志駕晃のレビュー一覧

  • たとえ世界を敵に回しても

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    母親が息子を救う、今までにもある筋書きで人物描写も浅いが、まっすぐでがむしゃらな母親に会えてほっとした。危なっかしくてスキだらけなのにと思うけど、わが身一つで対決する心意気にぐっとくる。

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    2022年05月10日
  • スマホを落としただけなのに 戦慄するメガロポリス

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    03月-19。3.5点。
    スマホを落としただけなのに、第三弾。北朝鮮へ逃亡した浦井、東京ではオリンピックの準備が着々と。前作のサイバー捜査官桐野も登場し、対決か。。

    面白い。一気読みした。単純なサイバーテロで終わらないが、描き方が上手い。ラストも良かった。
    続編があるような、無いような。

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    2022年03月29日
  • ちょっと一杯のはずだったのに

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    人気ラジオパーソナリティーの恋人が密室で殺された。
    しかも、前日の夜に泥酔して彼女の家にいったらしいが、記憶が曖昧だ。
    容疑者にされてしまう。
    警察でのやり取りや恋人の顧問弁護士のキャラがなかなかユニーク。
    恋人が殺されている、犯人にされてしまうかもしれないというシチュエーションながらも、楽しめる。

    2022.1.26

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    2022年01月26日
  • ちょっと一杯のはずだったのに

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    ちょっと一杯のはずだったのに。気付けば五杯、六杯、ニ軒、三軒。そして記憶がなくなり酩酊状態。
    酒飲みには耳が痛い話。
    主人公の恋人が殺害される。しかし、恋人に会った最後の人間は主人公だった。が、酒飲みの彼は酩酊状態で記憶がなく、警察に疑われる。
    記憶がないということは、殺したことすら覚えていないのでは、と。
    酒飲みの明日をかけた密室殺人が暴かれる。

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    2021年11月29日
  • 彼女のスマホがつながらない

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    感動や深みは全くないけど、リアルの世界とリンクして物語が進行するせいか野次馬根性が刺激されて、そこそこ面白く読んじゃう。

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    2021年07月03日
  • スマホを落としただけなのに 3巻

    無料版購入済み

    なんだかんだハッピーエンドでよかった。
    ただスマホを落としただけという訳ではなかった。怖かったし、注意喚起にもなってると思う。

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    2021年06月29日
  • ちょっと一杯のはずだったのに

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    ちょっといまいち
    密室トリックのためだけに作られた設定・物語っていう感じ。
    表題とあんまり関係がないのでは...

    ストーリとしては
    人気パーソナリティで漫画家の西園寺沙也加が半裸の絞殺体で発見。さらに、部屋には鍵がかかっていた密室状態。
    最後に会っていた人物は、ラジオディレクタで恋人の矢嶋。
    さらに、彼女の首には、矢嶋が沙也加から送られたネクタイ。
    しかし、泥酔していた矢嶋は彼女の家を訪ねたこともほとんど記憶にない状態。
    記憶のない矢嶋が彼女を殺したのか?
    矢嶋は無実を証明できるか?
    といった展開です。

    飲みすぎで記憶をなくすことってとても多いので、他人事とは思えません(笑)

    ライトな展

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    2021年06月06日
  • 絶体絶命ラジオスター

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    初めて読む作家さんだったが、予想していたよりずっと面白かった。

    SFミステリーとしても、ラジオ業界ものとしても興味深かったし、終始テンポ良く、読後感も心地好かった。

    ラストの「解説」を読んで初めて知ったが、「スマホを落としただけなのに」の作者だったとは…!「スマホを~」は未読だし、映画も観ていないが、てっきりもっと若い作家が書いたものだと思っていた。

    ニッポン放送でバラエティ番組やラジオ番組のプロデュースに長年携わり、40代から執筆活動を始め、53歳で「このミス!」最終候補作に挙がるという異色の経歴にも納得がいった。

    語彙も知識も豊富で筆力もあるのに、遅咲き作家としての初々しさもしっか

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    2021年05月03日
  • 絶体絶命ラジオスター

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    最近ミステリーばっかり読んでいるので途中までSFとは思わず読んでいたのが一番ムカシのカッキー気分でなかなか面白い読書体験をした。

    ぐるぐるっと回って明日に向かって進んでいく前向きな読後感もいい感じでした。

    ついでに小ネタの名無しのヒッキーにも若干動揺したし、母は偉大だとも思った。




    書き下ろしとは言え校正がちょっと粗雑じゃない?ってところが数か所。特にドルの売り買いと缶コーヒー、何かの伏線か?とすっごいストレスでした。

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    2021年04月07日
  • スマホを落としただけなのに 戦慄するメガロポリス

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    シリーズ3作目。
    続編だけで終わるかと思いきや、3作目に突入。
    SNSからの個人情報の漏洩がどれだけ恐ろしい犯罪に結びつくかを描いたこのシリーズだが、今作では東京オリンピックを人質としたテロを描く。
    2作目から主人公となった桐野と、犯人でありながら、桐野とも変な絆で結ばれた浦井の他に、今作で登場する清掃の派遣会社で働く有希や、政府関係者など様々な視点で描かれるので、物語が飛び飛びで少し読みにくい。
    東京オリンピックの中止が決まる前に書かれた内容で、IT大臣の存在など、かなり現実とリンクする部分もあるが、北朝鮮やスパイマスターなど、犯罪内容は規模が大きくなり過ぎて、そもそものこの作品の意味がなく

