南綾子のレビュー一覧

  • タイムスリップしたら、また就職氷河期でした

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    就職氷河期世代の人は、やり直しができるのならしたいのかなと思いました。
    登場人物の名前がタイムスリップにあった名前で笑えた。
    こんな事あったよなと思いながら読みました。

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    2022年01月29日
  • 結婚のためなら死んでもいい(新潮文庫)

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    まずしょっぱなから著者の釣書が。身を削っての婚活私小説?らしい。「私はね、55歳になったあんただよ。今も独身で孤独だわよ」ある日29歳の南さんの前にみすぼらしいオバさんが現れる。未来からやってきた自分。こうはなりたくない!本気で婚活しないと!という物語だが、まあとっ散らかった内容。赤裸々でお下劣な文章。コミカル風だがヘビーな急展開。煙に巻かれたようなラスト。思ってたのとは全然違ったが意外と考えさせられた。とりあえず作中の南さんが男性を見る目がない、というのだけはハッキリわかった。賛否わかれるであろう1冊。

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    2021年05月06日
  • インドはむりめ/運命の人はどこですか?

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    ネタバレ

    6人の女性作家が書いた短編集。普段読まないタイプの本だけど、先週のZoom飲み会で友人が紹介してくれたので読んでみました。

    正直、西加奈子さんの話はイマイチだったけど、それ以外はそれぞれが全然違うテイストですごく面白かった!そこまで恋愛要素強めでも無いし、恋愛モノに興味無い人も楽しめる作品だと思います♪

    柚木麻子さんのは、段々相手の事を好きになっていくドキドキ感が伝わってすごく面白かった。この話を一番最後に持っていくところに編集者のセンスも感じました♪1話目の飛鳥井千砂さんの「あれ?こういうテイスト??」もなかなかスパイスが効いてて面白かったし(笑)、一番本のタイトルに近い彩瀬まるさんのは

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    2021年03月11日
  • インドはむりめ/運命の人はどこですか?

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    ネタバレ

    お気に入りの作家、飛鳥井さんと柚木さんの作品が読みたくて購入。目当ての二人の作品は安心の面白さ。彩瀬さんと瀬尾さんのもよかった。運命の人、ていうとつい恋愛関係かと思っちゃうけど、それだけじゃないですよね。

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    2016年08月31日
  • インドはむりめ/運命の人はどこですか?

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    飛鳥井千砂と柚木麻子目当てで購入。飛鳥井千砂は何かを期待したくなる女ごころが切なくてイタイ。彩瀬まるは初読み。可もなく不可もなく印象が少し薄い。瀬尾まいこは切り口が少し違い、こういう運命の人もいいな、とほっこり。西加奈子は個人的にはあんまり。南綾子も初読み。なかなかいいと思ったので他の作品も読んでみたい。柚木麻子は短いながらもうまい具合に小道具をちりばめて彼女らしく起承転結のある話を結んでいると感じた。一番は飛鳥井千砂かな。2013/171

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    2015年06月19日
  • インドはむりめ/運命の人はどこですか?

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    神様たちのいるところ ★★★
    良い意味で裏切られて嬉しかった。

    かなしい食べもの ★★★★★
    一段落が長く感じて少し読みにくかった。
    けど、お話的にはすごくすき。

    運命の湯 ★★
    銭湯に行きたくなりました。

    宇田川のマリア ★★
    西さんの作品は、「サラバ!」しか読んでないからわからないけど、西さん作品に出てくる女の人は面白いなぁ。

    インドはむりめ ★
    うーん、って感じ。全部中途半端に終わった。
    タイトルが弱い気がする。

    残業バケーション ★★★★★
    よかった〜。心がほっこりしたし、
    ラストに近づくたびにきゅんきゅんした。

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    2015年02月07日
  • インドはむりめ/運命の人はどこですか?

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    神様たちのいるところ、は江國香織と辻仁成の冷静と情熱のあいだを思い出す部分が。
    運命の湯は面白かった。

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    2014年11月18日
  • インドはむりめ/運命の人はどこですか?

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    自分の求めるたった一人の人はこの世のどこかにいるはず!
    をテーマにした女性作家6人のアンソロジー。
    やっぱり 心にゆっくり染みわたる優しい 瀬尾まいこさんの作品が よかったです。

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    2014年07月10日
  • 密やかな口づけ

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    宮木あや子さんの作品が入っているので、買ってみました。

    女性作家の書く官能小説は、変にねちっこかったり、興ざめするようなところがなく、きっちりと書かれている感じのするのが、良いところかな・・・。

    男性の描くそういったシーンは、女性からすると、流れとか色々と都合が良すぎて、「ないわー」と、あきれてしまう事がしばしばあるのですが、女性が描くものは、そこに至るまでの過程や心情がしっかりとしている上に、同性なので、「さすがわかっていらっしゃる、そうなのよねー」と、納得出来ます。

    このアンソロジーも、宮木あや子さんは勿論、どれも良かったのですが、一番好きなのは、吉川トリコさんの『ポルノ姫』です。

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    2014年02月09日
  • 死にたいって誰かに話したかった

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    ネタバレ

    インパクトのあるタイトルに反して、中身はそこまで重たくなく、わりとスラスラ読める。登場人物が抱える「生きづらさ」が現実味を帯びていてリアルだからこそ、少し気持ち悪いと感じる描写が多かった。ただ、「生きづら会」のように、自分の話を家族でも友人でも恋人でもない第三者に話し、反論なしに聞いてもらう、そういう居場所は誰しも必要かもしれないと思った。

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    2025年11月30日
  • 痩せたらかわいくなるのにね?

