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イーサン・ホーク出演
『ブラック・フォン』映画化原作!
閉じこめられた地下室で鳴り響く黒電話。
それは“死者”からの電話だった――
あらゆる恐怖を蒐集したサイコ・スリラー短篇集。
【解説】大森望
誘拐された少年が閉じこめられた地下室で、黒電話が鳴り響く。それはこれまで攫われた“死者”からの電話だった――。
映画原作「ブラック・フォン」を始め、アンソロジストが謎の作家の自宅を訪ねて恐怖に直面する「年間ホラー傑作選」、“風船”の友人との奇妙で温かな友情物語「ポップ・アート」他、ブラム・ストーカー賞などを多数受賞した傑作短篇集『20世紀の幽霊たち』を改題・改稿した特別版!
【収録作品】
年間ホラー傑作選 白石 朗[訳]
二十世紀の幽霊 白石 朗[訳]
ポップ・アート 大森 望[訳]
蝗の歌をきくがよい 白石 朗[訳]
アブラハムの息子たち 安野 玲[訳]
うちよりここのほうが 安野 玲[訳]
ブラック・フォン 玉木 亨[訳]
挟殺 玉木 亨[訳]
マント 白石 朗[訳]
末期 の吐息 白石 朗[訳]
死樹 安野 玲[訳]
寡婦の朝食 安野 玲[訳]
ボビー・コンロイ、死者の国より帰る 白石 朗[訳]
おとうさんの仮面 安野 玲[訳]
自発的入院 白石 朗[訳]
救われしもの 玉木 亨[訳]
ブラック・フォン[削除部分] 玉木 亨[訳]
Posted by ブクログ 2022年08月31日
文句なしに大満足の一冊。ジョー・ヒル「お試し」としては十分すぎる内容。こんなにも気持ち悪くて、こんなにも美しい物語を、様々なスタイルで読めるなんて。
私のお気に入りは「ポップ・アート」。近年読んだ中で最も美しい物語。イタロ・カルヴィーノの「木登り男爵」のラストを思わせるクライマックスには泣けました。...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月01日
洋風世にも奇妙な物語詰め合わせ短編集。
きついホラーは無い。(なんなら表紙がいちばん怖い)
17編あった中で1番のお気に入りは、
純文学系の「ポップアート」。
これは勿論、他にも何個か
読み返したいのがあるので売らずに持っておく。
(マイナーすぎて重版見込めないだろうし)
心揺さぶられたりするほ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年07月31日
2022-07-30
旧版が出た時読みたいなと思ってて読み損ねていた。
なるほど、噂にたがわぬ粒ぞろい。意外と非ホラーの作品(怖くない訳では無い)が多かった印象。
気に入ったのは、「ポップ・アート」「ボビー・コンロイ、死者の国より帰る」「マント」あたりかな。野球小三部作は、やっぱりよくわかんないや。...続きを読む
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