藤井太洋のレビュー一覧

  • Gene Mapper -full build-

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    ネタバレ

    近未来を描いた物語。
    単語や背景の理解に最初時間がかかったものの、本当にありそうな話しで一気に読むことができた。
    よくある?遺伝子を組み替えるのではなく、遺伝子すべてを人工的に作りそれが生命として誕生する、なんてできるのか?と読み終わった後考えてしまいました。すごくおもしろかったです。

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    2022年03月28日
  • オービタル・クラウド 上

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    ネタバレ

    ――

     スペクタクル。もうほんと、そんだけ。

     純粋なSF、であると同時に科学ミステリ。サスペンス大作でもあり、冒険小説でスパイ小説でお仕事小説でもある。むしろ含まれてない要素はなんだ。ラブコメ? ちょっとある。

     物語のスケールが地球規模なので、沢山の立場の沢山のひとたちが出てくるわけだけれど、皆がみなそれぞれの場所でそれぞれの肩書きの上でしっかりとキャラクタしているからとてもとても魅力的。こんなに登場人物の顔と名前が一発で入ってくることあんまりない。真っ黒な悪人が居ないというのも好み。
     にしても宇宙のふたり(笑)は本当に魅力的かつ、最後に美味しいところを持っていくキーパーソンにもな

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    2022年02月08日
  • オービタル・クラウド 上

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    IT詳しい人が書いた感じはするけども、なんかワクワクしない。
    2022からだと8年前、単行本だともっと前かもしれないけどさほど陳腐化した感じもしない。

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    2022年02月06日
  • ハロー・ワールド

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    面白かった!
    短編集なのでサクッと読むことができる。

    SFというジャンルだと「オデッセイ」や「AI崩壊」のような派手なファンタジーを思い浮かべがちだけど、この作品は極めて日常に近い。
    エンジニアの日常がここまで物語として面白く昇華されていることに感激です。GoogleやGitHubみたいな固有名詞が出てくるのもリアリティがあってよい。
    作者がエンジニアだからなんですね。コードも書けて小説も書ける、すごい才能だ。

    どれも面白かったけど、「五色革命」が1番好きかなあ。

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    2022年01月26日
  • ワン・モア・ヌーク(新潮文庫)

    M

    購入済み

    おもしろい

    藤井さんの小説はこれで3冊読んだが、ハズレ無し。学識的に理解できない内容もあるが、ストーリーがともかく面白い。これからも期待。

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    2021年12月17日
  • Gene Mapper -full build-

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    ソフトウェア×遺伝子工学の近未来を描いた作品。ミステリー仕立てで最後まで飽きずにハラハラ読めた。ツールのインターフェースや、コードの書き方でauthorの技術力がわかるなどエンジニアあるあるみたいなネタも散りばめられていた。メッセージとしては、テクノロジーの急速な発達に対する人々の見方の正しい姿を描いている。MR技術を身体改造によって受け入れられている社会の実現性に関しては疑問を抱いた。

    0
    2021年12月14日
  • Gene Mapper -full build-

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    遺伝子をマークアップし、スタイルシートでデザインして遺伝子組換作物をフルスクラッチで作ると言う発想がまず面白い。それを取り巻く環境や背景の設定もかなり綿密で「いつか本当にこうなるかも」と思わせるリアリティすらある。
    科学的な知識がなくてもスムーズに読ませる明快さ、ギブスンやディックを思わせる拡張現実の描写も見事でこれがデビュー作とは思えないほど。面白かった。

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    2021年12月11日
  • ワン・モア・ヌーク(新潮文庫)

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    あぁSFエンターテイメントだった。
    ワンモアヌーク。
    最初はなんか面白くないかもと思ったけれど尻上がりにドキドキしていった。
    スマートフォンがこんなに出てくる小説初めてかも。
    令和2年発行なんだね。そりゃスマートフォン使ってるよね。

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    2021年12月01日
  • 公正的戦闘規範

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    SF短篇が5つ。カバーは表題作の山場、近未来の中国での対テロ戦です。テロリストを倒すのは未来兵器なのですが、戦闘への人の関わり方を考えたお話しです。戦闘能力を持ったドローンが大量生産されたら怖いですね。

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    2021年11月18日
  • オービタル・クラウド 上

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    藤井作品には今でも実現できそうな技術が登場し、それを扱うエンジニア達の活躍は爽快です。本作品の要となる宇宙技術も実験されてると解説にありました。

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    2021年11月18日
  • オービタル・クラウド 下

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    映画のような純粋娯楽作品。SF用語の連発は、理解できなくても雰囲気で味わい、後は話の展開で楽しめると思います。
    解説にもあったように、登場人物全てまともで、変なストレスのない展開になるのは好き嫌いが別れるか?

