藤井太洋のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
出張のお供に小説を持っていきました。
犯罪小説はあまり得意ではないのですが、
テクノロジーな世の中になっているので、
それに関連しそうなネタであって、
ちょっと新しい著者にトライしてみたいということで
この小説を読んでみました。
ビック・データ時代に警笛を鳴らすような小説で、
これからはますますデータを扱う人の
倫理観が求められてきそうな小説です。
著者はもともとIT業界出身のようで、
至る所に出てくるテクニカルタームが素人には理解できません。。
でも、小説の大枠はちゃんと理解出来て、
スリリングな展開を楽しめるので、問題ありません。
IT系の人なら業界のことをよく理解しているので、
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Posted by ブクログ
読み終わってから少し経ってしまった。
自分としては『ハローワールド』くらいの軽さが読みやすかったので、プログラミングとかメカニックな面では付いていけなかったかなー。
ただ、表題作「公正的戦闘規範」の世界観は好き。
利用された者の持つ恨みと復讐の繰り返し。
そこに知恵と技術が集まれば、盤面をひっくり返すことなんて容易くて、けれどひっくり返された盤面が「勝ち」を現すとも限らない。
民族衣装に身を包みながらロボットに騎乗して殺戮する彼女の姿は、倫理的な面を無視すれば否応なしに格好いい。
そうして彼女が君臨するであろう世界を、また別の技術が乗っ取り、塗り替えてゆくであろう未来。
まさに、諸行無常