死者復活!の趣向が素晴らしく、サクサクと快調に読めて著者の天性の才能と魅力を強く感じましたね。
Posted by ブクログ
主人公は恋人である彼女を殺した罪の容疑者に…!でも、主人公は彼女が死んでいた時間の記憶は、お酒の飲み過ぎで覚えていないため、殺したとも殺してないとも証明できない…主人公は本当に犯人なのか?それとも犯人に仕立てられたのが?この謎は密室が鍵を握る!!
短時間でテンポ良く読めるかつ最後までどうなるか展開が分からないので、飽きることなく最後まで読めました!
しかし、個人的には「スマホを落としただけなのに」の方がスリリングで感情を揺さぶられる展開であっまため、この本より「スマホを落としただけなのに」の方が好きです!!
Posted by ブクログ
スマホを落としただけなのにの作者が書いた第2作です。密室殺人がネタなのですがついつい引き込まれ一気に読んでしまいました。取り調べをしている刑事さんがどことなく間抜けです。最後被害者が自分を殺した犯人を予測していたことがわかるのが面白かったです。
Posted by ブクログ
お掃除ロボットを 使うのは
ちょっと いただけないですね。
できれば 人間の心理を突いた
密室殺人にしてほしかった。
とても 残念です。
よくある 殺人をする必要がなかった
おちですね。
次回に 期待したいです。
Posted by ブクログ
評価の割にはおもしろかったかな。ハウダニットを明かしていくんだけど、密室トリックが解ければ犯人もわかる、というのが上手く説明されててよかった。
絶対犯人主人公じゃんよく逮捕しないな警察、親切すぎでしょって思いながら読んでた。現実もこんな、状況証拠揃いまくりでも逮捕しないものなのかな?
Posted by ブクログ
密室殺人の謎を解くストーリー。
読みやすい内容だけど少しまどろっこしい所もあったかな。
判明した犯人も「こんな人いたっけ?」ってな感じでした。
自分は酔って記憶を無くすという経験がないからあまり感情移入出来なかったかも。
結局刑事2人、ただの役立たずで終わったような…。
ラスト、切なかったですね。
Posted by ブクログ
志駕さんの作品は、いつ我が身に降りかかってきてもおかしくない事だけに楽しむ一方で、身につまされる。スマホ落としたリ、酩酊したりで、そんな大袈裟なと思わず、後悔先に立たずと肝に銘じて、毎日を過ごさないと!
Posted by ブクログ
ちょっとはめを外して飲んでただけ。それがまさか自分の記憶のないところで殺人を......。証拠を実証しなければ自分が起訴される。そんな絶体絶命のなかで、最愛の恋人を殺害した加害者を突き止めていく物語。
日本では、酔っていたからしょうがないというキャッチフレーズがあるのか?とおもってしまうくらい、酔ってたからレイプされても仕方ない、酔ってたから電車で吐いても仕方ない、酔ってたから店員に暴力ふるっても仕方ない、酔ってたから遅刻しても仕方ない。そんな言い訳がまかり通る。それに加えて酔っていたから記憶がないから、加害者は殺害の意志はなかったと裁判で戦える。そんなばかな話があってはならない。大人は、子供に言い訳するなというが、誰が言い訳しているかってそういった飲んで記憶がなくなるまで飲んだ大人でしょう。そういった失敗があるのなら尚更、飲むな、そしてアルコール依存症のリハビリ施設にでもいけばいい話。
自分に対して甘い人間の言い訳にお酒が使われる。日本に帰国して毎回思うのは、平日でもべろべろまで飲んで終電に帰宅しようとしている人でしょう。そんなに飲む時間があるなら、家帰って家族と過ごしなさいと毎回説教じみに思ってしまう。
Posted by ブクログ
「スマホを落としただけなのに」で有名かな。
あの作品は映画化前に読んでいたけれど、結構面白かった。
