安野玲のレビュー一覧

  • チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ

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    ・ハリガンさんの電話
    反則ですが、先に映画見ちゃいました。よくできてて、本作の味わいが深まりました。良質なホラーだと思います。初めてiPhone持ったハリガンさんの先見の明に唸らされますね。ずっとドナルドサザーランドイメージして読んだし、こんなことほんとにあっあらな、と思いました。
    ・チャックの数奇な人生
    もちろん映画先行、あまりに感動したので本作を手に取りました。それぞれが内側に世界を持ち、死は世界が丸ごと崩壊することというフレーズが忘れられません。私も毎日自分の世界を紡ぎ続ける、と改めて決意しました。サンキューー◯◯と言えるように。

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    2026年09月04日
  • チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ

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    ネタバレ

    やー、やっぱり面白いなキング御大。衰え知らず。『ハリガンさんの電話』『チャックの数奇な人生』の2本。中編ということで冗漫にならず、キングのいいとこだけでまとまっている感。彼の物語にはどれも、根底に、人間への信頼と希望が秘められている。

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    2026年09月03日
  • チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ

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    映画を見て最近のハリウッドにしては出来がすこぶる良かったので原作を読みたくなった、表題作ほか「ハリガンさんの電話」が併載されておりこちらも結構面白かった、映画を見た時アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」から盗んんだのではないか盗んだと言うのは言い過ぎで多少啓発されたのではないかと思ったりした、しかしさすがスティーヴン・キング発想がすごいややパクリの疑いはあるが面白かった、しかし突然宇宙が消えたらどうしよう。

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    2026年09月01日
  • チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ

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    ハリガンさんの電話と、表題作の2編からなる。
    子供の心理や行動を描かせたら素晴らしいキングらしく、ハリガンさんの‥もすごく良かったが、私はチャックの‥が凄く好きだった。SFもどきの導入からチャックに話題が移るのだが、それがとても想像力を掻き立ててくれる。こんな短い作品なのに人生を考えさせてくれる。良かった。

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    2026年07月02日
  • チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ

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    映画「サンキューチャック」が今年ベストを叩き出したので即購入しました。
    映画がほぼ原作通りだったことにびっくりです。
    恐怖のアプローチが違うのですが、原作は本としての良さ、映画は映画としての良さがありどちらも好きです。

    「ハリガンさんの電話」も「チャックの数奇な人生」もじんわりと心が温かくなりつつ、その隙間に背筋がゾワっとする瞬間を挟むというのが新感覚でした。

    あと初期作品を読むことのほうが多いので、キング=読みづらいと思っていたのですが
    今作は全くそんなことがなかったです。
    キング初心者におすすめしたい作品です。

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    2026年06月06日
  • もし血が流れれば イフ・イット・ブリーズ

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    原本では「チャックの数奇な人生」も合わせて一冊だったとのこと、日本版だと2冊に分冊ですが、「イフ・イット・ブリーズ」だけでもかなりの厚みです。

    「イフ・イット・ブリーズ」はホリー・ギブニーが主人公。読んでなくても大丈夫とのことですが、ホリーはミスターメルセデスから始まるホッジス3部作、アウトサイダーの登場人物なので、出来れば読んでるとすっと入りやすいかも。特にアウトサイダー。
    事件現場に現る謎のリポーターに立ち向かうホリー。ストーリーもよきながら、ホッジス亡き後の彼女が悲しみや淋しさも抱えながらも支える人がいて、きちんと自分の足で立っているところを見れたのは喜び。どんな自分でも大丈夫だよ、ホ

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    2026年06月03日
  • チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ

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    映画がとても良かったため原作購入。
    不思議で、しかもホラーで味付けされた奇妙なことで読者を縛り付ける技には、圧巻。ふたつの短編ともに強烈なホラー作品ではないものの、キングが起こす不思議は確実に恐怖を含んでいる。それでもどちらの物語もまったく違った味付けを楽しめた。長編はちょっと辛いけどキング作品を味わいたい人には、ぜひオススメしたい。

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    2026年05月30日
  • チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ

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    ★5 エモさ爆発、涙腺崩壊スティーヴン・キング中編集 #チャックの数奇な人生 #ハリガンさんの電話

