無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
熱い。とてつもなく熱く、そして尊かった。
サフィール3の異常な機動から、国際宇宙ステーションを
狙う軌道兵器であるという噂が広まりつつあった。
北米航空宇宙防衛司令部のダレル・フリーマン軍曹は事態の調査を開始。
一方、著名な起業家ロニー・スマークは民間宇宙ツアーPRのため、
娘のジュディと共に軌道ホテルに滞在しようとしていた。
調査を続ける木村和海は、
全ての原因が新型の宇宙機スペース・テザーにあるという情報を
イランの科学者ジャムシェド・ジャハンシャ博士より得る。
迫り来るスペーステロの脅威。それに立ち向かう下巻。
スペース・テザーを使ったテロの全貌が和海たちの手によって
段々と解明されていく。北朝鮮と手を組んだ白石蝶羽の計画。
けっこうズシッと来るものがあった。
全てが全て、この小説で描かれた通りではないだろうが、
それでも持たざる者たちになるしかなかった彼らの無念さは伝わった。
そしてそれが、歪んだ感情にすり替わってしまうのもまたわかる。
白石やジャハンシャ博士の思いはかなりの重さだった。
だからこそ、簡単に止められる代物ではないという構図。
それに対し、和海や明利の元に国境や立場を越え集結する仲間たち。
チームとなりテロを食い止めるべく奔走する姿はとても眩しかった。
ただの金持ちだと思っていたロニー・スマークやオジー・カニンガムも
ちゃんとした役割と熱い言葉が用意されていて、胸アツな展開が続いていく。
下巻はハラハラドキドキ、そして王道のストーリーが待っていた。
確かに穿った見方をすれば都合が良い展開で片付けられてしまうが、
本来エンタメとはそういうもの。読む人を熱くできるかどうか。
そういった意味でも、この作品は間違いなく自分の胸を熱くさせてくれた。
よくもまぁこの複雑怪奇な設定と事象を、ここまでエンタメに昇華できるものだ。
ラストに描かれる展開は、是非とも実写で観たいと思ってしまった。
とても実写化に向いている作品だということは間違いない。
ちゃんとお金と時間を掛ければ、とんでもない傑作になりそう。
時代よ、早くこの作品に追いついてくれ。
Posted by ブクログ
意外な人があっけなく退場したり、
意外な背景を持つ人だったり、
意外な変貌を遂げる人だったり。
何十年も先には、技術的に時代遅れになるかもしれない、
世界の情勢も変わっているだろう。しかし大国と
そうではない国、そうではなくなっていく国、
そこに生まれてしまった人、本当に輝ける場を
探す人、世界・宇宙の複数の舞台で、
それぞれに自分の持つ能力を存分に発揮しながら、
チームとして事態を解決していく爽快感。
SF、サスペンス、スパイアクション、
映画が似合うエンターテインメント!
みなが真剣ななかでも、わかりやすく前向きで明るく
ふるまうスマーク親子のやり取りや、オジーが
よいスパイス。一代で巨万の富を得て、
さらに夢を追い続けられる資本ドリームには
ちょっと嫉妬するけど。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
ラノベ
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