今回は、飲み過ぎて記憶がない人が、容疑者になって、その真相を暴くという話。
トリックとか結末は結構あっさりだったけれど、全体的にテンポよく読めた。
そこまで飲むこと無いんだよな。その前に気持ち悪くなって吐いてしまうし。
そのくらいになるまで酔ってみたい気持ちもある。
Posted by ブクログ
割と面白かった。矢嶋さんが、冤罪か?ハラハラしました。本当に作られた密室であるとするならば、それによってメリットを受けるのは、アリバイが確実にある人たち。
Posted by ブクログ
もらったネクタイが、死んだ彼女の首に
まきついていた。
犯人は自分なのか違うのか、という謎から始まり
彼女の仕事の秘密まで。
一体何がどこに繋がるのか、さっぱり分からずでしたが
最終地点に、あぁなるほど、と。
まったく気が付かなかったです。
絡みつくと、色々大変だな、と。
しかし、死んだ彼女が妹に反対していたのは
間違いない、と思った最後でした。
Posted by ブクログ
古本屋で読みやすそうな推理小説を探していた時になぜか目に入ったのがこの本。
冒頭だけ読んで購入したが
読みやすさという部分では選んで正解だった。
大どんでん返しなどはないが伏線も
しっかりと回収してくれて
1日で読み切るにはいい分量。
ちょっと1冊のつもりで読むにはちょうどいい作品。
Posted by ブクログ
ちょっとスマホを落としただけなのに、の作者の作品。知らないタイトルだったが読みやすく楽しめた。
探偵役の手塚さんのキャラがストーリー冒頭からもう少し目立っていたらより楽しめたと思う。
続編があればぜひ読んでみたい。
Posted by ブクログ
ラジオ秋葉原FMで人気のパーソナリティの西園寺沙也加が殺された。
ディレクターで恋人でもあった矢嶋直弥が第一容疑者に。しかし、泥酔しており、当時の記憶が無い。もしかして、自分がやったのか?
最後は、ややトリッキーな謎解きでしたが、彼女の生前のビデオの言葉が、謎解きの伏線になっていたんですね。
Posted by ブクログ
泥酔して全く記憶のない間に、人気ラジオパーソナリティの漫画家の彼女が殺されてしまった矢嶋。しかも発見された部屋は密室。密室の謎を解かないと殺人犯にされてしまうが…
さらっと読めたミステリでした。トリックも今時!?密室本当にできるのかやってみたい!
Posted by ブクログ
人気ラジオパーソナリティーの恋人が密室で殺された。
しかも、前日の夜に泥酔して彼女の家にいったらしいが、記憶が曖昧だ。
容疑者にされてしまう。
警察でのやり取りや恋人の顧問弁護士のキャラがなかなかユニーク。
恋人が殺されている、犯人にされてしまうかもしれないというシチュエーションながらも、楽しめる。
2022.1.26
Posted by ブクログ
ちょっと一杯のはずだったのに。気付けば五杯、六杯、ニ軒、三軒。そして記憶がなくなり酩酊状態。
酒飲みには耳が痛い話。
主人公の恋人が殺害される。しかし、恋人に会った最後の人間は主人公だった。が、酒飲みの彼は酩酊状態で記憶がなく、警察に疑われる。
記憶がないということは、殺したことすら覚えていないのでは、と。
酒飲みの明日をかけた密室殺人が暴かれる。
Posted by ブクログ
ちょっといまいち
密室トリックのためだけに作られた設定・物語っていう感じ。
表題とあんまり関係がないのでは...
ストーリとしては
人気パーソナリティで漫画家の西園寺沙也加が半裸の絞殺体で発見。さらに、部屋には鍵がかかっていた密室状態。
最後に会っていた人物は、ラジオディレクタで恋人の矢嶋。
さらに、彼女の首には、矢嶋が沙也加から送られたネクタイ。
しかし、泥酔していた矢嶋は彼女の家を訪ねたこともほとんど記憶にない状態。
記憶のない矢嶋が彼女を殺したのか?
矢嶋は無実を証明できるか?
