岸良裕司のレビュー一覧
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原著未読
2作目よりも進〇ゼミ感はやや薄まった。
内容に関して重要なところは後半にあるようにこれまで2作で語られたtocを実践するためにルールを適切に変えるべきという話。
これに関しては日本人が弱いところでただ従うばかりなので全組織運営者やリーダー業務に関わる人が取り入れるべきだと思う。
ただしルールをどう変えるべきか、なぜ変更が必要なのか、変更を押し通すということに関してそれなりの知識や胆力が必要になるのでむやみやたらにやればいいというわけではないことには注意は必要。無秩序を歓迎しているわけではない。
前作までのキャラが出てくるのは王道ではあるがやはり胸熱 -
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Posted by ブクログ
ー 父は、障害が三つあると言った。一つ目の障害は、現実が複雑だと考えること。二つ目の障害は、対立は当たり前で仕方のないことだと考えること。この二つの障害が、必要な変化を導き出す邪魔をしているというのだ。複雑そうに見える状況でも、実は常識的な原因と結果のロジックによって、ものごとは左右されているという事実を受け入れることができれば、私でも、もっとすばやく根本的な対立に焦点を絞ることができるようになるのではないだろうか。そう私は思いはじめていた。少なくとも、ある程度の直感や知識が働く自分の得意分野においてはそうに違いない。また、根本的な対立がはっきりとわかったとしても、これまでのように、それを当た
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Posted by ブクログ
人件費も仕掛も減っていなくて製品の出荷量も増えていなければ、生産性は上がったなどとは言えない。
生産性とは目標に向かって会社を近づける行為そのものである。
会社のザ・ゴールは儲けること。
会社の儲けを評価する指標
・純利益
・投資収益率 ROI return on incestment
・キャッシュフロー
現場にはわからねえ。そこで新しい指標を考えた。
・スループット:販売を通じてお金を作り出す割合のこと。(生産しても売れなければスループットではない。)
・在庫:販売しようとするものを購入するために投資したすべてのお金のこと。
・業務費用:在庫をスループットに変えるために費やすお金のこと -
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Posted by ブクログ
世界1000万人の読者を擁する「ザ・ゴール -The Goal-」のエリヤフ・ゴールドラットの新刊。
副題は「複雑さに惑わされるな!」。
その副題通り、この本で言っていることは
「ものごとは極めてシンプルであるべきである」
ということに尽きる。
自分が仕事を通して、あるいは文化レベルの活動(すなわち趣味の範疇)を通して自分がうすうすと感じてきたことを、この本は的確に指摘しているように思う。
複雑なソリューションあるいはロジックというものは、自分の頭の中で一度は理解できたとしても、時が経つにつれて忘れていく上に、多くの人に共有してもらうことがとても難しいもの。
そんな -
Posted by ブクログ
問題解決の思考を、実践で使えるようになりたかったため読んだ。
マンガだからストーリーは読みやすいが、"問題解決の思考"の部分は一読しただけでは難しく、実践に活かせる気がしなかったため、2回読んだ。
1.解決策を見出すために、クラウドを描く
目標←理由←主張など、考えていることをクラウドとして書き、繋げることで、問題を考えやすくなり、解決しやすくなる。どこの主張が対立してるかも分かる。
2.ネガティブブランチを特定し、対策を前もって考える
行動によって引き起こされるネガティブな可能性を図にする=ネガティブブランチ
原因と結果の因果関係がわかるように図にする。
3.現状 -