安野玲のレビュー一覧

  • 移動都市

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    ネタバレ

    壮大なスケールで描かれている物語。
    宮崎吾郎監督が映画化しそう。
    遠い未来の地球。
    全体的に重いけれど引き込まれる。
    史学ギルドと工学ギルド。
    クロームの最後の言葉「ロンドンを守りたかっただけなんだ、強くしたかっただけなんだ」
    人類は同じ過ちを繰り返す。自国の為、自衛の為、他国を脅かす兵器を作り出す。現代の人類が歩んでいる道を突き進み続ければ、この物語のような世界が生まれることもあり得るのかもしれない。

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    2012年08月03日
  • 移動都市

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    ロンドンが動く。動いて、獲物を狩る。
    都市淘汰主義のメリットはなんだかよくわからなかったものの、とにかく面白くグイグイ読み進めてしまう。
    登場人物も魅力いっぱい。
    えっ、ここでこの人物が登場して活躍するの!?となり、ニヤニヤ。
    文句なく面白かった。
    本書は四部作の第一弾らしいので、第二部にも大いに期待。

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    2011年10月28日
  • 移動都市

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    良質なジュブナイル。
    宮崎アニメみたいだ、という感想はわかるけれども、より正確に言うなら、宮崎アニメが海外のジュブナイルを真似て造られているという事が本書を読むとよくわかる。
    指輪物語しかり、ハリー・ポッターしかり。
    その伝統に乗っている作品。
    個人的には、ジブリよりガンダムシリーズを連想した。特にターンエー。最後は富野的。キャラクターがどんどん…ゆく所が。

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    2010年04月05日
  • 移動都市

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    戦争で荒廃した未来。都市が移動することでほかの都市を食らい肥大化する世界のおはなし。弱肉強食、都市の個性がまた面白い。
    なんか最近はやってる(らしい)「鋼殻のレギオス」ってのに似てる気がするな。設定の一部がね、でもぜんぜん違う!
    映画にしたらさぞ面白いのではないかと!!
    何のとりえもないような少年が大冒険をして一人前になる物語ですかね。ヒロインがかわいくてお金持ちだったり、醜いけど強い子だったり・・二人の間で揺れるところもうまいなぁと。
    大冒険と未来と廃墟好きな方へ。

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    2010年04月03日
  • チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ

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    ”ハリガンさんの電話“と2部作。チャックは映画が良かったので原作も読みたくて。原作にほぼ忠実な映像化。ダンスシーンでは映像の方がリアルに感じられたり。頭の中で映画のワンシーンを思い浮かべながら読んだ。
    ハリガンさんは少し不思議な怖さがあり想像力をかきたてられドキドキ。
    2作品とも読みやすかった。
    映画ももう1度観たくなりました。

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    2026年06月21日
  • もし血が流れれば イフ・イット・ブリーズ

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    表題作は、ファインダーズものとは思わずに読み始めたけど面白かった。ホリーどんな人だったっけ?とうろ覚えすぎたけど。良くも悪くも初期の短編とかの人間外の不気味さ全面と、映画的ハッピーエンドでサクッと楽しめた。ラットは作家の苦悩と欲望が垣間見えるのも良き。大体教師とか講師しつつ、作家してるよね。こういうところやエージェントがいるのが日本作家と違うところでそういった点が知れるのも楽しい。

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    2026年06月17日
  • チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ

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    ''チャック''よりも「ハリガンさんの電話」の方にミステリアスな好印象が残った。
    そもそも映画未視聴で前知識無しに、映画の評判に釣られて読み始めたので、巷間言われる素晴らしいダンスシーンも文字ではあまり感じられなかった。
    それでも「利休にたずねよ」のような現在から過去に遡る小説は好みではある。
    今まで翻訳本に拒否感があったのだが、本作の読みやすさに考えを改める事が出来た。

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    2026年06月07日
  • チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ

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    映画『サンキュー、チャック』がとても良かったので、原作も。
    ずーっと読んでみたいと思っていたのですが、何から手をつけていいか分からず、初のスティーブン・キングです。

    『サンキュー、チャック』の原作「チャックの数奇な人生」とは別に「イフ・イット・ブリーズ」という短編の2篇から書籍化されていて、物語としてはイフ〜の方が引き込まれました。

    これもNetflixで映画化されてるようなので観なければ。

    チャック〜の方は映画がかなり小説を補完していて、どちらかというと映画の方が見応えがあったと思いました。

    小説をほぼそのまま映画化されていたのですが、地球が破滅していく様子や、ダンスシーンなど、映像

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    2026年06月05日
  • チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ

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    長編のキングも良いけれど、中篇でもこの読み応え、さすがです。
    表題作のチャック、不思議な世界観。
    ハリガンさんの電話の方がどちらかといえば好み。

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    2026年05月23日
  • チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ

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    久しぶりに読んだキング作品だったが、やはり面白かった。特に『ハリガンさんの電話』が印象的。少年と老人の温かな交流から、じわじわと不穏な空気に変わっていく展開が見事。「イフ・イット・ブリーズ」は、 “If it breathes” だと思っていたが、実際は “bleeds” 。編集部覚書によると「流血沙汰になれば、トップニュースになる」という、アメリカのメディア界で使われる言葉らしい。次巻に収録される“If it breathes” のホラー感に期待。

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    2026年05月20日
  • チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ

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    表題作のチャックの数奇な人生は、少し不思議な世界観の話。

    ハリガンさんの電話の方が圧倒的に好みだった。
    実際には幽霊なんてありえない。と思いながらも、本当はハリガンさんが殺してしまったのかもと思いながら生きていく。その葛藤だったり、恐怖だったりがとても面白かった。

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    2026年05月19日
  • チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ

