志駕晃のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
シリーズ第三弾!
前作から随分時間が空いているので、前作で登場した人物たちが誰だっけ?どういう人間関係だったっけ?となってしまいました(笑)
セキュリティがらみの話はもうほとんどなく、今回はスパイもの、テロものです。
前作迄のクラッキングを通してのセキュリティへの意識向上にはあまりつながりません。
ストーリとしては、OLの有希が公園でスマホを拾ったことから始まります。
無事、落とし主にスマホを返しますが、そこから始まる不可解な事件。
長年連れ添った彼氏との別れ、そして、スマホの持ち主との新しい出会い。
拾ったスマホの持ち主は人物の正体は?
さらに、刑事の桐野は東京オリンピックのサイバーテロ対策へ。
さらに、前作も登場した浦井も登場。その役割と浦井の真の目的。
サイバーテロはどうなるのか?
スパイは誰なのか?
といった展開です。
もちろん、スマホを使った情報収集の話も出てきますが、一作目ほどの衝撃は受けませんでした。
ということで、スマホは関係なく、テロ対応のエンターテイメントストーリとして楽しみましょう -
Posted by ブクログ
2017年に発売の「スマホを落としただけなのに」の第二弾。
タイトルに>スマホを落としただけなのに、とあるが今回は落としていない。
前作は誰もがうっかり陥りそうな日常と地続きの恐怖があったが、本作では連続殺人事件と巨額な仮想通貨流出事件、この2つの事件がミックスされており急にスケールアップした印象。
内容もセキュリティ問題、ネットの奥の奥に潜むダークな世界を感じて恐ろしい。
人間が作った機械に人間が振り回される悲しい現実があった。
刑事と殺人犯が協力しての犯人捜しや、森岡の突拍子もないカミングアウトには違和感が残る。
※前作も良い所で重複があったが、本作も278ページの10行目の鬼気迫るシーンで主人公の名前の誤字があり残念。相野× 桐野○ -
Posted by ブクログ
ネタバレ個人的な意見として、子供の時に親に愛情をもらえなかった子は、大人になってから、それを求めて暴れてしまうのかなと思いました。
やはり私は社会に原因があると考えてしまう。個人に原因を求めても、このような人が減ることはないと思う。
メディアは、凶悪犯罪を大々的に報道するが、軽犯罪は報道しない。件数としては軽犯罪の方が多いのだが。メディアは視聴率を稼ぐために、世論を動かしている。世論は、メディアの影響が大きいと思う。テレビが凶悪犯罪者を報道する際に、犯人の人間性が、大人しいなどとを報道することが、大人しい人にどれほど迷惑を掛けているのか分かっていないのか。と、思っている人もいるかもしれない。皆がそう思っていることを願うばかりである。 -
Posted by ブクログ
❇︎
田舎から初めて東京に出てきた母親が
息子探しに奔走する逞しいさ。
YouTubeに縁のない生活だったのに
息子を探すために自分を奮い立たせて、
おっかなびっくりしながらも果敢に行動する様は
まさに母は強し。
『たとえ世界を敵に回しても息子を守る』
ネット世界の誹謗中傷や悪意に立ち向かう
主人公(母親)が素敵です。
ーーーーー
家を出て東京へ行ったきりの息子(雅也)と
音信不通になっていた母(葉子)。
ある日、息子が人に迷惑かけていて、
それは親の育て方が悪かったから親の責任だ
と見ず知らずの人から非難と嫌がらせを受ける。
息子が炎上系のYouTuberとして、
色々な人に迷惑をかけていると知って驚き、
いてもたってもいられず、事実を確かめに
雅也に会いに上京する葉子。
でも、たどり着いた先にはが雅也はおらず、
部屋にいた仕事仲間の透から雅也は数日前に
フラリとコンビニに行ったきり行方不明だと
聞かされる。
行方不明になった雅也を探して見知らぬ町、
見知らぬ人、誰の何を信じていいか戸惑い
ながらも奔走する葉子。
たとえ世界を敵に回しても息子を守る。
そして、たとえ何があっても息子を支えよう
とする母親の深い愛情の物語。