岸良裕司のレビュー一覧
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平易な言葉で非常にシンプルにTOCfEの実践を教えてくれます。ブランチ、クラウド、アンビシャス・ターゲットツリー、3つのフレームで、問題にどう向き合うか。とっても勉強になりました。あとはこれを実生活で使うかどうかだけです。
気になったとこ引用
⚫︎学ぶことの最大の障害は、答えを教えることではないか?
⚫︎大切なことだと「わかっている」ことと、「やれる」ことは違う。大切だと「わかっている」ならば「やれる」はずだ、という考え方もあるだろう。でもそのロジックは、どこか破綻しているような気がする。
⚫︎目に見えている現象よりも、それがなぜ起きているのか説明できる理由のほうがはるかに大きな意味を持つ。
⚫︎ブランチを使って、失敗を学びに変える「ミステリー分析」という、とってもうまい方法がある。
⚫︎人に本来備わっている考える力を使うことを妨げる4つの障害…「ものごとを複雑だと考える」「人のせいにする」「対立は仕方がないと考える」「わかっていると思う」
⚫︎「ものごとはそもそもシンプルである」「人はもともと善良である」「ウィン-ウィンは常に可能である」「わかっているとは決して言わない」
⚫︎一つ学んだら、次に何ができるかを常に考える。相手がわからなかったときこそ、論理の飛躍を高め、知識を進化させるチャンスである。 -
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ベストセラー「ザ・ゴール」を著した故・ゴールドラット博士が提唱した業務改善手法TOCを日本で普及促進している著者が、そのTOCのエッセンスである思考ツールを紹介した一冊。
3つの道具とは、以下の3点。
・ブランチ:物事の因果関係を整理する道具
・クラウド:対立する事象を整理する道具
・アンビシャス・ターゲットツリー:障害を予想して目標をたてる道具
基本となっているのは、所謂ロジックツリーだと思うが、それぞれの道具で焦点をあてる事柄を明確に分けている点がユニークなところ。
それぞれの道具に対して、どういった観点で整理するのが簡単な事例を用いてわかりやすく解説されている。
実際には本書で挙げられている事例のようにシンプルに整理できないとは思うが(ゴールドラット博士は物事の本質はシンプルであると言われているらしいが・・・)、まずは自分が直面する題材に対してこの道具でまずは整理してみるのがよいかと思う。
シンプルなので自分なりに改良する余地がありそう。 -
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著作『ザ・ゴール』に記したTOC(制約条件の理論)で、生産管理の分野に大きな貢献を残した、エリヤフ・ゴールドラット博士。
その後の著作でも、プロジェクト管理や問題解決等々幅広い分野に、影響を与えました。
残念ながら2011年に亡くなられてしまいました。
そのゴールドラット博士の残した著作、インタビューから、彼の考えを抽出したのが、この『何が、会社の目的を妨げるのか』です。
日本向けの編集ということで、日本社会・日本企業の特徴である「調和を大事にする」ことや、トヨタ生産方式を生み出した大野耐一氏への、ゴールドラット博士のリスペクトが、繰り返しかかれています。
リーマンショックの産業界への影響に対して、「小売業が在庫レベルを下げたことによる負の連鎖だ」と語ったくだりなど、物理学者出身の博士らしい、鋭い洞察力が伺えました。
トヨタ生産方式の適用対象の限界など、生産に携わる人間としては、勉強になる部分の多い内容でした。
ニュートンの「巨人の肩」という言葉を引き合いに出すなど、学者・コンサルタントとしての謙虚な姿勢も伺えて、改めてゴールドラット博士という存在の大きさを、感じた一冊でした。
多くの企業はTOCという考えを「知ったつもり」になっていながらも実践できていない状況だと思いますので、本書を読んであらためて、どのようにアプローチするか、考えたいと思います。 -
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(S)
ゴールドラット博士のTOC理論に基づき、その思考方法と手順を解説した本。部分最適で打ち手を決めるのではなく、全体最適を狙い、問題同士のつながりを意識した問題解決手法を説明してくれる。「ワンランク上の問題解決の技術」に書かれているファンクショナルアプローチと似ている。
「対立解消術」の考え方と手法は非常にクリアで分かりやすい。組織で仕事するが故に起こる問題は、対立解消のフレームで解決出来るもの相当多いはずである。
問題解決の打ち手をとったがうまく効果が上がらない、周囲が協力してくれない、といった壁にぶち当たっている人にヒントをくれる。 -
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内容紹介
問題は、分解してはいけなかった!これまで多くの問題解決手法が、問題と言われている症状そのものを分解・分析して解決策を考察してきた。だが、結果的に全体との関連を見失いがちになり、気がつくと「木を見て森を見ず」の解決策に陥りかねない。さまざまな問題をつなぎ合わせると、ほんとうの問題の姿が見えてくる。全体最適で、問題の根本から解決する思考プロセスをわかりやすく説く。――みんなが納得する「対立解消術」――つなげて見える「現状把握術」――逆転発想でつくる「未来構想術」――中間目標に集中する「目標達成術」――先を読む力を鍛える「実行手順立案術」――全体最適でみんなをつなぐ「戦略戦術実践術」望ましくない現象を逆手にとって、望ましい状況をつくり出そう。問題こそ、飛躍のチャンスだ!
