常喜寝太郎のレビュー一覧
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購入済み
気になった!
クールなイメージを求められがちな女性が、大好きなロリータを着たくて奮闘するお話です。
絵柄も主人公を取り巻く社会の描写も、リアルで面白いです。
都会ではたまに目にするようになったロリータファッション。
勇気あるなぁ…と思いながらつい目で追ってしまいます。
裏にはこの物語のような葛藤があるのかも分かりませんが、夢中で好きを貫く姿は素敵ですね。
表紙の背景を、主人公のピンクとあえて同化させたデザインが素晴らしいです。
世界を好きな色に染め上げ、強い眼差しをこちらに向ける凛々しい佇まい。
その境地に至るまでの物語かと想像が膨らみ、気になりが加速しました。 -
いい話だと思います
タカシは根が良い子だな。というのが一番の感想ですね。
マンジとカラスの為に日々変わっていくタカシの成長を見守りたくなります。
思春期ならではの葛藤もすごく共感できていい話だと思います。 -
購入済み
社会と自己
洋服は自分のセンチメンタルな部分を表すものだと私も考えております。その自己と社会とのズレの中での葛藤や悩みなどが現れた作品だと思います。
服好きはもちろん、自分の世界と社会の間にズレを感じ悩んで、それでもなお戦おうとする人々に是非読んで欲しいです。 -
購入済み
いい
ふわっとしている感じがして良いです。
ヒロインちゃんがかっこ可愛いのもなかなかいい。
世間からのイメージとなりたい自分のギャップに悩む女の子のお話です。 -
ネタバレ 購入済み
裸族は外を歩けない
漫画だからいい話だねと思える。
仮に現実で身長が高く凛々しい女性がロリータファッションで街を歩いていたら、何かのプレーか罰ゲームかなんかだと思ってしまうだろう。
物語と現実を履き違えてはいけない。この漫画は漫画だからいい話なのだ。今の社会では奇抜な格好をしている人間は偏見の目で見られる。出る杭は打たれる。コミュ力の低い少年はいじめられる。
そのうち性同一性障害や発達障害などと同じ用に奇抜な格好をしたくなる衝動に駆られる病気として認められて、病気なんだから社会で認めていきましょうという風潮になるかもしれない。そんな社会はクソくらえだ。