あらすじ
鬼による神坂本家襲撃をからくも退けた透子たち。高校3年生になり進路も考え始めたところだ。
恋心を自覚した透子は、同居する千尋にいっそう惹かれていく。
しかし鬼の数が急増し、透子も夜毎に鬼狩りに駆り出される。
「守り姫」の役割を果たすべき自分と、鬼狩りの力はないが才気煥発な千尋。
二人の未来が思い描けず悩む透子と、心配する千尋はすれ違う。
そんな折、透子は分家の鬼狩りで同い年の桃と、双子の弟の蒼摩に出会う。
彼らに導かれ鬼の棲み処に招かれた透子は、本家の裏切りと「守り姫」の真実を知り――。
===キャラクター紹介===
芦屋透子
高校3年生。
本家で異能の修業をしたことで、鬼狩りの仕事に本格的に参加することに。
引き続き千尋と同居中。
神坂千尋
高校3年生。
異能をもたないことに悩んできたが、式神のだいふくは千尋の中に眠る「力」について、何か知っているようで――?
だいふく
透子と千尋が作った猫又の姿をした式神。
人間の言葉をしゃべる。鬼のにおいには敏感。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「面白くなってきたなー」と思ったのがこの作品の第一印象。
透子の守り姫としての力は勿論、千尋の隠された潜在パワー。
千瑛や和樹、そして悠仁や桜の存在が物語の強いアクセントになってきたような気がした。
なんとなく、この物語をこうなるんじゃないかなー?という予想はあるものの、出来れば私の予想を裏切って欲しいという願いを込めて次巻を楽しみにしたい。
真澄と透子の親子関係は悲しくありながらも、温かい。
まるで人生の短くも儚い一生の時を描いているように見えることもあり、ここはハッピーエンドになって欲しいとも祈りつつ、どうなることやら。
千尋と透子の関係が過去の初代守り姫と首魁との同じ道を辿らないで欲しいと祈るばかり。
Posted by ブクログ
重かった〜、色々謎が解けてきて
これからやっと本番て感じを受けました。
どうなっていくのか、そしてキャラクターそれぞれのこれからも楽しみです。