といった展開です。
飲みすぎで記憶をなくすことってとても多いので、他人事とは思えません(笑)
ライトな展開でシリアスな雰囲気・展開はありません。
最後は変な探偵役によって、密室トリックが明らかになります。
しかし、そのトリックを暴くのにラジオディレクタの技術をつかってやるのですが、これは現実感がない...
作者はインターネット技術に詳しそうなので、そっちのやり方ではなくて、AI使った音声合成でやってほしかった(笑)
ということで、なんともライトなミステリーでした。
もうひとひねりエンターテイメント性があればよかったのに
Posted by ブクログ
泥酔し記憶のない主人公に密室殺人の容疑がかけられる。
最後の最後、2頁程で明らかになるある1つの謎が少し切なくて良かった。
追い込まれてる状況でもやりとりが重くなく、読みやすく気軽に読めた。
Posted by ブクログ
人気パーソナリティの西園寺沙也加が殺され、恋人でラジオディレクターである矢島が犯人と疑われた。自らの潔白を証明するため、密室殺人の謎をとく。
まずまずかな。軽く読んで、頭を休ませていただけます。
Posted by ブクログ
ラジオ局に勤める主人公は、人気漫画家でラジオパーソナリティーも務めている彼女から大事な話をしたいと呼び出されるが、泥酔していてその話もせず帰宅。その時の記憶はない。
その彼女が自分の担当番組開始前に姿を見せず、マンションを訪ねると遺体で発見されたのだった…
死亡推定時刻前後の記憶がない主人公は無実を証明できるのか?それとも泥酔時の主人公の犯行なのか?
ほどほどに本格系密室殺人の謎解きが手軽に、サクッと読める仕上がり(このミスシリーズはこういうライトなミステリ多いので軽ーく何か読みたいな、的な便利さはある)。作者がラジオ局勤務ということで舞台もFMラジオ局で、そういうお仕事小説っぽい空気が好きな人には良いのかも。
主人公を犯人と決めつけて警察が取り調べをしていく場面の物言い、イライラした(ミステリ知識からどんどん話を広げてややコント的になる空気でようやく少し読みながら気を抜けた感じ)。
これまたこのミスシリーズにありがちな展開で、風変わりな探偵役が中盤〜後半立ち回ってようやく話が回った感。
Posted by ブクログ
漫画家、ラジオパーソナリティーの西園寺沙也加の死体が見つかった。
現場は密室。
第一発見者であり、恋人でもある矢嶋が疑われるが、本人も完全否定ができない。
死亡推定時刻付近で飲酒していた彼は当時の記憶が抜けて落ちていた。
これは酩酊していた矢嶋が起こした殺人事件なのか、それとも…?
*****
『スマホを落としただけなのに』を読み、文体はあんまりハマらなかったもののアイディアが面白いなと気になっている作家さん。
もう1冊、と読んでみた。
文体がやっぱりあまり好みではないかな~読みにくいまではいかないんだけれど。
全体的にコミカルな雰囲気があり、殺人事件が起きてはいるもののシリアスな流れにはならない。
なので、しんみりするラストに唐突感を私は感じてしまった。
しんみりといってもさらっとしたものだったからそこまで違和感はないけれど。
録音内容の構成だとかちゃんと考えてのものだったんだなとか面白い部分もいくつかあったので、また読んではみたい。
Posted by ブクログ
サクッと読めて、意外と面白かった。
でも、刑事って、こんなに仕事出来ないのが普通なのかな?
密室のカラクリが分かっていないにもかかわらず、犯人じゃない主人公を追い詰めて犯行を自供させようとしたり、探偵でもない弁護士に謎解きをさせてしまうなんて。
Posted by ブクログ
人気漫画家でパーソナリティの西園寺沙也加が絞殺された。恋人の矢嶋に殺人の嫌疑がかかる。彼は死亡推定時刻に彼女の部屋を訪れていた。但し、泥酔によりその時の記憶を彼自身が曖昧であった。果たして彼は犯人なのかどうか。密室の殺人が謎を解くカギになる。