南綾子のレビュー一覧
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おばちゃんたちも、一見すると自由気ままに見えるけれど、それぞれに過去があり、悩みや選択を重ねて今がある。その過程で自分の選んだ人生を受け入れ、自分らしく前向きに生きている姿がとても素敵でした。
主人公・響の気持ちにも共感できる部分が多く、自分と重ねながら読みました。
30代ならではの焦りや周りと比べてしまう気持ちは誰にでもあるけれど、大切なのは誰かの幸せを追いかけることではなく、自分にとって心地よい生き方を選ぶことなのだと改めて感じました。
そして、この本を読んで改めて思ったのは、お金と健康と友達は大事だということ。
仕事帰りに行きつけのお店で他愛ない話をしながら過ごす時間も、とても豊かな -
Posted by ブクログ
タイトルに惹かれて手に取ったらやっぱり私好みだった。誰かに自分の話や思いを否定せずにただ聞いてもらうってすごく大事で、心の安定をもたらすんだなぁと感じた。奈月の兄が引きこもりになってしまったきっかけ、施設からボロボロの身体で帰ってきた描写、夜中に窓の外を見て泣いている場面で泣きそうになった。結局、育ってきた家庭環境が人格形成に一番関わるような気がする。生きづら会のメンバー4人ともそれぞれに暗い過去があって、今も社会や自分の悩みとうまくやっていくだけで精一杯なのに、会のメンバーといる時は何ともいえない関係性で気楽に過ごせているところが理想的だった。
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Posted by ブクログ
一言メモ、
私もおばさんになりたい
イメージ配役
響…くろきはなさん
桜子…まつしたゆきさん
黒木…なかむらともやさん
30前後の女性の主人公を取り巻く環境に嫌気が差して、おばさんに憧れていく。小説ではないようなタイトルが、なかなか手に取りにくかったけど、読んでみてびっくり。女性同士のしがらみや、葛藤が細かく描かれていて、面白い。後半で、桜子のストーリーが描かれていって、さらに深みが増す。
おばさんは、イヤな気持ちになることは、したくないし、自分をその環境に置かない。その術を持っている。だから、環境から逃げられない若輩者は、憧れる。それが、おばさんだ。 -
Posted by ブクログ
SNSでよく見かけていたので読んでみたところ、とても好きな作品でした!
主人公と同じく30代の私
既婚・子持ちで環境も悩みと違うけど、歳を取るのはいやだな。おばさんになりたくないな。と日々感じていたので、この作品を読んで「おばさん」になることにとても前向きなれたのがとても良かったです笑
タイトルのように「今すぐ」とはいわないけど、おばさんになるのが楽しみになったし、自由を手にした50代の自分ってどんなだろう、とワクワクしました。
おばさんたちのわちゃわちゃくだらない会話に何度もクスクス笑わされました。
これから辛いこともたくさん経験するだろうけど、20年後こんなふうに笑い合える仲間と楽しく -
Posted by ブクログ
南綾子さんの本を読むのは2冊目なのですが、1冊目で気になり、この作品も気になっていて購入したいなぁと1番思ってた作品でした。
この間、久しぶりに本屋さんに行って、目に止まってすぐ購入。
今のわたしの中で求めてた感じがしました。
生きづらいと思うとある女性が、同じような人を募集しようとする所から始まるのですが、
同じように生きづらいと思う、色んな人達が巡り合わせで集まって、生きづら会を結成するのですが、
本当にこういうのって大事なんじゃないかなって思います。
人には言えないような話からなんて事ない話をただ黙って聞いてもらう。
生きづら会があるなら全力で入りたいです。
その色んな境遇の4人 -
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人前で読んだら心配されそうなタイトル。
だけどすごくよかったなー。
「生きづら会」のメンバー、好きだなぁ。
それぞれかなりの生きづらさを抱えて生きている。
身近にいたら正直あまり関わりたくないタイプの人たちなんだけど、みんな必死で生きていて、「生きづら会」で話すことで少しずつ気持ちを整理して前に進んでいく。
こんなにも素直に自分をさらけ出して話せるなんて。
誰かの話を批判しない、割り込まない。
親身になりすぎず、ただ話を受け止める。
とても良い温度感なんだよな。
誰も自分をよく見せようとせず、ありのままでいられる場所。はたから見たら奇妙な集まりなんだけど、読んでいてとても心地よかった。
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Posted by ブクログ
南さんの他作品を読んだ時も、主人公の境遇が側から見るとドン底だったり、登場人物の口調が強めだったりで面食らったが、今作もなかなか。「心もデブ」など、グサっとくるパワーワードのオンパレードだった。
この作品自体がジャンクフードみたいに、濃ゆい味に慣れてくると手が止まらなくなるような中毒性があり、読むスピードも徐々に上がっていった。
ダイエット=ルッキズムと向き合う構図になっていて、どのエピソードも自分の価値観と照らし合わせながら、考えさせられる内容だった。
小百合に視点が替わる最終章だけ空気感が異なり、今まで土肥側からしか見ていなかったルッキズムの被害者たちが、どんな態度や言葉を投げかけられ
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