藤井太洋のレビュー一覧

  • ワン・モア・ヌーク(新潮文庫)

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    ちょっとイライラすることがあったので、手元にあった小説を読んでみました。
    結論から言うと、こういうときに読むべき小説ではなかった、笑。
    とういうのも、テーマや著者の問題意識がが重い、重い。。

    さらに今現在のロシアのウクライナへの侵攻のタイミングで、
    ロシアが核を使うぞという脅しをかけている状況では、
    まさしく核や放射能の危険性を伝えるタイムリーな小説と言えそうです。

    ちょっと重かったけれど、著者は核や放射能について正しく認識してほしいという
    問題意識を持っていたのではないでしょうかね。
    そういう意味では、著者の目的は達成できている小説家と思います。

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    2022年03月14日
  • Gene Mapper -full build-

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    ネタバレ

    将来は、この本のように完全人工な動物や植物ができると思います。

    人間は一つの遺伝子が欠落、もしくは異常を持っているだけで、完治が難しい病を患ってしまう、か弱い生き物です。
    だからこそ、希望を持ち技術と向き合う必要があります。

    私の頭が悪いせいですが、設定に入り込むのに少し時間がかかってしまいました・・・

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    2021年11月13日
  • 銀河英雄伝説列伝1

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    30年以上前に愛読した小説が今だアニメ化され、漫画化され広く愛され続けるのは感慨深い。その上に新作トリビュートまで出版されるとは!
    6作のうちでは石持浅海さんの作品がいちばん銀英伝ぽくもあり、かつ作者ならではの持ち味もありよかった。

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    2021年09月16日
  • ワン・モア・ヌーク(新潮文庫)

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    東京オリンピックを目前にした2020年3月、東京で原爆テロが発生する。
    世界中が新型コロナ禍にあえぐ中、1年遅れのオリンピックも終わり、イスラム国が息を吹き返したいま読むにはなかなか面白そうだなと思ったのだが、まさかの苦戦。テロの首謀者に本気度が足りなかったせいか、ぼくの頭が熱気でダメになったせいか。ちょっと(いや、かなり)不満の残る読後感だった。

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    2021年08月31日
  • ハロー・ワールド

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    白髪を蓄えた著者の風貌が記憶に新しいので、私小説的なフィクションと言われると妙に納得する。作中で取り扱う題材はアプリにGPS、ドローンにSNS、そして極め付けが仮想通貨。ITにとことん疎い私には現存技術と創作との境界線を判別出来ないが、知識と経験で苦難を乗り切る文椎の姿には爽快感を覚える。相変わらずキャラクターの掘り下げが浅い印象は否めないけれど、これも著者の作風だとようやく腑に落ちた気がする。こと今作においては、IT社会を巡る問題、課題、そして著者の描く展望そのものが作品を司る主人公格だった様に思えた。

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    2021年03月28日
  • ハロー・ワールド

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    自称「何でも屋」のIT技術者、文椎(ふづい)が、プログラミングで世界を変える!
    日本にとどまらず、世界に影響を与えるアプリを開発するが、予期せぬ形でデモや政治活動に利用されてしまう。
    IT技術を使えば何でもできてしまうことに、夢を感じるが、生々しい問題も起こりうるんだなぁと怖くもなる。
    自分を「何でも屋」と思っている文椎さん、実は英語もできるし、交渉術も長けているし、とてもできる人。
    ITに携わっている人には、今のトレンドも分かるし、面白いお仕事小説だと思う。

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    2021年03月10日
  • 銀河英雄伝説列伝1

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    【収録作品】小川一水「竜神滝(ドラッハ・ヴァッサーフェル)の皇帝陛下」/石持浅海「士官学校生の恋」/小前亮「ティエリー・ボナール最後の戦い」/太田忠司「レナーテは語る」/高島雄哉「星たちの舞台 」/藤井太洋「晴れあがる銀河」

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    2021年03月06日
  • 銀河英雄伝説列伝1

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    これはオリジナルを読んでから読むべきだった。
    これだけでもわかるけど原作での人々の関係を理解した上で読めばより味わい深くなったはず。

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    2021年02月14日
  • ビッグデータ・コネクト

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    ネタバレ

    勝手にもうちょっと硬派な内容を期待してましたが、怪人物が登場してややエンタメよりでした。本書が発売されてから5年以上経って、今の技術はどのくらい進歩しているのか興味が湧きました(それともあまり変わってない?)。一点、舞台が関西ということで関西弁の人が何人か出てきますが、取ってつけたようで終始気になりました。標準語でもいいような気もしますが。関西の方は違和感なく読めるんでしょうか???

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    2021年02月03日
  • 銀河英雄伝説列伝1

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    良い意味で、銀英伝本編のキャラたちの印象は変わらないので、おすすめですね。
    個人的には、艦隊戦の描写が見事だった「ティエリーボナール最後の戦い」! 読んでるうちに、本編を読み返したくなりました(素直な読者)
    そして、もっと読みたかったのが、最後の「晴れあがる銀河」。ラストが、ここからが思い白いんじゃないですかっ、続きは!? 続きー???? と絶叫したんですが、あえなく終わっている。いや、これ、ここで終わりはないんじゃ?(愕然)
    ・・・今後の発刊も期待しています。

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    2020年12月26日
  • 銀河英雄伝説列伝1

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    銀英伝トリビュート。執筆陣が豪華。
    やっぱりヤンの若いころのお話とかがすきだなあ・・・。
    「士官学校生の恋」が気に入った。

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    2020年12月13日
  • ワン・モア・ヌーク(新潮文庫)

