藤井太洋のレビュー一覧

  • ビッグデータ・コネクト

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    藤井太洋。サイバー捜査官と過去にウイルスソフトに関わった容疑で勾留し、不起訴になったハッカーがITエンジニア誘拐殺人事件の捜査に挑む。捜査官は捜査への協力としてハッカーを監視することになる。
    エンジニアたちの過酷な労働環境などは作者の体験談なのだろうか。IT関連には明るくないが雰囲気だけでも楽しめた。黒幕が正体をあらわすのが唐突でもう少し腹の探り合いが欲しかった。

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    2023年07月26日
  • 東京の子

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    ジャンル分けが難しすぎる。そんなにレベルの高くない学校が奨学金をばら撒いて生徒を集め、学校と組んだ企業に就職すればその返済は優遇される。なるほどたしかに一度その経済圏に入ってしまったら抜け出すことは難しい。一方でストーリーとしては巨悪と戦うわけでもなく、どちらかというと青春小説っぽさが強い。パルクールは良いアクセントだった。

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    2023年03月26日
  • ハロー・ワールド

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    ひとりのエンジニアを主人公にした連作短編集。まさに「エンジニアの夢」がいっぱい詰まった小説!動くものを作るワクワク感がヤバいです!なんか作りたくなる~!!

    色々な技術を取り入れているが故に…ストーリー上の都合だと思いますが…技術的にやや不自然な描写があるのが(わりといつも大なり小なりあるのですが)いつもより気になってしまいました(汗)。あ、でも51%攻撃を多数派攻撃と表現したのは、わかりやすいなぁと思いました。


    いつも“Hello World”じゃなくて“test”とか適応に書いちゃってますが、これからは新しい言語を始めるときは、“Hello World”でいきましょう!

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    2023年03月26日
  • 第二開国

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    とても面白かった。途中で真のテーマが分かった時は、なるほど!と驚き、そこから一気に読みすすめた。最後は見事なエンタメ展開。ただ、警察関係のキャラクターが少々やり過ぎなのが好みではなかった。

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    2023年01月23日
  • オービタル・クラウド 上

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    SFといえばSFなんだけど、宇宙を背景にしたサスペンスというかテロ事件に立ち向かう1人の民間人、という感じ。最初は登場人物がたくさん出てきてどういう状況なのかよく分からなかった。読み始めるといっきに進む。

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    2022年12月24日
  • 東京の子

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    裏書から、サスペンスやミステリーの類だと思って読み始めた。でも実際には、今の、また近い将来の社会問題や若者たちの生き方に関する青春小説だった。これはこれで、いいかも。

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    2022年07月26日
  • Gene Mapper -full build-

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    私にとっては、おもしろいんだけども、めっちゃくちゃおもしろいわけでもない、くらいでした。

    あと表紙のイメージほどSFっぽくないというか、いや、しっかりSFなんだけど題材が地味というか……。
    たとえば攻殻機動隊であれば光学迷彩で体を透明に見せたりするけども、そういうもんじゃなく、いまのzoomとかが進化してバーチャル空間がめちゃくちゃ進化してるでぇくらいの。
    お話のメインは作物なので、地味と感じる理由はそこにもある。遺伝子組み換えがめっちゃ進化したから、最強のお米作れるで!イネ自体に色つけて最強の田んぼアートもできるで!光ったりするで!みたいな話。

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    2022年03月17日
  • ワン・モア・ヌーク(新潮文庫)

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    ちょっとイライラすることがあったので、手元にあった小説を読んでみました。
    結論から言うと、こういうときに読むべき小説ではなかった、笑。
    とういうのも、テーマや著者の問題意識がが重い、重い。。

    さらに今現在のロシアのウクライナへの侵攻のタイミングで、
    ロシアが核を使うぞという脅しをかけている状況では、
    まさしく核や放射能の危険性を伝えるタイムリーな小説と言えそうです。

    ちょっと重かったけれど、著者は核や放射能について正しく認識してほしいという
    問題意識を持っていたのではないでしょうかね。
    そういう意味では、著者の目的は達成できている小説家と思います。

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    2022年03月14日
  • Gene Mapper -full build-

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    ネタバレ

    将来は、この本のように完全人工な動物や植物ができると思います。

    人間は一つの遺伝子が欠落、もしくは異常を持っているだけで、完治が難しい病を患ってしまう、か弱い生き物です。
    だからこそ、希望を持ち技術と向き合う必要があります。

    私の頭が悪いせいですが、設定に入り込むのに少し時間がかかってしまいました・・・

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    2021年11月13日
  • 銀河英雄伝説列伝1

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    30年以上前に愛読した小説が今だアニメ化され、漫画化され広く愛され続けるのは感慨深い。その上に新作トリビュートまで出版されるとは!
    6作のうちでは石持浅海さんの作品がいちばん銀英伝ぽくもあり、かつ作者ならではの持ち味もありよかった。

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    2021年09月16日
  • ワン・モア・ヌーク(新潮文庫)

