南綾子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
YABUNONAKAの長岡友梨奈と
痩せたらかわいくなるのにね?の福田小百合は
似て非なるものの同じ匂いがするんだけど。
容姿に自信があり年下と付き合ってます
キツイ性格ですが何か?な友梨奈と
デブスだけど仕事は出来る。
でも
年下をストーカーして
警察に突き出されてしまう小百合。
同じ性格のキツさを持ってる。
鋭利な刃物のような言葉を吐く。
文章の重さやグロさがぜんぜん違うけど同じ人の深淵。
男性陣の女性に対する陰口と悪口が
えげつないので(本音と思われる)
強烈だったためか
去年か今年はじめあたり読んだ
YABUNONAKAを想起させた物語だった。
設定はもちろん違うのだけど。
深淵を覗いたら、
その深淵もこちらを覗いてるっていう
けして楽しい読書体験は得られない概要であるが
こちらは軽いタッチなので読みやすい。
寺地はるなさんの解説も良かった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレユニークで、でも悲しくて面白かった。
「結局、生きづらさなんてそう簡単に克服できないよな」
はっとした。死にたい、自分が話したいことはそれだったのだ。死にたい、それが言えなくて苦しかったのだ。たった四文字の言葉が言えなかった。
恋人も友だちもおらずミスだらけの奈月37歳、ハゲで性欲はあるが恋人のできない雄太29歳、不倫相手からセクハラと訴えられた薫45歳。順調な人生だったのに他人の時計を盗んで離婚する茜。
どの話も、「悩みを聞いてもらうのは家族とか恋人とか関係ない他人でもいいよ」と言われてる感じ。
奈月は家にいない父を引き止めるために母に兄も殴られたと嘘をつき兄は引きこもり保護施設へ、しかしそこで兄は暴力を受けてより籠るように。
癌で死ぬ母に会うが「あなたのこと誰が好きなの?」と言われ吹っ切る。デザインの勉強。
恋人ができかけたが振られる雄太。奈月の兄徹に指を握られることで自分の体を男女関係なく必要とされる喜びに気づく。掃除の会社起業。
薫は怖かった父が新聞の相談コーナーでコテンパンにやられ、娘の借金に猶予ができ家族に戻る。
茜は父から性被害に遭っていた。仲間に死にたいと言うことで前を向く。
「死にたい」と茜は言った。「生きていたくない、死にたい」
今日子は無言で茜の髪をなでている。奈月と雄太が近づいてきて、それぞれ左右からそっと手を握った。少し前に立つ薫がこちらを振り返って、つぶやいた。
「結局、生きづらさなんてそう簡単に克服できないよな」
そのとき、茜は思いがけない安らぎを感じている自分に気づいて、はっとした。死にたい、自分が話したいことはそれだったのだ。死にたい、それが言えなくて苦しかったのだ。たった四文字の言葉が言えなかった。でも今、言った。そして、生きづら会のメンバーたちは、否定もせず批判もせず、ただ静かに受け入れてくれた。いつもの金曜夜と同じように。
茜は数歩前に出る。そして膝に手をついて、いつかみんなで見たドラマの中の吉田栄作みたいに、朝日に向かって大声で叫んだ。
「死にたい、死にたいよー」
もしも、母と兄と父と、家族じゃなかったら。そうしたら、学校であったつらいこと、苦しいこと、どうでもいい失敗話、少し恥ずかしい恋愛話、そんなことを語れていたのだろうか。どうして家族というだけで、こんなにも難しくなってしまったんだろう。
友達、恋人、家族。いつか、その名前に似つかわしくない関係になってしまうときがくるかもしれない。だから必死に相手をつなぎとめようとして、苦しむ。名前さえ決めなければ、そんな苦しみも覚えずに済むということだろうか。そういう相手が一人でもいれば、孤独をそこまで恐れなくてもいいのだろうか。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ何度いなくなりたい、消えたいって思ったんだろう
この本に出てくる人達のように人の輪に入れなくて
孤独や疎外感を感じたことがたくさんある
作中に
他人と本当の気持ちを分かち合うには、その前に、
自分自身とまっすぐ向き合わなければならない
と奈月が生きづら会を通して知った場面がある
自分の思考回路やモヤモヤと向き合うことで
自分が何に傷ついていて本当はどうしたいのか見えてくるから
相手に求める前にまずは自分と対話しないとな、と感じた
多分これからも死にたい、消えたいって思うことはあるしその思いは根強く私の心にあるんだろう
茜のように本当の自分やトラウマを探られたくなくて虚栄心で自分自身を防御してしまうこともあるかもしれない
生きづら会のように誰かに打ち明けてもいいだろうし
慰め合うだれかがいなくても自分が自分のことをわかってあげて受け止めるだけで少しだけ前を向けるかな、と思った
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ネタバレ471 audible
湯船につかりながら、この後洗濯して家の片付けに。。やるべきことに押しつぶされそうになる。
わたし、死んだら楽になる?死にたいの?
