南綾子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレダイエットを頑張れない自分に喝を入れるために購入した本
だけど、ダイエットして痩せて人生ハッピーになる!というような本ではなかった
自分のありのままの体を愛そう!デブでもいいんだというような本でもない
明るくコメディに描かれているけど、小百合を筆頭に登場人物達の人生はなかなか過酷
辛い人生の中で、世間の価値観や誰かのために自分がダイエットする必要はない
自分がどうなりたいか、どうありたいかを考え、自分が好きな人たちと楽しく生きていくのがいいのだよと伝えてくれている本
1番好きだった話は、「にんにくの効能」
側から見たら全てを持っているように見える人もその人にしかわからない悩みを抱えている
美人な人も、自分が美人じゃなくなったら周りの人は離れていくのか?って不安に思ったりもする
自分の成長のために過去を振り返ることは大切である
やっぱり人がどうとか、世間がどうとかそんなことよりも自分はどうしたいのか?って考えて行動することが大切〜!
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Posted by ブクログ
面白かった!南綾子さんの文章のノリ好きなのよね。各章のタイトルも好き。
婚活に奮闘する4人(でもメインは3人?)の視点が切り替わる連作短編集。
優柔不断で男を信用しきれないメーコ、彼氏いない歴=年齢のぽっちゃりサモさん、ヤリマンカワイちゃん、サバサバ年増な成田屋……。全員の気持ち、わかる!わかるよ!となってしまうのが不思議。(婚活はとうに終えたのにね)
自分もこの女子会混ざりたい!ご飯美味しそう!
社会人になってからできた友達が最高なのは間違いない。なんでもあけすけにネタにできる関係性ってほんとに楽だし楽しい。やや毒舌というか、観察眼に長けてる人だとなお。
カワイちゃんの「友達の幸せを祝える人になりたい」って言葉にはグッときたな。ほんとにそうなんだよな。自分が人の幸せを祝えるようになるのって、自分が満たされてからだもん。
関係性が変わってからもこの4人がいつまでもぬるま湯女子会してくれればいいな〜。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ食べることとは生きることなのかも。食べ方を決めることは、生き方を決めることなのかもしれない。
童貞の土肥恵太は、前職の女性上司の小百合と共に、叔母のダイエット教室を途中退会した女性への再入会を薦めるバイトを始める。
でもこの本はダイエット小説ではないのだ。痩せてハッピーエンドな訳でも、過度なダイエットは健康に良くないから太っている自分を認めようという話でもない。
ダイエットに失敗した様々な女性を通して、ダイエットとは、体型とは、容姿とは、幸せとは、どう生きるのか選ぶ姿が、生き様を選ぶ女性の姿が描かれる。
この本は連作短編になっており、またかつ軽い筆致で書かれているのでかなり読みやすい。
クソとかデブとかブスとか童貞とか汚い言葉は並ぶものの、ぜひおすすめしたい本だった。
↓↓好きな箇所↓↓
「自分の食うものぐらい、自分で選んで食いなさいよ!」
「自分が食いたいものを食う、それでいい。食べることに言い訳も罪悪感もいらないんだ」
「あたしは自分の意志で食べてきた。その自分の選択の積み重ねで、今のこの体形がある。
それを認めるよ。あたしは太ってる。この肥満体形は、あたしが作った。年齢でも環境のせ
いでもない。でもいい。それが自分の足で立つってことだよ」
(略)
「そうだよ。あんたね、デブでもオッケーなんて価値観の国なんて、どこを探してもないよ。
アメリカ人のデブだってみんな苦しんでるよ。あんたが自分で決めるんだよ。 ここはデブで
もオッケーな世界だって。人に決めてもらうことじゃないんだよ」
「ダイエットする前に、そのブスな顔をなおせって思ってるんでしょ? わかってる。 他人がわたしをどう見てるか、わたし、ちゃんとわかってるから」
「ととととにかく、あなたたちに心配されなくたって、 幸子さんはきちんと仕事をして、自
