白谷ゆうのレビュー一覧
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匿名
ネタバレ 購入済みかなり少女漫画チック
評価が高かったのと、確かセールか無料期間だったので購読。感想としては、まあ、The少女漫画作品って感じ。少女漫画らしいダブルスタンダードトリプルスタンダードが目立った。平気で霊力による暴行が飛び交うので、現代日本の設定のはずだけど現代日本感はあんまり感じなかった。あやかしたちの立場がかなり高く、あやかしと人間の奴隷制度に近い格差社会…中世ファンタジーとかでも良かったのでは?でもちょっとスカッとはする。
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ネタバレ 購入済み
短編をなぜ入れたのか?
お話はワクワクする内容でした。
でも、すでに発表済の短編をここに入れずにストーリ―を完結してほしかったです。
続きを楽しみにしていた分、本編の続きをまた待たなくてはいけなくなりがっかりしました。 -
Posted by ブクログ
聖女の儀式で力が発揮されず、婚約破棄された公爵令嬢のマーガレット。婚約者であった王子は、マーガレットの義妹が聖女であると宣言して自身の婚約者とする。マーガレットは、他の人には内緒にしているが妖精の愛し子で、妖精たちと仲良く過ごせればそれでいい、婚約破棄となれば、話を聞こうともしない王子や虐げる家族から解放されると思っていた。ちょっとしたきっかけから伯爵家の堅物子息・ルイスと話をするようになり、距離を近付けていく。距離の近付き方がなかなかクセがあっておもしろい(笑)
マーガレットが淡々としてる分、話自体も淡々と進んでいく感があるが妖精さんや友人たちが賑やかで楽しめた。 -
ネタバレ 購入済み
いつもお腹をすかせていた聖女も、ちゃんと理由がありました。
まぁ、でしょうね、という理由でしたけど、話の展開自体も特に意外な展開はあまりなかったかな。
ヒロインを虐げていた故国の王族は全員がヒドすぎてあきれたし、
その後反省するでもなく行方不明で終わりっていうのが微妙でした。 -
購入済み
シリーズ三作目
皇帝陛下のわがままぶり が冴えるこのシリーズ第三作目である。ラノベ風の語り口で周辺事情や登場人物たちの気持ちを丁寧に解説してくれるので、わかりやすく読みやすい。もっとも 余韻や深みがないという解釈も可能とは思うが。
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購入済み
皇帝のお忍び
ラノベ風に味付けをした中華ファンタジー作品である。架空の国 架空の時代を舞台としているだけにストーリー展開は何でもありである。とは言うもののリアルさが完全に失われない限度のところで踏みとどまっている作品とも言える。皇帝のお忍びなど 実際にはここまでフランクではないと思うが。ヒロインを始め登場人物のキャラクター設定がいかにもありふれているのがやや気になる。
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購入済み
典型的中華ファンタジー
語り口が完全にラノベ調の典型的中華ファンタジーである。中国の漢または唐を思わせる時代背景であるが、ファンタジーなのでその点はあまり厳密ではない。ラノベ風ということも相まって、ヒロインを始め登場人物たちの造形がいかにもどこまで読んだような類型的造形なのがやや気になる。逆にそのせいで読みやすい。
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Posted by ブクログ
柚子が大学の面接のために頑張って面接対策したことをさておき、玲夜が面接官と話したことでOKになってしまって、表で拍子抜けしてる柚子の心境に純粋に笑ってしまった。
やっぱりそうなるんだって、予想通りの展開。
また、柚子と玲夜の2人のように"思い思われる関係は絶対ではなかった"という言葉に深さを感じた。
頭では当たり前のことだろうとわかってはいるものの、いつも主人と一緒にいる恵まれている自分自身の現状に重なったものがあった。
蛇塚と梓の関係を読んでいて、蛇塚が本当に可哀想に思えた。確かに梓が好きな人(玲夜だった)がいる状態で別の人の花嫁になるとか梓を中心にした考えたら、そんな -
Posted by ブクログ
主人公の柚子の心情は、かつて自分が味わった心情に似たものを感じて、すごく親近感を感じる物語だと思った。
シンデレラ物語はやっぱり大好きで、ストーリーの中に引き込まれていく感覚があり面白い。
漫画もネットのコミックシーモアで読んだりするけれど、やっぱり漫画よりも小説の方が登場人物の心情が細かく描かれている気がして、心の動きの勉強になる。
ゆずと妹のかりんとのやりとりを見ていると悲しい気持ちになる。姉妹で妹が姉に対して凄まじい敵を向けることにも、実際に姉妹の関係がこのストーリーのようなものだったら本当に悲しいものだと思った。
でもなんだか話を読んでいると、時々、柚子と玲夜の関係は私と主人に重なるも -