けどwant to でよかったと。
must だとここにいなくてhave toなら死に方を考えちゃうよね。
なんて贅沢な悩みなんだろうと思い読み始めた本。
「生きづらさを克服しようの会」
男女4人が、自分たちの生きづらさを話し合う。お互いに受け止めるあえるような会を作る
これをやってしまったら、みんなにどんな目で見られちゃうんだろうけど、自分はこうなんだっていうのを誰かに話したい。他の人の目が怖くてなかなか自分のことを話すことができない。そんなに人が集まってテーマを決め話し合う。
私もある。特に学生の時は誰かにこんなことを言ったら影でこんなふうに言われてしまう。良いようには取られない。あの人はこんなこと言ってたよって思われて、どんどんどんどん自分が悪者になっていく評価が下がっていく。それが怖くて自分のことを話すことができない。
そんな気持ちにさせられた
けどこの会はテーマを決めて、自分の生きづらさを人に話せないことを一緒にシェアできている。こういう場所があるっていうのは、それだけで生きている価値があるんじゃなかろうか。そういう会を作れるこの人たちがちょっと羨ましい
私もそんな場所が欲しいなと思った。
生きづらさは克服てがないもしれないが生きていることに価値があってお互いに支え合えるのってやっぱりいいな -
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何だろう
タイトルと内容のギャップ
内容はとても真面目に書かれていると思うのですが、
死にたい理由が極端でギャグっぽい。
※真剣に同意されている方には申し訳ありません。
決して馬鹿にしたり見下している訳ではありません。
同感できる部分も多々あります。
結局自分で乗り越えるしかないのだけれど、
こういう会(本書を読んでください)があればハードルは低くなりそう。
悲壮な内容ではないのが救い。
男性不審だったり男のこと(さが)をよく知らない人は男なんてこんなもんだこの程度だと思って読んでみてください。
今クールで放送している 桜田ひよりさんと佐野勇人さんのESCAPE を見ていてこの本を思い出しました。
あちらは、ギャンブル依存症ですが、
やはり誰かに聞いてもらえることで救われることもある。
的な。 -
Posted by ブクログ
ダイエット中の自分としては気になった題名。とにかく小百合とのやり取りがバカバカしくて楽しいのが中心。
外見。確かに大事だ。でも他人にどう見られるかを一番に考え過ぎると訳が分からなくなる。この話を読んでいるととにかく好きな物を食べたくなった。
どれだけ食べて、どれだけ太ろうとその人の選択。他人が上から言うことじゃない。
ただ太り過ぎて病気になった自分にはもう出来ないと思った。脂っこいのももうそんなに食べれない。添加物とかも気になってしまう。
そんなんを気にせず食べたいものを好きなだけ食べれるってのは幸せなのかもしれない。
その人次第だね。 -
Posted by ブクログ
ネタバレダイエットを頑張れない自分に喝を入れるために購入した本
だけど、ダイエットして痩せて人生ハッピーになる!というような本ではなかった
自分のありのままの体を愛そう!デブでもいいんだというような本でもない
明るくコメディに描かれているけど、小百合を筆頭に登場人物達の人生はなかなか過酷
辛い人生の中で、世間の価値観や誰かのために自分がダイエットする必要はない
自分がどうなりたいか、どうありたいかを考え、自分が好きな人たちと楽しく生きていくのがいいのだよと伝えてくれている本
1番好きだった話は、「にんにくの効能」
側から見たら全てを持っているように見える人もその人にしかわからない悩みを抱えている
美人な人も、自分が美人じゃなくなったら周りの人は離れていくのか?って不安に思ったりもする
自分の成長のために過去を振り返ることは大切である
やっぱり人がどうとか、世間がどうとかそんなことよりも自分はどうしたいのか?って考えて行動することが大切〜!