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    2021年09月29日
  • オービタル・クラウド 下

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    映画を見ているような感覚でした。

    親ガチャと言われているように、生まれや育った環境により、本来画期的な発明を行う可能性を奪ってしまっている現状は寂しいと感じました。

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    2021年09月19日
  • ビッグデータ・コネクト

    購入済み

    デジタル時代のミステリー

    テンポが早く、スピーディーに進むストーリーは上出来の小説です。

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    2021年08月16日
  • ハロー・ワールド

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    あとがきにもあったが、藤井さんのすごいところは、IT関係者にも、関係していない人でも面白いと感じさせる文章と話の構成の組み立て方だと思う。
    今作は自身に近い人物を主人公として、いくつかの短編で構成されており、ビジネスを含めた緊張感のある対人でのやりとりも、ソースを書くときのそのシステムの思想もうまく言語化されていて、純粋に話として面白かった。
    表題のハローワールドも面白かったが、個人的には特異点が好き。

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    2021年07月31日
  • ワン・モア・ヌーク(新潮文庫)

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    オリンピックを控えた3月11日に東京で核テロをやろうというお話。物語は核物質が東京に持ちこまれてからの、5日間を描いています。いろいろな人物の思惑が交錯しますが、淡々と進んでいく時間が緊張感をあおります。
    藤井さんの小説は技術者目線のお仕事小説の傾向が強いですが、本作はサスペンスに徹している感じ。テーマについては、なかなか考えさせられますね。

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    2021年06月20日
  • ハロー・ワールド

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    主人公は何でも屋と自分を卑下していますが、何でも屋であるがゆえに人を結びつけるハブとして機能してる。この小説は2020年ころのネット事情や技術を描いていますが、メインテーマは自由なコミュニケーションだと思う。
    技術的な素養は求められないけど、楽しむためにはある程度のネットリテラシーは必要かも。

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    2021年05月30日
  • ハロー・ワールド

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    面白かった。

    時が経つごとに住む場所や関わる内容は変わっているが、何でも屋という立場と隠し持つ熱い気持ちは変わらない主人公。
    内容はIT周り(検閲、ドローン、仮想通貨等)の様々なテーマを取り上げられてつつも、読みやすい。

    ・TwitterやFacebook、そしてGoogleは移動を許さない、サービスにへばりつくか、やめるかだ
    ・西海岸の連中はたまたま手に入れた成果をたまに与えられた政治力であるかのように考えている
    ・何より悪かったのは、僕が「無理だ、助けて」と声を上げることができなかったことだ

    というように、フィクションでありながらもリアルさも感じられる1冊。

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    2021年05月27日
  • ハロー・ワールド

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     「面白い」VS「難しい」のせめぎ合い……! 現実、というか現代におけるネット社会で実際に起こり得る題材をエンタメに仕上げている、の、だと思うのですが……畑違い過ぎて「事実」と「創作」の境界線がさっぱり分からず; 驚きどころも笑いどころもピンとこない自分の知識のなさが憎い……orz
     分からないながら、ビットコインのルーツや仕組み、検閲の問題など、物語以前に大変興味深くて面白かったです。自分の全く知らない世界を覗き見たという印象。一技術者ながら、倫理観を持ってネット社会の闇に真っ向から立ち向かう文椎さん、格好いいですね。世界はこういう人たちが回しているんだなぁ……。

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    2021年05月12日
  • 銀河英雄伝説列伝1

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    ネタバレ

    銀英伝公式同人誌な短編集6編。どの作家さんも普通に外伝を読んでいる気持ちになって懐かしく嬉しい。同盟派なのでヤンの士官学校時代の仲間とのやり取りには終始にやにやしてしまう。著作既読は小川さん石持さん太田さんの3人だったけど皆それぞれの持ち味も上手く混ざっていて流石だと感心した。特に石持さん「士官学校生の恋」におけるキャゼルヌ夫人の名探偵っぷりが正に石持さんでまたこんな過去があるから皆頭上がらないのねー、と本編に繋がりそうな違和感の無さが凄い。藤井さんの「晴れ上がる銀河」ゴールデンバウム王朝初期時代といった一見枠外に思わせて実は礎だったのがとても良かった。締めも効いてる。第二弾あるかな。

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    2021年05月09日
  • ワン・モア・ヌーク(新潮文庫)

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    東京に原子爆弾を仕掛けたテロリスト。予告時刻は3月11日の午前0時。それを阻止するため、公安部やCIAが動く。


    題名の「ヌーク」とは核という意味。東京に原子爆弾を仕掛けたということで、それぞれの登場人物にスポットをあて、同時進行で物語が進行するので、昔の「24」を見ているような躍動感がありました。危機が迫る中での勢いが読み手にまで伝わり、約600ページという量でしたが、あっという間な感じがしました。ただ、詳細に見てみると、これはどういった状況?といった情報量の多さや今の状況が、頭の中で整理しづらかった部分もありました。登場人物も多く、最初のところで一覧表があってもよかったかなとも思いました

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    2021年04月07日