岸良裕司のレビュー一覧
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経営コンサルタントのエリヤフ・ゴールドラット氏の著書です。
「ザ・ゴール」シリーズの小売店版になります。
小売りの各店舗の在庫量の適正化とそれに伴う経済学的メリットの明確化からスタートし、それを会社全体に広げていくストーリーとなっています。
テーマが在庫量の適正化なので、内容的に目新しさは感じませ...続きを読むPosted by ブクログ -
ザ・ゴールの本で提唱されるTOCの手法のうち、ブランチ、クラウド、アンビシャス・ターゲットツリーという3つの道具の使い方がわかりやすく示されている本。
単純でわかりやすいのだけれども、身近なところでやってみるとなかなかに悩ましい。けれども、考える力は確実につくはず。
読んだ後、あれをやってみよ...続きを読むPosted by ブクログ -
登場人物は、前作を引き継いでいて絵柄も変わっていないので読みやすい。ただ、今作はポイントが多すぎたのと、ツリーが多かったから内容を理解するのが大変だし、咀嚼して実践するとこまで持っていくのが難しいと感じた。
この本はあくまでも入口で、ちゃんとザ・ゴール2を読むか、岸良先生の思考プロセスの本を読まない...続きを読むPosted by ブクログ -
わかったようで、わからなかった。
難しく考えすぎなのかも。
第1章 二つの選択肢
第2章 あらためて、常識とは何か
第3章 なぜ、当たり前のことはできないのか
第4章 ものごとは、そもそもシンプルである
第5章 矛盾と対立
第6章 信念を行動に
第7章 調和
第8章 決して、わかったつもりになるな...続きを読むPosted by ブクログ -
ゴールの漫画版はTOCの考え方を解説したものでしたが、
こちらは具体的なツリーの作り方例をだしており
より深い内容になっていました。
気になった考え方は「相自時妙」
目標を達成のための流れをクラウド化した時
対立意見が生まれた場合下記の「相自時妙」で解決策を考える。
会社規模でなく日常の案件でも...続きを読むPosted by ブクログ -
ブランチ、クラウド、アンビシャス・ターゲットツリーという三つのシンプルな方法で問題解決をしよう、と提案する本。
面白いと思うけれど、いざ「自分の周りのことで書いてみよう」と言われると、何を書いていいのか、これはこの枠に入れていいものなのかなど不安になってくる。
まあ、たしかにマインドマップを最初...続きを読むPosted by ブクログ -
実践するにしても、現実的な障害をクリアしなければならない。その為の具体案を提示しているわけではない為、あくまで理論的には役に立つ、という程度。Posted by ブクログ
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いろいろと話題になっていたが著者は初。
「善良」というキーワードを日本語通りに解釈するのは困難な様子。
対立の解消を妥協に頼るのではなく、双方に価値ある解を求める、という点は考えを深めることが出来た。Posted by ブクログ -
比較的単純な話だった。
非常におおざっぱにいうと、在庫を減らし在庫回転率を上げるには、売れた分だけ仕入れればよいということで、レベルに応じてできる限りこまめに注文すればよいということだそうな。
至極当然ではあるが、実践は難しいんでしょう。Posted by ブクログ -
この本を読んだから
Freedam Of Choiceが大事な本だと気づいたという意味では良かったが。
ゴールドラット博士の死後、今までの本をまとめた本なのでなんか金儲けの匂いがしていや。Posted by ブクログ -
★職場の理不尽
悩みは基本的に細かなディテールこそ違えどだいたいみんな同じ
国内外問わず、できる人は、現状と理想とのギャップをベースに実際に問題解決に動き出した人たちです。
問題が発覚することはいいこと。問題を感じる人というのは、目標意識が高い人=幸せになれる人予備軍
問題を感じない人は、誤魔...続きを読むPosted by ブクログ -
この本は、ゴールドラット博士の死後に論文やインタビュー、ザ・ゴール等の著作で述べていた言葉をまとめたもの。TOC(制約理論)等のビジネスの常識となった理論だけでなく、仕事だけでなく生き方に関する博士の思いが書かれていて、とても共感できた。2つの大切な言葉が書かれている。
・ものごとはそもそもシンプル...続きを読むPosted by ブクログ -
職場の理不尽にどう対処するか。
相手に報復するでも、相手の欠点を改めさせるでもなく、自分がどう受け止めるかという方策がほとんど。期待外れと言えばそうだけど、大人の対応としては相手を変えるよりも、自分の考え方を変える方がスマートみたいです。どの職場にも理不尽はあるんですね。Posted by ブクログ -
『ザ・ゴール』のゴールドラット氏による第5作目。今回のテーマは「複雑さに惑わされるな!」。物事の本質にあるシンプルさを見抜き、矛盾なき調和こそWin-Winを生む。ゴールドラット氏の論文を媒介とし、父娘の対話を通して説く。但しシンプルの必要性を繰り返すわりには回りくどい。語られていることは至極正論だ...続きを読むPosted by ブクログ
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TOCの理論や「ザ・ゴール」で有名なエリヤフ・ゴールドラット博士の本。前半はゴールドラット氏へのインタビューをまとめたもの。後半は博士の理論や哲学の説明とこれまでの著書から印象的な部分を至言として抜粋したもの。博士やTOCに興味をもつきっかけとしては、いいのかも。Posted by ブクログ
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著者の父である物理学者エリヤフ・ゴールドラッドが過去に書いた6つの著作についてまとめたようなもの。学問的な要素はないが、製造だけでなく、SCMや経営に使える考え方・心構えが満載で、仕事の中で辞書のように使える。過去にエリヤフ・ゴールドラッドの著作を読んだことのない方は、この本から読み始めるといいかも...続きを読むPosted by ブクログ
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2001年にゴールドラット氏が、ついに日本語への翻訳を許可したというニュースがあり、中小企業診断士の資格を取得して間もない私は、第1作目である「ゴール」を貪るように読んだ記憶があります。
工場において各工程の生産効率を上げようとしても、生産性には寄与しないという考え方には、目からウロコでした。それ...続きを読むPosted by ブクログ -
誰もが感じてる職場での不安をかる〜い回答でひたすら答えて行く。
予想外の展開も何もないけど
自分だけじゃないんだ、となぜか安心Posted by ブクログ -
表面的な複雑さに惑わされるな。ひとつひとつの物事は全てシンプルである。ひとは基本的には善良である。頭で理解していても、現実は目先の複雑さに惑わされる事が多い。これを少しでも頭の隅に置くだけでも、デスマの出口が見える気がする。Posted by ブクログ