【感想・ネタバレ】たとえ世界を敵に回してものレビュー

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Posted by ブクログ

介護施設で真面目に働く葉子の元に届いた一通の怪文書。
「ピエロマンの母親へ。子供の教育は親の責任だ。犯罪者であるおまえの息子をなんとかしろ」

5年前に家を飛び出し、東京へ行った息子は「炎上系」の動画配信者、いわゆる迷惑YouTubeになっていた。

息子を案じ、上京した葉子の前に次々と現れる胡散臭い登場人物達。
誰が味方で誰が敵なのかさっぱり分からない。

しまいには葉子までもがYouTubeを配信。

途中まではミステリ要素が強く、ドキドキしながら読み進めたが終盤になるに連れ尻すぼみ。
ミステリと言うより親子の愛情物語。

0
2023年02月18日

Posted by ブクログ

❇︎
田舎から初めて東京に出てきた母親が
息子探しに奔走する逞しいさ。

YouTubeに縁のない生活だったのに
息子を探すために自分を奮い立たせて、
おっかなびっくりしながらも果敢に行動する様は
まさに母は強し。

『たとえ世界を敵に回しても息子を守る』

ネット世界の誹謗中傷や悪意に立ち向かう
主人公(母親)が素敵です。

ーーーーー
家を出て東京へ行ったきりの息子(雅也)と
音信不通になっていた母(葉子)。

ある日、息子が人に迷惑かけていて、
それは親の育て方が悪かったから親の責任だ
と見ず知らずの人から非難と嫌がらせを受ける。

息子が炎上系のYouTuberとして、
色々な人に迷惑をかけていると知って驚き、
いてもたってもいられず、事実を確かめに
雅也に会いに上京する葉子。

でも、たどり着いた先にはが雅也はおらず、
部屋にいた仕事仲間の透から雅也は数日前に
フラリとコンビニに行ったきり行方不明だと
聞かされる。

行方不明になった雅也を探して見知らぬ町、
見知らぬ人、誰の何を信じていいか戸惑い
ながらも奔走する葉子。

たとえ世界を敵に回しても息子を守る。
そして、たとえ何があっても息子を支えよう
とする母親の深い愛情の物語。



0
2022年08月12日

Posted by ブクログ

母親が息子を救う、今までにもある筋書きで人物描写も浅いが、まっすぐでがむしゃらな母親に会えてほっとした。危なっかしくてスキだらけなのにと思うけど、わが身一つで対決する心意気にぐっとくる。

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2022年05月10日

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