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    舞台は五輪開催間近の2020年東京、同年3.11の原爆テロを予告した女性起業家を主軸に、公安、IAEA、そしてイスラムテロによる四つ巴の攻防戦が今始まる―。但馬の『核への正しい恐れと理解を』という動機は大義が飛躍し過ぎた感があるものの、その発端である福島の放射線問題に関し、一部メディアやSNSにより真実が歪められた影響で未だ復興が滞る現状を鑑みると、我々も己の胸に手を当て、今一度問い正すべきなのだろう。情報量が膨大なので本編はサクサク進むが、その分奥行きに欠け、切実さが今一つ伝わってこないのが惜しまれる。

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    2020年11月27日
  • ビッグデータ・コネクト

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    出張のお供に小説を持っていきました。
    犯罪小説はあまり得意ではないのですが、
    テクノロジーな世の中になっているので、
    それに関連しそうなネタであって、
    ちょっと新しい著者にトライしてみたいということで
    この小説を読んでみました。

    ビック・データ時代に警笛を鳴らすような小説で、
    これからはますますデータを扱う人の
    倫理観が求められてきそうな小説です。
    著者はもともとIT業界出身のようで、
    至る所に出てくるテクニカルタームが素人には理解できません。。
    でも、小説の大枠はちゃんと理解出来て、
    スリリングな展開を楽しめるので、問題ありません。
    IT系の人なら業界のことをよく理解しているので、
    もっと

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    2020年10月22日
  • ワン・モア・ヌーク(新潮文庫)

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    面白くないわけではないのだけど、あまりにも現実とリンクする部分が多すぎて、ちょいちょい現実に引き戻されてしまう。そのため、物語の世界に入り込めず、なんとも味気なく思えてしまった。
    藤井氏の作品は未来への警鐘がエンタメと混ざりあい、考えさせられつつ引き込まれる作品が多いので好きなのだか、今回は私には強すぎた。
    とはいえ、テロリストから警察、舘埜チームまで、チームとして人を書くのはやっぱりうまい。皆が生き生きしている。

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    2024年11月25日
  • ワン・モア・ヌーク(新潮文庫)

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    ネタバレ

    題材としては凄く面白いし、作者の他の作品と同様、かなり勉強になる部分が多かった。
    メインテーマとなる核兵器や放射性物質、放射線については、これをベースに色々調べてみたい。

    ストーリーは、登場人物を増やしすぎてちょっと散らかってしまっている印象。
    オチに繋げるための人物描写、展開が弱く感じた。中盤まではかなりワクワクした分、少し尻すぼみ。

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    2020年03月29日
  • ワン・モア・ヌーク(新潮文庫)

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    核爆発は防げたものの核汚染の東京.それでも除染してオリンピックは開かれる.だが現実の今,新型肺炎の脅威はオリンピックを延期させる.恐るべしコロナウィルス!と思ってしまいました.二つのアプローチで犯人を追い詰めていくが,みんな協力してといかないところがどんな捜査でも問題だ.そして原子力汚染に少し詳しくなりました.

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    2020年03月26日
  • 公正的戦闘規範

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    読み終わってから少し経ってしまった。

    自分としては『ハローワールド』くらいの軽さが読みやすかったので、プログラミングとかメカニックな面では付いていけなかったかなー。

    ただ、表題作「公正的戦闘規範」の世界観は好き。
    利用された者の持つ恨みと復讐の繰り返し。
    そこに知恵と技術が集まれば、盤面をひっくり返すことなんて容易くて、けれどひっくり返された盤面が「勝ち」を現すとも限らない。
    民族衣装に身を包みながらロボットに騎乗して殺戮する彼女の姿は、倫理的な面を無視すれば否応なしに格好いい。
    そうして彼女が君臨するであろう世界を、また別の技術が乗っ取り、塗り替えてゆくであろう未来。

    まさに、諸行無常

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    2019年01月12日
  • ビッグデータ・コネクト

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    マイナンバー制度を題材にしたサイバー警察小説。元SEと言うだけあって、IT業界の内幕はゾッとする程リアル。作中の【十二次請け】という言葉が過酷な就業環境を端的に物語っている。中盤まではPM誘拐事件の陰に潜む巨額不正発注を捜査する社会派警察小説として楽しめたが、諸々詰め込み過ぎた所為で終盤は明らかに失速。構成が複雑な上に、説明不足も相まって、全体を通して散漫な印象が残るし、説明台詞ばかりで人物描写が圧倒的に足りず、登場人物のキャラクターも弱い。興味のある題材だけに、痒い所に手の届かないもどかしい作品だった。

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    2018年12月14日
  • アンダーグラウンド・マーケット

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    不思議な雰囲気をまとわり付けている。
    日本の下層社会と言うべきところの
    言語的ダイバシティと格差にめげずに、
    真面目に取り組もうとしている 若者。
    巧、鎌田、恵の三人組。

    仮想通貨とクラウド。
    その流れと仕組み。
    ふーむ。仮想通貨が 投機の対象になっていない。
    狙いは、消費税の回避。なるほど。なんとなく、可愛い狙い。
    現在の状況ならば、換金した時点で50%とられるからね。

    仮想通貨のことがもう少し語られるかと思ったが
    仮想通貨のドリーム共同体ということか。
    助け合い。調定。
    などコミュニティを守るためのルールが作られている。

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    2018年08月06日
  • アンダーグラウンド・マーケット

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    近未来というより今だったが、うーん。著者が描く未来はあんまり住みたくないな。
    話としては面白い。なんだろ、どっちが悪いからとは言い切れない気がするけど

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    2018年05月01日