南綾子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ただ楽しく生きていたいって思ってたらここに辿り着いてただけという桜子さんの生き方に憧れた。人生のスタンプラリーを押すように彼氏を作って結婚して出産して…という価値観に縛られることは、本当に自分のしたい生き方ができないことにもなり得るから、自分がどうしたいのか、自分にとって一番の幸せとは何かをよく考えないといけないなと思った。心に響く言葉がたくさんあった。
「金、健康、友達、この三つがないといろいろ半減だから。この三つの確保だけは、今のうちからがんばるべし。」
「生涯独身女性の先輩として、お金に関していくつかアドバイスをあげましょう。まず、働き続けなさい。早期リタイアなんていう悪魔の言葉に惑わさ -
Posted by ブクログ
「これからわたしが書こうとしているのは、わたしが創作した話ではなく、わたしの身に実際におこった出来事であり、登場する全ての人物、団体はマジで実在する」
40代を目前にした著者、南綾子氏のほぼ実録婚活小説。笑っちゃうぐらいおもしろくて、涙が出るほどつらくてしんどい話だった。
世の中にある”だいたいこういうもん”という規範とそこから外れる人たちへ向けられる嘲笑。かつて自分が嘲笑ってきた立場に自分が迫ると、どうにかして、時には自分をすり減らしてでもそこから逃れようともがいてしまう。
本当に結婚という制度が人にかける呪いはしぶとい。結婚が、誰かからの唯一の承認みたいなものだと思っている人が多く、誰かか -
Posted by ブクログ
好みの作家さんと出会ったとき、この幸福に転がりまわりたくなってしまう。
中身がまずもってすごいよかった。中年男性の仕事もうまくいかず、恋愛経験もほとんどなく、結婚も見えてこなくて不安と孤独に身をすくませる。ずっとこういう中年男性の話が読みたいと思っていた。
こういう人を恋愛や結婚の存在がさも当たり前のような社会の空気に飲まれているだけだとか、自分で自分を満たせるようにとかいうアドバイスは正しい。実際そうだし。でもやさしくない。
だからここに向き合う作品を欲していた。
ごまかしてきたことや。見過ごしてきたことはいつか腹を据えて向き合わなければならないときがくる。それは自発的にそうできるときもあれ -
Posted by ブクログ
私も今すぐおばさんになりたい.........!!
人生のことじゃなくて雑談をしていたい。次の日何を話していたかも忘れてしまうようなどうでもいい話をずーーっと。お金と健康と友達を大切にすること。肝に銘じます!!
今はいろんな選択肢があるし、周りと比べると苦しくなることもあるけれど、心に残る文章がいくつも出てきた。「自分の行き先は自分で決めたいでしょ。誰だって」て、1人を選んだり子供を産む産まないとか色々あるけど、自分で決めたことを正解とするのが1番だね。
桜子みたいな生き方もかっこいい。野望なんてなくて、でも人生は楽しそうな人生の先輩!速水の頑張りすぎていろいろなものを犠牲にしてきたものを考え -
Posted by ブクログ
おばちゃんたちも、一見すると自由気ままに見えるけれど、それぞれに過去があり、悩みや選択を重ねて今がある。その過程で自分の選んだ人生を受け入れ、自分らしく前向きに生きている姿がとても素敵でした。
主人公・響の気持ちにも共感できる部分が多く、自分と重ねながら読みました。
30代ならではの焦りや周りと比べてしまう気持ちは誰にでもあるけれど、大切なのは誰かの幸せを追いかけることではなく、自分にとって心地よい生き方を選ぶことなのだと改めて感じました。
そして、この本を読んで改めて思ったのは、お金と健康と友達は大事だということ。
仕事帰りに行きつけのお店で他愛ない話をしながら過ごす時間も、とても豊かな -
Posted by ブクログ
タイトルに惹かれて手に取ったらやっぱり私好みだった。誰かに自分の話や思いを否定せずにただ聞いてもらうってすごく大事で、心の安定をもたらすんだなぁと感じた。奈月の兄が引きこもりになってしまったきっかけ、施設からボロボロの身体で帰ってきた描写、夜中に窓の外を見て泣いている場面で泣きそうになった。結局、育ってきた家庭環境が人格形成に一番関わるような気がする。生きづら会のメンバー4人ともそれぞれに暗い過去があって、今も社会や自分の悩みとうまくやっていくだけで精一杯なのに、会のメンバーといる時は何ともいえない関係性で気楽に過ごせているところが理想的だった。
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Posted by ブクログ
一言メモ、
私もおばさんになりたい
イメージ配役
響…くろきはなさん
桜子…まつしたゆきさん
黒木…なかむらともやさん
30前後の女性の主人公を取り巻く環境に嫌気が差して、おばさんに憧れていく。小説ではないようなタイトルが、なかなか手に取りにくかったけど、読んでみてびっくり。女性同士のしがらみや、葛藤が細かく描かれていて、面白い。後半で、桜子のストーリーが描かれていって、さらに深みが増す。
おばさんは、イヤな気持ちになることは、したくないし、自分をその環境に置かない。その術を持っている。だから、環境から逃げられない若輩者は、憧れる。それが、おばさんだ。 -
Posted by ブクログ
SNSでよく見かけていたので読んでみたところ、とても好きな作品でした!
主人公と同じく30代の私
既婚・子持ちで環境も悩みと違うけど、歳を取るのはいやだな。おばさんになりたくないな。と日々感じていたので、この作品を読んで「おばさん」になることにとても前向きなれたのがとても良かったです笑
タイトルのように「今すぐ」とはいわないけど、おばさんになるのが楽しみになったし、自由を手にした50代の自分ってどんなだろう、とワクワクしました。
おばさんたちのわちゃわちゃくだらない会話に何度もクスクス笑わされました。
これから辛いこともたくさん経験するだろうけど、20年後こんなふうに笑い合える仲間と楽しく
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