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Posted by ブクログ
面白かった!南綾子さんの文章のノリ好きなのよね。各章のタイトルも好き。
婚活に奮闘する4人(でもメインは3人?)の視点が切り替わる連作短編集。
優柔不断で男を信用しきれないメーコ、彼氏いない歴=年齢のぽっちゃりサモさん、ヤリマンカワイちゃん、サバサバ年増な成田屋……。全員の気持ち、わかる!わかるよ!となってしまうのが不思議。(婚活はとうに終えたのにね)
自分もこの女子会混ざりたい!ご飯美味しそう!
社会人になってからできた友達が最高なのは間違いない。なんでもあけすけにネタにできる関係性ってほんとに楽だし楽しい。やや毒舌というか、観察眼に長けてる人だとなお。
カワイちゃんの「友達の幸せを祝える人になりたい」って言葉にはグッときたな。ほんとにそうなんだよな。自分が人の幸せを祝えるようになるのって、自分が満たされてからだもん。
関係性が変わってからもこの4人がいつまでもぬるま湯女子会してくれればいいな〜。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ食べることとは生きることなのかも。食べ方を決めることは、生き方を決めることなのかもしれない。
童貞の土肥恵太は、前職の女性上司の小百合と共に、叔母のダイエット教室を途中退会した女性への再入会を薦めるバイトを始める。
でもこの本はダイエット小説ではないのだ。痩せてハッピーエンドな訳でも、過度なダイエットは健康に良くないから太っている自分を認めようという話でもない。
ダイエットに失敗した様々な女性を通して、ダイエットとは、体型とは、容姿とは、幸せとは、どう生きるのか選ぶ姿が、生き様を選ぶ女性の姿が描かれる。
この本は連作短編になっており、またかつ軽い筆致で書かれているのでかなり読みやすい。
クソとかデブとかブスとか童貞とか汚い言葉は並ぶものの、ぜひおすすめしたい本だった。
↓↓好きな箇所↓↓
「自分の食うものぐらい、自分で選んで食いなさいよ!」
「自分が食いたいものを食う、それでいい。食べることに言い訳も罪悪感もいらないんだ」
「あたしは自分の意志で食べてきた。その自分の選択の積み重ねで、今のこの体形がある。
それを認めるよ。あたしは太ってる。この肥満体形は、あたしが作った。年齢でも環境のせ
いでもない。でもいい。それが自分の足で立つってことだよ」
(略)
「そうだよ。あんたね、デブでもオッケーなんて価値観の国なんて、どこを探してもないよ。
アメリカ人のデブだってみんな苦しんでるよ。あんたが自分で決めるんだよ。 ここはデブで
もオッケーな世界だって。人に決めてもらうことじゃないんだよ」
「ダイエットする前に、そのブスな顔をなおせって思ってるんでしょ? わかってる。 他人がわたしをどう見てるか、わたし、ちゃんとわかってるから」
「ととととにかく、あなたたちに心配されなくたって、 幸子さんはきちんと仕事をして、自
分のご飯代は自分で稼いで、趣味に打ち込んで、適度な運動もして、まっとうで充実した人生を生きてます! 以上!帰ります!」
「今の恵太さんの言葉で、気づいたわ。誰かに愛されたことがないわたしは不幸って、まず自分がそう思ってた。でも、そういうのはやめる。わたしは自分のために仕事をして、自分のためにダイエットして、 楽しく生きる。 それでいい。男の人に認めてもらえなくてもいい。(略)」
だからといって同情はしない。それはあの人自身の問題だ。
あたしがこれからすべきなのは、誰のことも比べたり否定したりしないこと。そして、同じ苦しみを持つ人を、一人でも多く助けること。
それが自分を否定しないことになる。何歳でもやり直しができるのだ。遅くない。全然遅くない。
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