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    会社で受けたセクハラにより会社を退職し、無職となった「俺」である土肥恵太がダイエット教室の勧誘のため、元同僚である小百合と共に、今まで入会したものの挫折したりリバウンドして退会した女性たちに会いにいくことになる 勢いのあるキレのいい小百合の言葉と個性が強い各章のターゲットたちのキャラクターが一気に読ませる 全体的に流れる自己肯定を促す流れとクソみたいな男たちを一蹴していく様子は読んでいて爽快感がある ただモヤモヤとするのは退職まで追い込んだ主人公へのセクハラや常時行われる罵詈雑言に含まれているセクハラがどうにも軽い扱いなことだ 男から女に行うことに対して、女から男に行うことには随分と鈍感な印象

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    2025年10月27日
  • 死にたいって誰かに話したかった

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    タイトルにインパクトがありすぎて、なかなか手に取れなかったのでネットで購入。
    生きずらさの大小は違えど、誰もがそれぞれ抱えていると思う。他人の人生が上手くいっているように見えても、見せているだけかもしれない。
    人を羨む前に自分と向き合うことの大切さに気付かされた。

    私も「生きずら会」に参加したいと思った。
    家族関係にトラウマがある人が多かったけど、本の中に出てくる4人+幽霊こと引きこもりのお兄ちゃんは家族同然の繋がりだと思った。

    タイトルは衝撃的だけど、ずっと重い内容という訳でもなく、ふふっと笑えるシーンもあり、最後もすっきりと終わるのがよかった。

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    2025年09月28日
  • タイムスリップしたら、また就職氷河期でした

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    自分より少し上の世代だけど、あーうんうん、と思いながら読んだ。女性活躍推進とかあったわー!と懐かしく。同時に、職場の非正規の人達みんなこんなかな?とも思ったり。いろいろ考えさせられる本だった。
    キャラは良いけど話の進め方があまり自分には合わずだった。

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    2025年09月27日
  • 痩せたらかわいくなるのにね?

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    ダイエットの神様の文庫版だった(知らずに読んだ)
    大体の内容覚えてたけど、改めて読むとダイエットってなんだろ〜って考えさせられる。

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    2025年09月25日
  • タイムスリップしたら、また就職氷河期でした

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    そうだったよなあと昔を思い出しながら、心が苦しくなりました。

    でも確かに就職氷河期に生まれて、時代に翻弄されてる凛子だけど、周りの友達とかバーのマスターなど、環境は恵まれてるんじゃないかと思うところも。まあ、それも凛子が行動を起こしたからだろうな

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    2025年09月11日
  • わたしの好きなおじさん

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    恋愛対象としてのおじさんの良さとは!ということが綴られているのではなく、ただおじさんとヤッちゃったよーといったお話たち。

    期待していたのと少し違ったけど、取り敢えずインスタントにエロは楽しめた。

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    2025年07月13日
  • 死にたいって誰かに話したかった

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    いろいろとこじらせてしまった人々が回復していく物語。読みやすい文章とシンプルなストーリー。もう少しそれぞれのキャラクターに深みが欲しかったかな。

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    2025年07月03日
  • 婚活1000本ノック(新潮文庫)

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    感想
    ブラックジョーク満載だな。あだ名の付け方がエグい!

    彼氏がほしいのに結構選ぶなぁ。みんなそういうものかな。

    なんかかなりの自己肯定感の低さと選り好みが矛盾した感じで、もう少し楽に生きればいいのにと感じてしまった。


    あらすじ
    筆者の実体験に基づく小説。一部フィクションもあり。32歳になった筆者の前にやり逃げされた山田が現れる。山田は数日前に死んだ幽霊であるとのこと。成仏するために筆者の婚活を手伝うという。

    合コン、お料理合コン、お見合いパーティ、お見合い、婚活サイト、漁師の嫁募集、様々な男と出会い、上手くいきそうになるも断るなどジェットコースターのような展開が待ち受ける。

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    2025年06月23日
  • 死にたいって誰かに話したかった

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    感想
    誰でも悩み、生きづらさを感じることはある。奈月は会を開く一歩を踏み出せたからこそ周りの人も救われたのだと思う。


    あらすじ
    友達も恋人もできない奈月は、生きづらさを克服しようの会を作る。そこで、モテない男である雄太と知り合う。奈月の実家には、引きこもりの兄の徹がいた。

    実家の家事をすることを条件に雄太と奈月と薫の共同生活が始まる。また、奈月は、犯罪者となって医者を辞めた薫を共同生活に誘う。3人は個人の体験を黙って聞くことを条件に生きづら会を開いて行く。

    雄太はハゲへのコンプレックスがあったが、美容室に行き、生まれ変わったかのように生き生きと生活を始める。薫は妻の友達の茜を会へ誘う。

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    2025年06月21日
  • 俺はこのままひとりぼっちで、いつかおかしくなってしまうんだろうか

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    ネタバレ

    「とにかく誰か1人でも幸せになってくれ!」と早いペースで読み終わったが、4人とも独身のまま終わった。
    特に春来は心を入れ替えて仕事と自炊を頑張るようになったが孤独であることに変わりなく終わり少しモヤモヤした。でも、夏枝と安易に結婚してご都合主義にならなかったのが現実味があった。

    正直言うと大人になってから頻繁に会える友人がいて羨ましい。既婚でも寄りかかる先が家族だけでは寂しい気がするし、既婚でも独身でも孤独感は付き纏うのだろう。既婚者だった夏枝や秋生が離婚を選び、真に自分に合う生活スタイルを見つけたように結婚も向き不向きがあるように思える。

    独身の自分が読んでいて特にやっかみを感じるのは「

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    2025年06月02日