    ●ハリガンさんの電話 【オススメ】
    ■あらすじ
    父子家庭の少年クレイグは、近所に住む大金持ちの老人ハリガンさんの家でアルバイトすることになった。本を読み聞かせたり、家事の手伝いだった。ある日クレイグはハリガンさんがくれた宝くじに当たり、そのお礼にハリガンさんにiPhoneをプレゼントすることにしたのだ。その後ハリガンさんは亡くなくなってしまうのだが…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    少年と老人の物語、小道具としてiPhoneが使わているのが興味深いすね。最先端のハイテク機器とファンタジー要素の

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    2026年05月26日
  • チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ

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    ハリガンさんの電話とチャックの数奇な人生が収録。どちらも大変面白くとにかく読んでみて欲しい!

    「ハリガンさんの電話」

    扱いきれない力を与えられた現代の我々の物語かと思った。

    今の時代ハリガンが言う様にスマホはこれまでのルールを破壊してしまった。これまで特権階級のみが扱えていた、例えば株式変動をリアルタイムで確認できる事やメディアという機能を個人が扱える様になった事などを全ての人が限りなく安価に扱える様にしてしまった。そしてスマホは時に人を死に追いやることもできる。これは誇張なしに神話の神々に匹敵する力と言っても良い。
    作中の二人の死はキングの物語の世界観だとハリガン霊が原因とも取れるし、

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    2026年05月19日
  • 廃墟都市の復活 下

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    『移動都市』シリーズの最終巻。
    シリーズ全作が全て面白く、敬意を表して、シリーズ全体に対する評価として★5とさせていただきます。
    (『廃墟都市の復活 下』単体でも★4か★5か迷うレベル)

    やはりヤングアダルト(YA)系作品ではあるな、と感じつつも、第1作から第4作まで一貫して大人も楽しめ、かつ、第1作から第4作まで全て面白い。

    また、第1作から第4作までが全て繋がっているため、大量の人物や大量の都市、人間関係から世界情勢まで大量の情報が登場するが、それにもかかわらず非常に読みやすく、複雑にならず、一気に読めてしまうのが凄い。

    時には世界情勢、時には個人個人の思惑、時には恋愛、時にはアクシ

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    2025年12月18日
  • 氷上都市の秘宝

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    シリーズもので第二作以降が面白い作品は希少だと思う。そこがそうなる!?という展開の意外性、キャラクターの描かれ方の見事さ、どれをとっても飽きずに読み進められた。この調子なら第四部も楽しみ。

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    2025年05月16日
  • ブラック・フォン

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    文句なしに大満足の一冊。ジョー・ヒル「お試し」としては十分すぎる内容。こんなにも気持ち悪くて、こんなにも美しい物語を、様々なスタイルで読めるなんて。
    私のお気に入りは「ポップ・アート」。近年読んだ中で最も美しい物語。イタロ・カルヴィーノの「木登り男爵」のラストを思わせるクライマックスには泣けました。「自発的入院」は本書のなかで唯一中篇と言ってもよい作品で、そのアイデアと恐ろしさは唯一無二。とにかく、ジョー・ヒル、すごい才能としかいいようがない。お父上がいなくなっても(そんな世界は考えたくないが、いずれ訪れるであろう)、これで安心、と思ったホラーファンは私だけではないはず。

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    2022年08月31日
  • 移動都市

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    映像が目に浮かぶような描写が素晴らしい、そして見事に話をまとめたSFだった。
    唯一の問題は、後藤啓介のカバーアートだ。誰だよその顔に傷ひとつない美少女は!

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    2019年07月28日
  • 移動都市

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    児童、若者向けの小説であったというものの、
    登場人物たちの退場=死というものが容赦なく描かれ
    弱肉強食、共食い、食うか食われるかという
    無慈悲な無常な世界・舞台を鮮やかに描きだす。

    さらにわかりやすく、ド汚い裏切り、欲望をむき出し
    の(ラスボスではなく脇役な)悪役も
    物語の彩りとして、主役二人の命と人生・価値観を
    掛けた復讐劇、大冒険を飾っている。

    児童、若者向けのわかりやすいメロドラマ的
    エンターテインメントな死、物語の味付け、
    期待を裏切るサプライズな仕掛けかもしれないが、
    きれいごと、のぞむとおりには終わらせない
    ハードで、ヘヴィーな面を持つ
    優しさだけではないエンターテインメント。