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    2021年03月22日
  • 絶体絶命ラジオスター

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    ネタバレ

    勝手に「スマホミステリー作家」と呼ばせていただいている志駕さんが今度はタイムスリップですって。もうスマホミステリーじゃないのかぁと思ったけれど、最初にちゃんとスマホを落とすし、ちょっと一杯では済まずに泥酔しています(笑)。

    過去の自分と未来の自分が入り乱れて3人も。事情をわかっている未来の自分が、トイレのドアを開けたらそこに座っていた過去の自分に思わず謝ってしまうのが可笑しい。

    SFには若干苦手意識がありますが、この程度のややこしさならついていける。しかしビルという名前の人が一瞬ボブになっていたのはタイムスリップのせいじゃないですよね(笑)。書き下ろしにこの手のミスが多い気がしなくもない。

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    2021年03月21日
  • オレオレの巣窟

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    ネタバレ

    オレオレ詐欺が分業化され、パターン化された綿密なマニュアルや架け子の地獄の研修まであって完全にオレオレビジネスとして成立していて驚きの連続。全部が全部ここまでじゃないだろうけど、こんなに努力されたらそりゃ騙されるしかないと妙に感心してしまった。自分だけは…のような根拠のない自信だけじゃなく、こちら側も騙されないための努力が必要なんだろうな。
    平田と真奈美の関係の行方もドキドキだが、後半の貴美子の巻き返しのシンデレラストーリーがああ愉快。あいつへの倍返しも痛快、スカッと読み終わる。

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    2021年03月19日
  • 彼女のスマホがつながらない

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    話の展開は面白かったけど、パパ活っていうテーマが本当に女性週刊誌での連載にマッチしていたの?と思ってしまった。私には「オジサンが若い女性のことを色眼鏡てみている」小説に感じてしまって、それは、そういう需要の人が読む雑誌で掲載するものなのでは?と思えてしまった。

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    2021年02月22日
  • オレオレの巣窟

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    オレオレ詐欺、結婚詐欺、サクラ等々…ありとあらゆる詐欺が絡み合い、皆が間接的ではあるが繋がっていて面白い。

    登場人物それぞれがお互いを騙し合っているものの、どこか憎めないのは何故だろう。
    めちゃくちゃ非道!と言うわけではなく、人間味があるからかな?

    そして詐欺の仕組みも分かり、とても勉強にもなった。
    自分は大丈夫だ!とは決して思わず、詐欺には気を付けたいと改めて再確認した。

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    2021年01月31日
  • オレオレの巣窟

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    エンタメ性もあったし、最後まで展開が読めないストーリーテラーで目が離せなかった。
    軸になる登場人物が、悪い事もしてるけど、最後まで憎みきれない特徴があり、共感も持てる。

    何かに依存してしまう人は承認欲求が高い。人に認められるのは中々難しくても、自分で自分を褒めてあげるだけで満たされる。

    正常性バイアス
    人は自分に都合の悪い情報を過小評価してしまう特質がある。だから騙されても自分だけは大丈夫と思ってしまう。

    人間本当に大事なのは限られた時間内でどんな人生を送るか。お金より大事なのは時間。

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    2021年01月03日
  • ちょっと一杯のはずだったのに

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    泥酔し記憶のない主人公に密室殺人の容疑がかけられる。
    最後の最後、2頁程で明らかになるある1つの謎が少し切なくて良かった。
    追い込まれてる状況でもやりとりが重くなく、読みやすく気軽に読めた。

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    2020年12月29日
  • ちょっと一杯のはずだったのに

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    人気パーソナリティの西園寺沙也加が殺され、恋人でラジオディレクターである矢島が犯人と疑われた。自らの潔白を証明するため、密室殺人の謎をとく。
    まずまずかな。軽く読んで、頭を休ませていただけます。

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    2020年09月10日
  • スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼

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    なんとなーく予想できた結果で、前作の方が面白かった。前作は読み終わった後に読み返したけど今回は読み返さなかった。
    外でwifiに繋ぐ際は気を付けよう。

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    2020年09月01日
  • スマホを落としただけなのに 戦慄するメガロポリス

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    ネタバレ

    なんだろなー。
    最初に読んだ時よりも、
    浦井がいいやつになってる気がして
    1作目にしたことの残酷さが薄れてる…。
    映画で浦井を成田凌くんが演じてるからかなぁ…
    もっと気持ち悪い人がやってたら、
    また印象が違うんだろうけど〜なんて思ってしまった。


    日本の法律ってすごいグレーな部分いっぱいありそう。
    結局最後また再会した?みたいな描写があったけど
    お咎めなしとはいえ、犯罪は犯罪だから
    今後付き合っていくのは無理なんじゃないの…?
    あと1作目で発覚してた麻美の罪が
    警察が知っても、立件されないっていうのもね…
    なんか、お友達になっちゃえば
    色々な罪がなかったことになるのかも、と思った。

    浦井が

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    2020年08月09日
  • スマホを落としただけなのに 戦慄するメガロポリス

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    どことなく付け足し感のある1冊。叙述ミステリを狙ってるんだろうけど、脈絡なく複数視点で細かく視点が変わるので、どうにものめり込めない。ハッキングの手法も目新しいものがないし、物語も淡々と進んで退屈に感じてしまう。
    まだ続ける気があるような感じだけど、もうこのシリーズはいいんじゃないかな?

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    2020年06月26日