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    気になる映画の原作なので読んでみる。中篇小説が2つ収録されている。前半の『ハリガンさんの電話』は若干ホラー気味だが老人と少年の交流を描いた話。後半の『チャックの数奇な人生』は映画life of chuckの原作。キングらしい人生賛歌。

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    2026年05月10日
  • チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ

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    ネタバレ

    ハリガンさんの電話
    かなり泣けた。
    ハリガン氏と主人公の絆を感じて。でもそれだけじゃない不思議な要素もあって楽しめた。

    チャックの数奇な人生
    誰しもの人生にもそれぞれの輝きがある、と思わせてくれる話。
    映画も観たけどどちらも余白があって素敵だと思った。

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    2026年05月06日
  • チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ

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    スティーヴン・キングの中編集。
    『ハリガンさんの電話』と表題作『チャックの数奇な人生』が収録されています。
    『ハリガンさんの電話』は、少年と偏屈なおじいさんという設定がキングらしさを感じます。ハートウォーミングでありながら、ホラー要素もある内容が私好みでした。
    『チャックの数奇な人生』は、第三幕から始まり、第一幕で終わるという構成にも仕掛けがあり、少しわかりにくい部分もありました。ですが、読み終わったあとに頭の中で整理してみると、「なるほどなぁ」とじんわり切なくなりました。
    キングの長編を読み慣れている方には少し物足りなさを感じる作品かもしれませんが、キング初心者にはオススメです。

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    2026年05月02日
  • チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ

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    スティーブンキングの小説、初めて読んだ!
    キング原作の映画は好きで山ほど読んでるが小説は初めて。
    中編という事もあってか、読みやすかったし面白かった!

    ちょうど、ストレンジャーシングスを一気見した後だったから、舞台であるカントリーアメリカがイメージしやすかった。

    1話目のハリガン老人の話は泣けるヒューマンかと思いきやホラー要素もありで秀逸だった。

    2話目のチャックの奇妙な人生は、どことなく藤子不二雄を彷彿としてしまった。若干、ストーリーが繋がらなくモヤモヤしたが、雰囲気だけでも良かった!

    映画を見て補完する事にしよう!

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    2026年05月01日
  • 再誕の書

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    キアヌ・リーヴスが原作者であるコミックス「BRZRKR」の世界観をもとに、SF作家チャイナ・ミエヴィルが自由に書き上げたという本作。
    わりとキアヌガチ勢なので、内容がどうであれ最後まで読もう、という完全にファンムーブな気持ちで手にとった。

    8万年生きる不死の男、B。
    脳内では終始キアヌの姿で再生され、個人的にはそれだけでもかなりテンションが上がる。
    キアヌを抜きにしても、スケールの大きな神話のような物語に心を掴まれた。

    本作は、過去と現在を行き来し、章ごとに時代や場所が飛び回る。加えて、語りの人称も次々に切り替わるため、一気に読まないと、細部を忘れてわけが分からなくなりそう、ではある。

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    2026年01月10日
  • 廃墟都市の復活 上

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    シリーズ4作目。最終巻の上巻。
    やはり、めちゃくちゃ面白い。

    とりあえず上巻を読み終えた時点で言えることは、シリーズ1作目から4作目まで、なるべく一気に読んだ方が良い、ということ。

    シリーズ第1作『移動都市』からシリーズ第3作『氷上都市の秘宝』までに登場した人物、都市、飛行船、世界情勢などが全て引き継がれ、シリーズ第1作から第3作までのことを覚えていればいるほど面白くなる。
    文章からその時の情景が浮かび、それがそのまま面白さとなる。

    これだけ多様な人物や都市や飛行船が登場し、それぞれが多様な動きを見せ、多様な人間関係が描かれ、それぞれの思惑や気持ちが描かれるのに、グチャグチャにならないど

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    2025年12月16日
  • 氷上都市の秘宝

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    シリーズ3作目。前作から16年後の世界だが、前作の完全なる続き。
    シリーズもので、どの作品もここまでちゃんと面白いのは珍しい印象。シリーズものと言えばだいたい中だるみするか、別の方向に行ってしまう印象があるから。

    本作は、「移動都市」と言いつつも、「都市が移動する描写」はほぼ描かれないのがちょっと寂しい。
    ①娘レンが連れ去られたので、取り戻す
    ②娘レンが持ち出したブリキの本が重要っぽい
    という2本軸で進む。

    次作へ続くこと前提の描かれ方なので、本作を読んだ方は(自分も含め)細かいことを忘れないうちに次作も読んだ方が良いでしょう。

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    2025年12月11日
  • 掠奪都市の黄金

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    シリーズ2作目。前作を読んでること前提の作品。
    『掠奪都市の黄金』というタイトルから、金塊的なものを探す系アドベンチャーかな?と思ってしまうが、全く違う。
    黄金とは、他の移動都市を喰らう掠奪都市が、「獲物の情報くれたら莫大な報酬を出すよ」というその報酬のこと。

    シリーズ1作目と4作目は賞を取っているらしく、2作目と3作目は賞を取っていない、という前提知識があったが、意外や意外、前作と同様に面白い。
    面白さの感覚も前作と全く同様で、「いきなり別ベクトル行っちゃいました」という、シリーズものにありがちの「やっちまった感」が全くない。

    ①氷上移動都市アンカレジ
    ②巨大掠奪都市アルハンゲリスク

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    2025年12月07日
  • 掠奪都市の黄金

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    1冊目がものすごく面白かった作品の続刊は基本的に期待しないようにしているんだけど、これは健闘したと思う。さすがに1巻目のようなスピード感はないにせよ、しっかり予想を裏切ってくるのは変わらず、やはり先を読みたくなる展開だった。この調子でシリーズ読破したくなる。

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    2025年01月17日