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    2019年04月08日
  • 廃墟都市の復活 上

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    ついに読み終えた移動都市クロニクル。
    「移動都市」「略奪都市の黄金」「氷上都市の秘宝」の続編「廃墟都市の復活」は、第4部にしてシリーズ最終章です。
    第3部で砂上に消えたヘスター。彼女と離れ離れになったトムは、愛娘のレンと共に飛行商人として生計を立てる。ヘスターと喧嘩別れして以降、抜け殻のようになったトムであったが、とある街で思わぬ人物を見かけたことをきっかけに再び冒険の舞台に踊り立つ。思わぬ人物とは今はもう廃墟と化した故郷ロンドンの知り合いだったのだ…

    あらすじと登場人物紹介によって(そして表題からも)、ロンドンの旧知が再登場することがわかります。そんな久しぶりに登場したロンドンと、ヘスター

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    2019年03月12日
  • 氷上都市の秘宝

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    とにかく予想の斜め上を行く展開!
    序盤は素直に話が進まない感じがして、なんだかいきあたりばったりな展開では…?と思っていましたが、読み終わると、本書の第一部では、物語のスタートを切りつつも、フレイアとコールのエピソードを綺麗に結んだんですね。
    また、勢いが増していく終盤、第2弾のしこり(ヘスターがアンカレジを裏切った事実)をうまい具合に回収しつつ、第4弾に繋げるあたりは、なんだかしてやられた感じがします。もちろん勢いはあるんでしょうが、おもしろかった。

    さて、なんといってもヘスターの性格の歪み具合!娘をもったにも関わらず、その歪んだ性格は相変わらずで、ついにその歪みがトムに露呈してしまう始末

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    2019年02月25日
  • 移動都市

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    良作のジュブナイル!!
    久しぶりにこういった作品を読んだからか、いい感じでヒットしました。
    中盤から後半にかけてバッタバッタと登場人物が退場していきますが、これが弱肉強食の色が強い世界観にマッチしており、都合の良い展開にならずに済んでなんだか好印象でした。

    どうやらあのピーター・ジャクソンによって映画化されるようだ。それも楽しみだけど、続編も読もう。

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    2019年02月02日
  • 移動都市

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    60分戦争により荒廃した近未来。
    キャタピラつけた都市が移動して都市を喰らうという設定が奇抜。
    文章としては視点が変わる部分に少し違和感を感じるけれど、
    全体的に絵をイメージしやすく読みやすかったです。
    (この作家はイラストレーターでもあるらしい)

    ストーリーはテンポ良く場面が進み、
    キャラクターもよく立っている。
    顔に酷い傷のあるヒロイン。
    剣術に長けた女船長。
    総じて女性が魅力的。

    SFかというと科学的根拠はあまり薄そうなので
    冒険小説だと思った方が間口も広いかもしれない。
    良質なジュブナイルを久々に堪能した(・∀・)

    「移動都市」といういまいち冴えないタイトルと、
    アラビアン風味の

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    2012年09月30日
  • 移動都市

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    ネタバレ

    壮大なスケールで描かれている物語。
    宮崎吾郎監督が映画化しそう。
    遠い未来の地球。
    全体的に重いけれど引き込まれる。
    史学ギルドと工学ギルド。
    クロームの最後の言葉「ロンドンを守りたかっただけなんだ、強くしたかっただけなんだ」
    人類は同じ過ちを繰り返す。自国の為、自衛の為、他国を脅かす兵器を作り出す。現代の人類が歩んでいる道を突き進み続ければ、この物語のような世界が生まれることもあり得るのかもしれない。

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    2012年08月03日
  • 移動都市

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    ロンドンが動く。動いて、獲物を狩る。
    都市淘汰主義のメリットはなんだかよくわからなかったものの、とにかく面白くグイグイ読み進めてしまう。
    登場人物も魅力いっぱい。
    えっ、ここでこの人物が登場して活躍するの!?となり、ニヤニヤ。
    文句なく面白かった。
    本書は四部作の第一弾らしいので、第二部にも大いに期待。

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    2011年10月28日