あらすじ
女性用下着メーカー「シェリル」の二代目社長・獅子堂賢は、いわゆる“お飾り社長”。
仕事でもプライベートでも自信を持てず、「エンジンのかけ方」を忘れてしまったかのような毎日。
だがある日、獅子堂賢は運命の出会いを果たす。
久しぶりにドキドキし、久しぶりに汗をかき、久しぶりに自然と笑みがこぼれた相手。
それは………自分の会社の女子新入社員・椎名まなかだった!
社長と新入社員の、人生再起動ストーリー!
感情タグBEST3
踊れ獅子堂賢
spotifyのおすすめで無料の1巻を読んでみました。先を知りたいと思ったマンガです。獅子堂社長は年代も近く、今自分が持つ悩みも近かったです。ダンスのように思いがけない出逢いで様々なことを気づき、知ってゆくんだろうな~と想像したら楽しみになりました。
大人のファンタジー
おもしろかったです。
これもある意味、中年男性のファンタジーなんでしょうか。
ちょっと情けない感じの獅子堂さん(でも優しくていい人)が
社長として、大人の男として成長していく物語のようです。
人間関係もよく描けているので、社会人読者も楽しめます。
女性下着メーカーが舞台なのもおもしろいですね。
獅子堂さんなら女性の気持ちをわかってくれそうな感じがします。
ただ、特定の女子社員と深く関わるのはヤバくないかなと
ちょっと心配になりました。
続きも読みたいです。
社交ダンスもので
やはり例の、周防正行監督の映画も思い出します。この作品では2代目の若い社長さんと、彼が採用したいと決めた新入社員(社交ダンスの講師)が思わぬ接点から近づき……といった王道展開ものです。いわゆる世間は狭い、を体現したようなエピソードが後にも出てきます。
この作品も一定、無償版Dモーニングで読んでいましたが、そんなにきちんと追いかけてはいませんでした。
朝日新聞のマンガ評: https://book.asahi.com/article/14700170
匿名
おもしろい
主人公の獅子堂賢は40歳の男性。
広告代理店で働いていた彼だったが5年前に大病を患った父親に代わって女性用の下着の製造と販売を行うシェリルという会社の社長に就任した。
父親が一代で興した会社だったが今までとは違う業界で働いていたこともあり自分を受け入れてくれた会社の人たちも父親も賢に期待していないことが彼にもわかる、いわゆる「お飾り社長」という立場で日々他のベテラン部下たちの顔色をうかがう中で背筋が曲がっているような状態だった。
新卒採用の最終面接に来たある女性の質問に対する答えに、自分の好きなボクサーの立ち居振る舞いを思い起こされた彼は周りの役員の反対を押し切り彼女を採用した。
社長業を始めてから5年通っていないボクシングジムに久しぶりに足を運んだ賢はそこが社交ダンスのスクールに代わってしまっていたことに愕然とする。
しかも講師をしている女性が自分が採用した新入社員だと知り……。
社会人として歩んでいる中で道を見失ったときにこういったことがあると人生変わることができると思い出されてくれる作品だった。
わかりみがある…
2代目社長、気持ちがよく分かる…。
急に社長にされて、周りは年取った重鎮だらけ…。
何も言えなくなる気持ち、よく分かる…。
気の毒で、読んでいて辛いほどだった…。
弱い気持ちや辛い気持ち、とても良く描写されている。
うんうん、解る解る!と思いながら読んだ。
解り過ぎて、辛いほどだった。