売り飛ばされた孤独な令嬢は、怪物公爵に愛されて幸せになる【極上シンデレラシリーズ】【電子限定SS付き】

榛名丼 / 白谷ゆう

男爵令嬢のメロディは、横暴な母親に「嫁いでこい」とお金のために結婚を決められてしまう。相手は、怪物と噂の公爵・ギルバート。辺境で魔族と戦う武闘派ゆえに、その恐ろしさから今まで9人の花嫁候補が逃げだしていた。そんな彼からの条件は「静かであること」のただ一つ。生まれつき声が出せないメロディは条件にぴったりのはずが、初めて会った彼の反応がおかしくて――。
（噂とは違う美麗な方なのですね！）
「……黙れ」
（もしや私の顔がうるさいのでしょうか!?）
「それ以上、その口を開くな」
なぜかギルバートには心の声が伝わるようで怒られてしまう。それでも、持ち前の真っ直ぐさで彼と過ごしていくと、徐々に不器用な優しさを向けてくれるようになり…！
孤独だった2人が紡ぎ合う溺愛ファンタジー、開幕！

• カテゴリ: ライトノベル
• ジャンル: 女性向けライトノベル
• 出版社: スターツ出版
• 掲載誌・レーベル: ベリーズファンタジー
• シリーズ: 極上シンデレラシリーズ
• ページ数: 252ページ
• 電子版発売日: 2024年10月05日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 5MB

[ブクログ · ★★★★★]

まさしく極上シンデレラストーリーでした!
白谷ゆう先生の美麗表紙と美麗ピンナップ、どれも息が止まりそうなほど素敵で読みながら何度も何度も眺めました(ღ*ˇ ˇ*)｡o♡
水色基調のお花とメロディカラーがマッチしてて大変良きです❁⃘*.ﾟ
ギルバートのちょっと気難しそうで強そうなイケメンな感じも素敵です!!

メロディが育った環境が悲惨すぎて怪物公爵も心の声聞いてるだけでしんどかったんじゃないかなと思います...( இ﹏இ )
幼い頃から持って生まれた心の声が聞こえる異能は、魔物退治に役立ったり身近に置く人物を厳選したりと役立つ一方で、聞きたくなくても無数に入ってきてしまう自分への心無い言葉や怯えに傷つき続け......そんな公爵にとって初対面で自分を真っ直ぐに見てくれて声無き声で洪水のように溢れる賛辞を垂れ流すメロディの存在は驚きの連続((( *艸))ｸｽｸｽ

喋れないメロディと心の声が聞こえる公爵の相性は実は抜群で、通じてるような通じてないような感じで過ごす日々は読んでて楽しかったです(´˘`＊)
ほんと、心の声が聞こえてて優位なはずの公爵が明るく活発なメロディに振り回されまくってるのが最高でした⟡.*

メロディの失われてた記憶の秘密には、母親と色味似てないなとは思ってましたが想像以上の事実で驚きでした!しっかり解決して何よりです。
お互いの存在に救われるようなそんな優しさの溢れる恋にほっこり癒されました(* ´ ` *)ᐝ

あと、スウェンがめっちゃいいキャラしてて楽しかったですww
SSペーパーのお手紙も笑いましたww

[teo · ★★★★★]

優しい二人

この物語のシンデレラは、「虐げられていたけど実はすごい力が・・・」なんてことはないとても優しいお嬢さん（生活力は、たくましいけど）。
みじかくまとめてあるので、後のほうの「母」の登場などちょっと唐突すぎるきらいはあるけど、みんなハッピーで安心して閉じられるお話でした。

＃胸キュン ＃ハッピー ＃癒やされる

[ねここ · ★★★★☆]

シンデレラストーリー

作者様買いですが、今回も面白かったです。
珍しくヒロインの心の中のナレを軸にお話が進むパターンですが、読みやすくて楽しいお話でした。

何より作者様の作品は「しつこくない」w
ベタ惚れ褒め言葉の羅列は読んでて疲れるので、この位が良いな(^^)
こういうストーリーに有りがちな「さっきも言った！」と言いたくなる不遇で可哀想なヒロインの押し売りもなく、さっぱり読めるのでオススメです。

なんとなく、あのお母さんは本当の親では無いのだろうと思ってましたが、予想通りでした。
魔王様も居るようですし、続きがあるのかな？

この二人のラブラブならまた読みたいなぁ、と思うので次巻もたのしみです。

＃ハッピー ＃ほのぼの