南綾子のレビュー一覧

  • インドはむりめ/運命の人はどこですか?

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    面白かったです。
    特に印象に残ったのが、初めて読む南綾子さんの作品。
    主人公がめんどくさいって何度も言うのがグサってくる。
    後、友人が結婚をあっという間に決めたり、結婚てそんなものだよなと思う。
    中途半端な関係の相手との先も知りたい。
    後、独身で派遣はきついなあと改めて思った。
    それから、みんな平等に歳をとる。
    今のままではいられない。
    高校生に戻りたくても戻れない。だから若い人には今しか出来ない事をして欲しい。

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    2025年07月25日
  • 痩せたらかわいくなるのにね?

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    ダイエット本だと思ってたら騙された!
    登場人物たちに品性というものは感じられなかったし、著者は世の中こんなやつらしかいないと思っているのか?と思ったがこれが面白いと思った私も同じなのかもしれない笑
    みんな、だれかを気にして生きなくて、いいんだ、
    と思った。
    解説の寺地先生は、文庫になったからいろんな人にすすめやすくなった!と書いていたけどどんな人にすすめればいいのだろう?

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    2025年06月22日
  • 死にたいって誰かに話したかった

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    悩みを打ち明けられる人がいるって素晴らしい。それだけで背中を押されて、世界が変わることがある。親しい人よりも、関わりの希薄な人の方が何でも話せるよね、みたいなことが書いてあってすごく共感した。雄太が最初とんでもなく性格が終わっていて、なんて酷いやつだと思ったけれど、生きづら会を経て過去と向き合いながら成長していく姿が素晴らしかった。

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    2025年05月20日
  • 死にたいって誰かに話したかった

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    読んでいて胸が苦しくなってしまう。

    実際に私が苦しくて生きづらかった時期を思い出すかのようにこんなに様々な生きづらさを描けるのか不思議に感じてしまった。

    それぞれ生きづらさを抱えた4.5人が集まりそれぞれの語りを通して自分に向き合っていく。いわゆる自助会のような形になるのだろうか。
    現実はここまで物語のように綺麗にそれぞれが前を向いて生きていけるように流れるのは非常に難しい。

    しかしこの本を通して生きていくことに関して前に向きに思えたのは事実である。

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    2025年05月11日
  • 死にたいって誰かに話したかった

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    ひとひとりにつき、地獄はある
    他の人から見てそんな事でって思うことも、当事者にとっては、どうしようも無く悲しく悔しく、死にたくなる事もある

    これまでの自分のこと、肯定してもらえた読後感だった。
    誰かに話せば楽になることもある
    っていう言葉に、そんな簡単なことでは無いと憤りを感じたこともあったけど、それもふんわり優しく包み込まれた気持ち

    綺麗事ばかりでは生きられないけど、人との関わり
    は生きる上で、必要不可欠なものなのだとおもった。

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    2025年05月07日
  • 死にたいって誰かに話したかった

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    こういう本読みたかったんだ!!
    この本を読んで思ったのは、どこまで行っても人は1人で生きられず、他者を必要としているんだなと。
    いつか自分の前にも分かり合える人が現れたらいいな

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    2025年04月30日
  • 死にたいって誰かに話したかった

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    衝撃的なタイトルだけど内容はそこまで重くなく
    希望が持てる爽やかな読後感でした
    誰かが自分の思いを知ってくれているだけで人は救われるものなんだなあと実感しました

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    2025年04月19日
  • 死にたいって誰かに話したかった

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    タイトルに惹かれて購入。
    生きづらさを感じるメンバーが自然と集まり、開催されるようになった通称『生きづら会』。

    それぞれの事情と想いがある中、
    少しでも浮上しようともがき、生き続けるメンバーに勇気をもらえる。残念ながら、愛しくまでは行かなかったけど笑、少しだけ浮上できそうな。

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    2025年04月04日
  • 俺はこのままひとりぼっちで、いつかおかしくなってしまうんだろうか

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    ネタバレ

    それぞれに生きにくさを抱えた4人の中年男女の40代10年間の群像劇。

    タイトルは少し前にXあたりで話題になった、独身男性45歳で狂う説をもとにしている。

    生きにくさと言ってもハードではない。4人ともしょっちゅうグループLINEでやりとりするほどの仲良しだし、困ったときには献身的に支え合える。金がなくて生活に困るでもない。最初の章を読む限り過酷な話かと思ったらそうでもなかった。4人とも、人生うまくいってる方では? 終盤に出てくるクレーマーおっさんの方が悲惨そう。

    夏枝の春来の母への献身はやりすぎというかフィクション感がかなりあって、ここでくっついたら興醒めだなーと思いつつ読んだらそうならな

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    2025年03月31日
  • 死にたいって誰かに話したかった

