あらすじ
鬼を封じる「守り姫」として、星護神社に迎えられた透子。穏やかな年末、同居する千尋との距離もさらに縮まる。ところが、年始早々透子は神坂本家での修業を命じられてしまう。心配した千尋は傍で透子を守ると宣言する。
早速、千尋に心を寄せる当主の娘・千不由の取り巻きによる嫌がらせが始まる。だが透子は千尋に支えられ、術者の千瑛や千尋の兄・和樹の教えで異能を習得していく。
一方、本家の開かずの蔵。透子への嫉妬を募らせる千不由は禁忌を犯そうとしていた。それは、本家への鬼の襲撃につながって――。
===キャラクター紹介===
芦屋透子
高校2年生。
行方不明の母を捜すためにも、本家で異能の修業をすることに。
引き続き千尋と同居中。
神坂千尋
高校2年生。
異能をもたないことに悩んできたが、式神のだいふくは千尋の中に眠る「力」について、何か知っているようで――?
だいふく
透子と千尋が作った猫又の姿をした式神。
人間の言葉をしゃべる。鬼のにおいには敏感。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
世界観に引き込まれる様に読んでいました。
まだまだ、序章のような感じでした。謎も少しずつ解けて行くようだったのに深まったり。すぐに次巻読み出します。
Posted by ブクログ
千尋と透子の関係が少しずつ近しいものになって良い雰囲気になってきた感じが素敵で淡くて何だか凄く暖かい気持ちになった。
鬼たちのことや透子のお母さんの真澄のことも気になる。
次巻を読むのが楽しみです。