南綾子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
おもしろかった。しかし長い!
あまり分厚くない文庫だからと油断していた。読んでも読んでも終わらない。途中少し中だるみ。もう少しスッキリした内容なら⭐︎5です。
桜子と響の年齢を越えたシスターフッドは憧れる。
「いつも焦っている気がする。何かを得なければと。少しでも成長しなければと。時間を有意義につかって充実させなければと。そして日曜の夜には毎度思う。今週も何も得ることなく、休日が終わってしまった、と。」
この文章にすごく同感。スタンプラリーのように人生のイベントをこなしていくのに必死。子育てを終えて自分の時間を自分だけのために使える日を待ち望んでいる。一人暮らしがしたい。
自由と孤独は背 -
Posted by ブクログ
ちょっとショッキングなタイトルだけど、わかる気がする…と読み始めた一冊。
生きづらい、この言葉をよく聞くようになってどれくらい経つだろう。
この本を読んで、この生きづらさの理由は「テンプレ」があるせいじゃないかと思いはじめた。
「これが幸せですよ」「こういうのが女ですよ、男ですよ」とありとあらゆるものにテンプレが存在する。そこからはみ出すと「なんかヘン」「変わってる」と言われてしまう。
紋切り型の幸せにはまらなきゃいけないプレッシャー。この空気が生きづらさの原因じゃないかな。自分の幸せを自分で決められないのってやっぱり辛い。
でも、男とか女とか、親とか子どもとか、役割を超えて「ただの自分 -
Posted by ブクログ
ネタバレ1人で生きることを楽しめる人とそうでない人の違いは何か、それは自分の世話を自分でできるかどうかであると春来が気づくところが良かった。とはいえ、気づいたあともうだうだと寂しさから抜け出せないのも人間らしい。
ケアの役割は女性が負担させられてきた長い歴史があり、それによって女性は未婚既婚問わず長生きだが、未婚男性の寿命は短いという差が生まれる。結婚して妻に自分の世話をしてもらうのが男としての人生である、という価値観を男性同士で強化し合っているように感じる。そんなレースからさっさとおりて、自分のことは自分で世話しながら対等に人と交流することができれば1人で楽しく生きていけるのだなと思った。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「こんな生活、とても続けられそうにない。自分で作ったまずい飯を自分一人で食べる。あまりに物悲しい。悲劇だ。耐えられない。
それでも、俺は。俺は、このままひとりぼっちで、生きていかなければいけない。自分で自分の世話をしながら、これからはもっと健康的に、規則正しく、身の回りを清潔に整えながら生きていかなければいけない・・・・・のだろう。誰かの世話を求めて、怒りくるって拗ねてふてくされながら、おかしなおっさんに成り果ててはいけないから。」
タイトルが気になったのと、自分が独身でずっといることになったことを連想して購入
タイトルの心情に絞って、深掘りするというよりかは登場人物の40代の4人の悩み -
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冬ソナブームの頃、韓国旅行で楽しそうにしているオバタリアン軍団が羨ましい。そう思っていた乙女の私。
そんな私も39歳になり、私の生き方これでいいのかなと思うこともある。
でも、昔からの女友達やママ友、先輩と美味しいものを食べて、飲んで、9割くだらない話とスパイス程度の真面目な話が居心地がいいのは私もそうだなと。
若い頃みたいに友達の悩みを自分事のように背負おうとしたり、友達の人生の責任は取れないけど、気持ちを吐き出したり、少し息をしやすくするくらいの存在でありたい。
主人公とも、桜子さんとも、さまざまなキャラクターの女性たちとも、少しずつ重なる部分があるし、分かり合えない部分もあるけれど
ま -
Posted by ブクログ
33歳の宇佐美響は、同居している彼氏はいるが、モラハラ気味で結婚の予定もなく、仕事にやりがいを持てずに目標もない。
そんな響が、気になっているのは庶務のおばちゃんこと桜子である。
リフレッシュルームで、同じような年代のおばさんたちと美味しそうにおにぎりを食べながら、なんとも平和な会話を楽しんでいる。
どこにでもいる普通のおばさんなのに何故こんなに彼女のことを目で追ってしまうのか…。
桜子と仲良くなることで、ひとりで楽しく生きることに幸せだと感じるようになった響。
結婚するのもしないのも本人次第で、どう生きていきたいのかが大切だと気づいた。
50歳も過ぎると、みんなそれぞれにしん -
Posted by ブクログ
仕事や家庭に人生を捧げる友人たちだが、響は何の目標も夢もなく、一人で生きている。このままで良いのかとモヤモヤしている。
でも、庶務のおばちゃん(桜子)はいつも楽しそう。
休憩の時の話題はいつも芸能人のゴシップや、美味しいものの情報交換。日々のちょっと苦い出来事も、ゲラゲラ笑い飛ばす。
響が桜子たちと関わり始めて、変なプレッシャーから解放されていくのを見ながら、私も余計な肩の力が抜けていった。
完璧主義じゃなくても良いし、泣く夜があってもいい。夢や目標がなくても楽しく過ごせるし、そういう人生は否定されるものではない。
モラハラ彼氏や意地悪なお局、厄介な顧客対応…
向き合いたくないことはたくさ -
Posted by ブクログ
ネタバレ響が異動先で人間関係を踏み外さないように綱渡りみたいに仕事をしている様子がリアルで辛かった。意地悪なお局ってどうしてどこにでもいるんだろうと思うけど、速水みたいな人は色んな苦労や理不尽を乗り越えた結果強くなってしまうのかなと思った。でも無視とか子供っぽいし、自分はああなりたくない。
桜子のように好きなものを食べて、自分で自分の機嫌をとりながらゆるやかに生きるのはすごくいいなと思う。でもやっぱり今の自分はまだ誰かに愛されたいとか何かの一番になりたいとか、そういう執着みたいなものが手放せない。とりあえず結婚してもしなくても、自分のお金をある程度は自分で稼げる状態でありたいなと思った。
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