南綾子のレビュー一覧
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ネタバレ独身のまま50歳を迎える4人のお話。
売れっ子作家になれず夢破れコンビニ社長に収まる男性。
次々恋人ができる身体は男のジェンダー。
貧乏な家で育ち、玉の輿を狙って夢叶ったように思えたが結局離婚した女性。
障害のある兄弟の介護、それが終わったと思ったら母の介護が始まって気づけばストレスで食べまくり100キロ超えの身体になっていた女。
こんな4人が知り合って友達になった。
それぞれの過去は辛い。
しかし、それぞれがそれを乗り越えて独身人生の孤独に向かいあう。
友の助けを借りながら…でも寄りかかり切りにならず一人一人自分を持って皆同じ目線で付き合っていく。この結末がせめてもの救い。 -
Posted by ブクログ
30代、40代で見込んでいる女子。
その女子達の世の中の生きにくさや、何かしらの感じる疎外感や劣等感。
お子様がいるママ達もすごいと思うけど、私達も頑張ってるんだよと思っているみんなが抱えてる気持ちを代弁してくれてるかのよう。
笑える表現もあるし、未来の自分が結婚しろと言ってくる設定もコミカルで読みやすい。
でも、気持ちの代弁だけじゃなく、家族の関係とか、婚活と恋愛とのバランス、今後への人生不安と自分の生き方、色んなことが盛り込まれていて身につまされることも多い。
婚活中だけでなく結婚した女子にも、男性にも読んで欲しいな。多分それらの方々は手に取らないだろうけど。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ丁度会社の人に独身男性の平均寿命は65歳とか言われて脅されていたところにこの物語のことを聞きつけ、興味を惹かれて読んでみました。
春夏秋冬の痛い物語?
偏見の塊かも知れません。
気に障ったら読まずに閉じてください。
もしかしたら、アラフォー、いやいや30代半ばで独身というか恋愛経験もなくて、春来くん真冬さんのような生活をしていたら、終盤の春来くんのように生活を改めて将来を見据えて行動を起こすべき何だろうな。
それができる人は。
この中の人たちは苦しみながらも何とか一生懸命生きているのだから、上手く参考にしたい。
何か上から目線のコメントだなと思いましたが残しました。
中盤、全員に結構悲惨 -
Posted by ブクログ
男性は孤独に弱くて、ひとりぼっちでいると生きる気力を失い、精神的おかしくなるというSNSの投稿を見ながら、恋愛も結婚もほど遠い自分もそうなるのか…と呟くのは41歳の売れない小説家でコンビニの雇われ店長の春来。
夏枝は、貧乏な家から抜け出し医者の夫と結婚し妊娠するが堕してくれとと言われ、パワハラ気味で借金もある夫と離婚。
秋生は、同性の恋人から衝撃的な別れを経験したが、かなり前に少しだけ結婚していた期間があって、最近になり子どもがいたことがわかる。
真冬は、姉がダウン症で弟が自閉症という家庭で育ち、祖母や母の介護もしていたが、それぞれに亡くなった今になり、恋愛すらしたことがなかったと…。
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Posted by ブクログ
40代〜50代の男女4人、結婚したことがあったりなかったり、子供がいたりいなかったりと違いはあるけど、みんな現在はおひとり様。
これからどうなっていくんだろう…と心配する様子が微妙に違っていて面白い。
冒頭の「未婚男性は平均寿命が極端に短くて65歳位」というのが気になって、思わず調べてみた。
これは事実のよう。離婚しても死別しても男性は寿命が短くなるらしい。
でもこれより気になったのは、女性の未婚者の平均寿命が81歳に対して、女性の有配偶者は78歳なのだそう。
(死別しても離婚してもあまり寿命に影響なし!)
こないだ読んだ「妻の終活」でも感じたように、女性にとって結婚はストレスでもあるってこ -
Posted by ブクログ
タイトルの長さと奇抜さが気になり、手にしました。ゆる〜い仲間関係の40代4人グループ(春来、夏枝、秋生、真冬)の、10年間のそれぞれのエピソードを時代背景の章題とともに描かれます。
冒頭に登場するSNSのバズり投稿「男性は孤独に弱くて、ひとりぼっちでいると生きる気力を失い、おかしくなってしまう‥」を読んだ春来。このツイートが繰り返し脳内再生され、焦るのでした。
本書のタイトルは、春来が自分の破綻しかけた今後を不安視した心の声なんでしょう。
読み進めると、人生を象徴するように、4人はいろんな状況下でいろんな転機と不幸があり、冴えない「ひとり」の生活をしています。共通点は、優しさと不器