分のご飯代は自分で稼いで、趣味に打ち込んで、適度な運動もして、まっとうで充実した人生を生きてます! 以上!帰ります!」
「今の恵太さんの言葉で、気づいたわ。誰かに愛されたことがないわたしは不幸って、まず自分がそう思ってた。でも、そういうのはやめる。わたしは自分のために仕事をして、自分のためにダイエットして、 楽しく生きる。 それでいい。男の人に認めてもらえなくてもいい。(略)」
だからといって同情はしない。それはあの人自身の問題だ。
あたしがこれからすべきなのは、誰のことも比べたり否定したりしないこと。そして、同じ苦しみを持つ人を、一人でも多く助けること。
それが自分を否定しないことになる。何歳でもやり直しができるのだ。遅くない。全然遅くない。
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Posted by ブクログ
ネタバレそれぞれに生きにくさを抱えた4人の中年男女の40代10年間の群像劇。
タイトルは少し前にXあたりで話題になった、独身男性45歳で狂う説をもとにしている。
生きにくさと言ってもハードではない。4人ともしょっちゅうグループLINEでやりとりするほどの仲良しだし、困ったときには献身的に支え合える。金がなくて生活に困るでもない。最初の章を読む限り過酷な話かと思ったらそうでもなかった。4人とも、人生うまくいってる方では? 終盤に出てくるクレーマーおっさんの方が悲惨そう。
夏枝の春来の母への献身はやりすぎというかフィクション感がかなりあって、ここでくっついたら興醒めだなーと思いつつ読んだらそうならなかったので安堵した。
自分の健康を案じてくれたり、人生がうまくいったら一緒に喜んでくれる、そういう誰かがいるなら独身中年だろうと孤独じゃない。…ってそういう誰かとの関係を築くのも家族を持つのと同じくらいハードル高い気がするが。
友だちゼロの独身中年男はどうしたら? -
Posted by ブクログ
おもしろかった
婚活する筆者の実話にフィクションを混ぜた話
フィクションにしても筆者の写真も載ってるのにあけすけに婚活中の悩みとか葛藤を書いててすご!っ何度も思った
文章を書いて生計を立てている身として、言葉にならないとか筆舌に尽くしがたい、とかいった表現は使ってはならない。と昔えらい編集者に言われたことがあるけど、私は全然本が売れてないから筆一本では生計を立てられずせこせことバイトをしているのでいいのである。とか書くのがこの筆者(南さん)ってかわいいなって思った
南さんが結婚相談所で知り合った無難な人と婚約して自分の母に合わせた時の母の対応がよかった
39歳なのに来年には子供欲しいとか簡単に発言して、できなかったらどうするの?っていう質問にもちゃんと答えられず40代で婚活してる女性を見下してるような発言をして南さんを幸せにします!って宣言した相手のことをつまらない人だね、あんな人と無理に結婚しなくていいよ、孫も望んでないよ、みたいに結婚=幸せって決めつけてないところがよかった -
Posted by ブクログ
自助グループ なんて物騒なタイトルなんだと思いましたが、私も思うところがあり手に取りました。生きづらい人が集まってどんな話が展開されるのかと思いましたが、共感できる部分も多々あり、考えさせられることあり、笑いあり、最後に涙もうるっとあり。面白かったです。
私も数年前まで知りませんでしたが、世の中には性やアルコール、ギャブルの依存症の回復のための自助グループがあちこちあるようです。特に東京では各駅停車で自助グループが存在していて、日々依存症の回復のために会が開かれているそうです。そんな自助グループの一端が描かれている作品でした。死にたいと言える存在がいるのといないのとでは、生きづらさの度合いも変わってくるんだろうなと思いました。私自身も生きづらさはありますが話せる相手がいて本当よかったと思いますし、そんな人たちが頼れる場が今の世の中にはあると言う事実が、今後生きていく上で生きづらさを軽減させてくれます。
寺地はるなさん絶賛な訳が分かりました。
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