目次
「カエル池」のものがたり
まえがき
第1章 部分最適のワナに陥るな!――ようこそ、全体最適の「問題解決の森」へ
第2章 モヤモヤすっきり!――みんなが納得する「対立解消術」
第3章 全体像を把握せよ!――つなげて見える「現状把握術」
第4章 望ましくない現象を逆手に取れ!――つなげて見える「現状把握術」
第5章 障害にとらわれるな!――中間目標に集中する「目標達成術」
第6章 備えあれば憂いなし!――先を読む力を鍛える「実行手順立案術」
第7章 理想は実現する!――全体最適でみんなをつなぐ「戦略戦術実践術」
あとがき -
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本書はビジネス書でベストセラーとなった「ザ・ゴール」の著者エリヤフ・ゴールドラット博士が編み出したTOC(Theory of Constrains=制約理論)に基づき、全体最適の問題解決方法を解説している。
かの「ザ・ゴール」では物語ではありながら生産管理の視点から、生産工程の最適化という命題をうまく組み込み、納得のゆく話運びで纏め上げていった。
本書は目に見える問題をクラウドという5つの項目をつないだ図形を作る。
概略は以下の通り。
A 共通目標
→ B 要望(相手側)→ D 行動(相手側)
→ C 要望(自分側)→ E 行動(自分側)
目指すべき共通目標(=A)は同じであるものの、DとCでは対立を起こしているが、この対立を解消すべく色々な機軸を導入し最終的にはクラウドを解消させる、というもの。
この様な本は兎角難しく書く傾向があるが、可愛いカエルの絵を導入し、図もふんだんに使い、分かりやすく説明している。 この手の実用書に苦手意識がある人でも取っ付き易く、またスムーズに読み進めることができる。
この手法が全てではないが、目の前にある問題点を見える化し、解決の糸口をつかむ為には有益な手法だと思う。
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『The Goal』気づきまとめ
* 重要な経営指標
* 純利益
* 投資収益率(ROI)
* キャッシュフロー
* 現場を見る新しい指標
* スループット
* 在庫
* 業務費用
* 稼働率=効率ではない
* 工場が常に作業している状態が必ずしも効率的とは限らない。
* 余分な能力を持つことも、全体最適には必要。
* 部分最適ではなく、全体として成果が出ているかを見る。
* ボトルネックを見つける
* 全体の成果を制約している部分を発見する。
* ボトルネックを最大限活用・解消し、次のボトルネックへ進む。
* 人は「答えを教えられる」だけでは成長しない
* 学ぶことの最大の障害は、答えを先に教えてしまうことかもしれない。
* 自分で答えを見つけ出すことが、人が学ぶための重要な方法。
* 命令より疑問
* 「こうしろ」と命令するより、
「どうしたらいいと思う?」と問いかける方が、人は考える。
* 管理職の役割は、自分が答えを出すことだけではなく、相手が自分で答えを出せるようにすること。