南綾子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
初・南綾子先生。情熱的なタイトルと五月女ケイ子さんのカバーイラストに圧倒され買ってしまいました笑
一言で言うなら性的なさくらももこ。
多少嘘を混ぜて書いてあるとはいえ、焦りから都合のいい女(セフレ)になってしまった事や大事な人との別れ、そして、さり気なく漢検2級をカンニングした事まで書かれており、「さらけ出す勇気」が凄い。
過去に「君の小説は下品でなく無品」と言われたと書かれており少し納得してしまったが(失礼)、それでも面白いからいいじゃない!って思います。
ところで「ヤシガニみたいな顔」ってどんな人なんでしょうか…とても気になります笑
南先生はもう執筆されていないのでしょうか? だとしたら残念でなりません。
先生の過去作も読んでみたいと思います!
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Posted by ブクログ
ネタバレ6人の女性作家が書いた短編集。普段読まないタイプの本だけど、先週のZoom飲み会で友人が紹介してくれたので読んでみました。
正直、西加奈子さんの話はイマイチだったけど、それ以外はそれぞれが全然違うテイストですごく面白かった!そこまで恋愛要素強めでも無いし、恋愛モノに興味無い人も楽しめる作品だと思います♪
柚木麻子さんのは、段々相手の事を好きになっていくドキドキ感が伝わってすごく面白かった。この話を一番最後に持っていくところに編集者のセンスも感じました♪1話目の飛鳥井千砂さんの「あれ?こういうテイスト??」もなかなかスパイスが効いてて面白かったし(笑)、一番本のタイトルに近い彩瀬まるさんのはめっちゃほっこりしたし、瀬尾まいこさんのは単純に文章が面白くて、かつ微笑ましい感じで嫌されました☆
南綾子さんのも、割とめんどくさい事が嫌いでは無く、興味のある事に対してはいつも全力投球の僕とは違ったタイプの女の子が主人公で、何でもすぐめんどくさがる人の気持ちがちょっと理解出来て面白かった♪
絶対に自ら進んで手に取るタイプの本では無いけど、たまには普段読まないタイプの本を読んでみるのも良いものです☆ -
Posted by ブクログ
ネタバレ「うるせぇわ、まじで」としか思えないタイトルだけど、きっとそういう説教をされる話じゃないだろうなという予感が勝った。
予感は正しかった。
大学に入ったあたりから、20代までは、「食べても太らない」状態だった。体質ではなく、食べた以上に動いていたからだと思う。
30代に突入し、2度の出産を終えたあたりから、ジワっと体重が減らなくなり、コロナでどどんと太った。出勤という名の運動がなくなり、動かなくなったから当然だ。
そこからずっとじわじわと、終わらないダイエットをしている。
食事を我慢するのが死ぬほど嫌いなので、どうにか食べたいものを食べながら痩せる方法はないかを考え続けている。
見た目へのこだわり含めて、ダイエットも一種の呪いで、しかもその先に「肥満は健康に悪いし」という大義までついてくるから厄介だ。
痩せたいと思いながら、痩せられない女たちと、スリムな女性が好みと言って、太った女性に言い過ぎだろうと思うくらいの罵詈雑言を(頭の中で)繰り返しながら、女性がたくさんの食べ物をほおばる様子にくぎ付けになっている主人公の恵太。
対称的なのに、一人ずつの物語を終えるたびに、世の中や人の目線によって絡まりすぎていた呪いがちょっとだけほぐされていく。
小百合は、「それで幸せになれるわけ?」といったトーンで強引すぎるほど強引な手段でからまりをほぐしにいく…というか絡まった何かをぶった切りに行くので、それですっきりかというと、ちょっとアクが強い。強すぎる。
ずっと恵太の悪態と、小百合のアクを突き付けられ続けるのは、なかなかしんどい、というか面倒くさいのだけれど、そのウダウダを繰り返したから見えるものがあるわけで。というか、人生なんてウダウダしながらどうにか先を見つけに行くものだったりするわけで。
なんで痩せないといけないんだっけ、というのは、自分自身と向き合って一度は考えておかないといけない問いであって、女性たちが「痩せてきれいにならねば」と呪いを抱えている裏側で、男性たちも「パートナーは痩せた女性とあるべき」と呪われていることがあるというのは、ある種の気づきというか、言われてみればそりゃそうだという話。
私は、服を着たときの自分のもっさり感をどこまで許せるかというところで、もう少し痩せたいのだけれど、あとどれくらい好きなものを好きに食べれるんだろうというのも考えて、食べたいものを我慢しすぎず、ほどよく食べ過ぎず、楽しく生きていければと、改めて思った。
罪悪感ばかり抱えた人生を送るほどの無駄はない。
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