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    タイトルがいいなと思い、本屋さんで購入。

    奈月から始まり、少しずつ周りの人達の胸中を描いていく群像劇。
    この時代の生き辛さを体現している人達の、切なさや辛さを読みながら感じ、エールを送らずにはいられなかった。

    最後も綺麗すぎす、よい終わり。
    よい読書時間でした。

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    2025年03月21日
  • 死にたいって誰かに話したかった

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    最後の最後まで、みんなにそれぞれあって、終わりのページまで物語を楽しんで読めました。
    出てくる人たちがみんな大変なんだけど、それぞれ背景や理由があって、頑張ってほしいなって思えるし、いい方向の未来が見えるから、安心して読み終えました。

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    2025年03月10日
  • 俺はこのままひとりぼっちで、いつかおかしくなってしまうんだろうか

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    切なかった…
    アラフィフ、仲の良い友人がいて、
    それなりの仕事があって、だけどひとりで。
    それぞれ交わらない部分の人生。
    赤子のように一人丸まって眠る…切ない……

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    2025年02月09日
  • 俺はこのままひとりぼっちで、いつかおかしくなってしまうんだろうか

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    30.40代の婚活してる人、結婚に悩んでる人とかにかなりぐさっとさせる内容。妙にリアルで恥ずかしい感情も全部さらけ出して描かれてる感じで共感もできるしハッとさせられる。面白かった。

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    2024年12月08日
  • インドはむりめ/運命の人はどこですか?

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    何人かの作家さんが1度に読めて、
    読みおわったあとは、気に入った作家さんの作品を調べてみたり、さらに読書の世界が広がった気持ちになった。

    最初のお話が個人的には好きでした。

    どこかで一歩踏み出さなきゃ始まらないことは、わかってる、でも、1人だとうまく進めず、誰かからの後押しがほしい。
    そんな気持ちは誰しも1度は経験あるんじゃないかなぁ…とおもいながら読みました。

    何事も一歩の行動は大切だな、と思ったお話でした。


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    2024年11月29日
  • 結婚のためなら死んでもいい(新潮文庫)

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    おもしろかった
    婚活する筆者の実話にフィクションを混ぜた話
    フィクションにしても筆者の写真も載ってるのにあけすけに婚活中の悩みとか葛藤を書いててすご!っ何度も思った

    文章を書いて生計を立てている身として、言葉にならないとか筆舌に尽くしがたい、とかいった表現は使ってはならない。と昔えらい編集者に言われたことがあるけど、私は全然本が売れてないから筆一本では生計を立てられずせこせことバイトをしているのでいいのである。とか書くのがこの筆者(南さん)ってかわいいなって思った

    南さんが結婚相談所で知り合った無難な人と婚約して自分の母に合わせた時の母の対応がよかった

    39歳なのに来年には子供欲しいとか

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    2024年09月30日
  • 俺はこのままひとりぼっちで、いつかおかしくなってしまうんだろうか

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    アラフォーからアラフィフの男女が直面する悩みや苦しみを、必要以上に重くせずに直面していく短編集。いずれ自分も同じような困難や悩みに直面するのだろうなぁ、と少し切なくなった。

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    2024年09月15日
  • 俺はこのままひとりぼっちで、いつかおかしくなってしまうんだろうか

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    自分の面倒ごとをおしつける。ケアされたいと願う傲慢さ

    結局最後はひとり。友達といたって恋人といたって、自分の寂しさを見つめて、それでも前向きに生きていくしかない。

    生活する。食べる、運動する、観る。そういうことの積み重ね

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    2024年09月04日
  • 俺はこのままひとりぼっちで、いつかおかしくなってしまうんだろうか

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    年をとると、独身で子なしだと本当に将来が不安に感じやすいですが、何が幸せかどうかは結局のところ、今をどう生きるかに関係するような気がしました。

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    2024年08月11日
  • 結婚のためなら死んでもいい(新潮文庫)

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    「捨て身の恋愛小説」って帯に惹かれて(笑)
    この著者の本はまだ2冊目だが、妙にリアルで、普段人が言えないモヤモヤしたものを替わりに吐き出してくれてる感じがする。。
    妙に親近感が湧き、妙に納得して、妙にハマってしまう。。
    他の作品も読んでみたいと思った。

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    2024年07月26日
  • タイムスリップしたら、また就職氷河期でした

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    ネタバレ

    自身が氷河期世代、ロスジェネなので、このテーマの小説はつい手に取ってしまう。

    41歳から大学生にタイムスリップして就活やりなおし。うまく行くことも、ままならないこともあるけど、前の人生の記憶を活かしたり活かさなかったりしながら、少しずつ誰かの役に立つ、そんな人生へと進んでいく。救いのあるお話でした。

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    2024年06月21日