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    東京オリンピックを目前にした2020年3月、東京で原爆テロが発生する。
    世界中が新型コロナ禍にあえぐ中、1年遅れのオリンピックも終わり、イスラム国が息を吹き返したいま読むにはなかなか面白そうだなと思ったのだが、まさかの苦戦。テロの首謀者に本気度が足りなかったせいか、ぼくの頭が熱気でダメになったせいか。ちょっと(いや、かなり)不満の残る読後感だった。

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    2021年08月31日
  • ハロー・ワールド

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    白髪を蓄えた著者の風貌が記憶に新しいので、私小説的なフィクションと言われると妙に納得する。作中で取り扱う題材はアプリにGPS、ドローンにSNS、そして極め付けが仮想通貨。ITにとことん疎い私には現存技術と創作との境界線を判別出来ないが、知識と経験で苦難を乗り切る文椎の姿には爽快感を覚える。相変わらずキャラクターの掘り下げが浅い印象は否めないけれど、これも著者の作風だとようやく腑に落ちた気がする。こと今作においては、IT社会を巡る問題、課題、そして著者の描く展望そのものが作品を司る主人公格だった様に思えた。

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    2021年03月28日
  • ハロー・ワールド

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    自称「何でも屋」のIT技術者、文椎(ふづい)が、プログラミングで世界を変える!
    日本にとどまらず、世界に影響を与えるアプリを開発するが、予期せぬ形でデモや政治活動に利用されてしまう。
    IT技術を使えば何でもできてしまうことに、夢を感じるが、生々しい問題も起こりうるんだなぁと怖くもなる。
    自分を「何でも屋」と思っている文椎さん、実は英語もできるし、交渉術も長けているし、とてもできる人。
    ITに携わっている人には、今のトレンドも分かるし、面白いお仕事小説だと思う。

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    2021年03月10日
  • 銀河英雄伝説列伝1

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    【収録作品】小川一水「竜神滝(ドラッハ・ヴァッサーフェル)の皇帝陛下」/石持浅海「士官学校生の恋」/小前亮「ティエリー・ボナール最後の戦い」/太田忠司「レナーテは語る」/高島雄哉「星たちの舞台 」/藤井太洋「晴れあがる銀河」

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    2021年03月06日
  • 銀河英雄伝説列伝1

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    これはオリジナルを読んでから読むべきだった。
    これだけでもわかるけど原作での人々の関係を理解した上で読めばより味わい深くなったはず。

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    2021年02月14日
  • ビッグデータ・コネクト

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    ネタバレ

    勝手にもうちょっと硬派な内容を期待してましたが、怪人物が登場してややエンタメよりでした。本書が発売されてから5年以上経って、今の技術はどのくらい進歩しているのか興味が湧きました(それともあまり変わってない?)。一点、舞台が関西ということで関西弁の人が何人か出てきますが、取ってつけたようで終始気になりました。標準語でもいいような気もしますが。関西の方は違和感なく読めるんでしょうか???

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    2021年02月03日
  • 銀河英雄伝説列伝1

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    良い意味で、銀英伝本編のキャラたちの印象は変わらないので、おすすめですね。
    個人的には、艦隊戦の描写が見事だった「ティエリーボナール最後の戦い」! 読んでるうちに、本編を読み返したくなりました(素直な読者)
    そして、もっと読みたかったのが、最後の「晴れあがる銀河」。ラストが、ここからが思い白いんじゃないですかっ、続きは!? 続きー???? と絶叫したんですが、あえなく終わっている。いや、これ、ここで終わりはないんじゃ?(愕然)
    ・・・今後の発刊も期待しています。

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    2020年12月26日
  • 銀河英雄伝説列伝1

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    銀英伝トリビュート。執筆陣が豪華。
    やっぱりヤンの若いころのお話とかがすきだなあ・・・。
    「士官学校生の恋」が気に入った。

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    2020年12月13日
  • ワン・モア・ヌーク(新潮文庫)

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    舞台は五輪開催間近の2020年東京、同年3.11の原爆テロを予告した女性起業家を主軸に、公安、IAEA、そしてイスラムテロによる四つ巴の攻防戦が今始まる―。但馬の『核への正しい恐れと理解を』という動機は大義が飛躍し過ぎた感があるものの、その発端である福島の放射線問題に関し、一部メディアやSNSにより真実が歪められた影響で未だ復興が滞る現状を鑑みると、我々も己の胸に手を当て、今一度問い正すべきなのだろう。情報量が膨大なので本編はサクサク進むが、その分奥行きに欠け、切実さが今一つ伝わってこないのが惜しまれる。

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    2020年11月27日
  • ビッグデータ・コネクト

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    出張のお供に小説を持っていきました。
    犯罪小説はあまり得意ではないのですが、
    テクノロジーな世の中になっているので、
    それに関連しそうなネタであって、
    ちょっと新しい著者にトライしてみたいということで
    この小説を読んでみました。

    ビック・データ時代に警笛を鳴らすような小説で、
    これからはますますデータを扱う人の
    倫理観が求められてきそうな小説です。
    著者はもともとIT業界出身のようで、
    至る所に出てくるテクニカルタームが素人には理解できません。。
    でも、小説の大枠はちゃんと理解出来て、
    スリリングな展開を楽しめるので、問題ありません。
    IT系の人なら業界のことをよく理解しているので、
    もっと

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    2020年10月22日