藤井太洋のレビュー一覧

  • Gene Mapper -full build-

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    時代的には、2030年代後半の設定になっています。その頃、この様にAR全盛の事態になっているかは不明ですが、いまでVR元年とか言われていますからねぇ。ARが、これほどではないにしても、今よりはもっと進んでいるでしょうね。

    また、時代設定がそういう時代設定なので、物語で出てくるエピソードが、既に起きて、過ぎているはずです(笑)。実際には、この作品で言うような事は起きていないのですが、SFで表現されたことは、バック・トゥー・ザ・フューチャーの例を引くまでも無いですが、その後に実際に起きているので、いつしか何か、これに近い事が起きるのでしょうね。

    この作品は、だいぶ極端な方向に降った内容だと思い

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    2017年09月23日
  • 公正的戦闘規範

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    悪くない、悪くないんだがいかんせん地味なんだよね。
    表題作は、ドローンによる無差別攻撃から闘争を戦場に閉じ込めることで公正さを確保するという考え方は面白かった。でも、自分の中の小さなミリオタを満足させてくれるようなくすぐりがなかったし、もっと風景描写を入れたら場面的な奥行きが出ると思うんだが、うーん。地味。。。メカニズムが人間の何かを変えるというのを見たい気がする。
    常夏のなんちゃらというのは、それが味わえてすごくよかった。

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    2017年09月13日
  • Gene Mapper -full build-

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    ◯ジーンマッパーという職業や、蒸留作物の考え方はバイオSFらしいガジェットで楽しい。
    Δ主人公自身に謎がないため魅力がない。むしろ周りのキャラクターがトリックスターばかりで、物語の牽引力バランスがいまいち。

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    2017年02月08日
  • ビッグデータ・コネクト

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     IT業界の苛烈さは伝わってくるが、ITエンジニア誘拐事件に至る過程って、あまりに陳腐過ぎてことばにならず。文庫本の帯コメントから、期待大であったから尚更ざんねんの一言。多少救われるのが、過去に冤罪で逮捕され、捜査に協力する武岱のキャラが立っていたことぐらいかな。

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    2017年02月02日
  • 伊藤計劃トリビュート

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    ネタバレ

    藤井太洋「公正的戦闘規範」★★★
    伏見完「仮想の在処」★★★★
    柴田勝家「南十字星」★★
    吉上亮「未明の晩餐」★★★
    仁木稔「にんげんのくに」★★★
    王城夕紀「ノット・ワンダフル・ワールズ」★★★
    伴名練「フランケンシュタイン三原則、あるいは屍者の簒奪」★★★★★
    長谷敏司「怠惰の大罪」★★★

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    2019年09月04日
  • ビッグデータ・コネクト

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    マイナンバー制度を利用して個人情報を収集し悪用しようとする組織と戦う刑事たち。以前に逮捕したが起訴できなかったハッカーと協力しようとするが。
    物語は何故かボンヤリとして読みにくかった。それ以上にシステムエンジニアたちの闇が酷い。ここまでの奴隷根性は日本だけだと思うが、ありそうで怖い話だった。

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    2016年07月03日
  • 伊藤計劃トリビュート

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    いろんな作家さんの短編集。
    伊藤計画っぽさとかは問うていないらしい。
    伊藤計画らしいのもあれば、全く違うものも。
    影響を受けて書いた作品というところでまとめてもこれだけ幅のある短編になるんだなあと感心しました。

    個人的には、「怠惰の大罪」という作品が面白く、「公正的戦闘規範」という作品が伊藤計画っぽいかなと思いました。

    読むのに結構時間かかってしまいましたが、その他の作品もお薦めです。

    伊藤計画さんの本を読んでなくても楽しめると思う。

    短編集なのに長編の冒頭だという作品が複数有り、(「怠惰の大罪」もだけど・・・)何だよ~という感じだったので星3つ。

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    2016年07月01日
  • 伊藤計劃トリビュート

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     今は亡き伊藤計劃。
     彼に贈る儚さに満ちた物語。
     サイコパスまんまだなぁ、とか、ブレードランナーだなぁ、とか、ディックだなぁ、とか。
     藤井さんのゲームの大元が、っていうのは実際ありそうだなー、とか。
     殆どが、血にまみれ肉にまみれ、痛々しい箇所もありますがそれもご愛嬌。

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    2016年04月06日
  • ビッグデータ・コネクト

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    ビッグデータという割には犯罪のスケールが少々、小さいのと、主人公の造形に無理があったかな。いずれにしろ、他の作品でも感じるのだが、この作者の人物造形は物語を進めるために都合よく能力を持った脇役を配するので、都合よく、そんなに有能な人物たちが登場するのかなという点でリアリティが乏しい。

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    2016年02月28日
  • Gene Mapper -full build-

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    ネタバレ

    オービタルクラウドがよかったので過去の作品も読見たく成り手を取った。オービタルクラウドでも思ったが、本作でも都合よく主人公の周りに有能な人物が集まっているという展開は相変わらず。少々、怪しい人物がどう関わるかが物語の肝ではないかと思ったが、思ったよりもひねりはなかったのが残念。また、そもそもの物語のキーとなるフルビルドの遺伝子組み換え生物の設計図を描いた肝心の部分が軍用としてしか描かれておらず、そこを深堀しておらず、そこから派生する問題をデータ公開という形で収束させている。本当に軍用であれば、そんなに簡単にデータ流出するか、また、そのような意図を持つ人物をほっておくのかという点が疑問。

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    2016年02月06日
  • 伊藤計劃トリビュート

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    「未明の晩餐」「仮想の在処」「フランケンシュタイン三原則」がよかった。「ノット・ワンダフル〜」は露悪的すぎて感心しないけど、後期クィーン的問題なのはよかった。

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    2015年09月03日
  • Gene Mapper -full build-

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    和風サイバーパンク。
    規模の小ささ加減がほほえましいですね。(^^;
    お約束の造語やら、仮想現実やらが、初期のサイバーパンクと比べてあまり進化していない感じは、わざとですかね?
    現在と地続きの近未来 SF として、大変に読みやすいお話でした。

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    2015年06月27日