武田友紀のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
繊細さんはバリアが薄く、光や音、相手の感情などが入ってきやすいという性質がある。旅行や習い事など楽しみなことでも、新しいことを始めると興奮状態が続く。深く考える性質によって「あれもこれもやらなきゃ」となることがある。
繊細さんは自分のままでいるほど元気になる。
5人にひとりの少数派。
ショックなことがあっても「こうだったんだね」と自分の動機を振り返ってあげると心が落ち着く。
暴力的なドラマなどが苦手というのも共感した。
「楽しい予定の後にも休日を」
「あんなこと言われてイヤだったねと心の中で推しに共感してもらう」
これは大切なことだと思った。 -
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タイトルに興味を持ち、購入しました。印象に残ったのは、自分の繊細さは克服すべき課題ではなく、いいものとしてとらえること、繊細な人が元気に生きる技術を学ぶというところです。その中でも、「人を嫌えるようになろう」という部分はインパクトがありました。今までは、合わない人、嫌いな人でも、良いところを見つけよう、自分から声をかけようなどと考えていました。でも「人を嫌ってはいけない」と考えると、その人との距離感がわからなくなり、かえって距離が近づいてしまうとのことでした。これからは、なんとなく合わないなと感じたら、仕事で話さなくてはならない時は話し、そうでない時はなるべく離れているようにしようと思います。
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以前、武田さんの著書を読み、共感するところが多かったので、購入しました。印象に残ったのは、成果主義から一歩出て、自分の幸せを大切にしようというところです。著書は、繊細な人が感じる幸せを6つに分けています。自分はその中で、深く考える幸せが強いと感じました。好きな喫茶店で、コーヒーを飲みながら本を読んだり、プロ野球のスタジアムに行き、次は盗塁してくる、ピッチャーを変えてくるとか考えながら観戦するのが好きです。これからは、なるべく仕事を家に持ち込まず、自分が感じる幸せを増やしていこうと思います。自分がHSP、内向型だと思っている人におすすめです。
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Posted by ブクログ
「繊細さんの本」を読んで、大いに共感し、武田さんの書いた別の本を読んでみようと思い、本書を購入しました。人間関係、仕事、日々の悩みなど、こういう場面ではどう考え、行動したらいいか、HSPの人の実践アドバイスも含め、具体的に書かれています。特に印象的だったのが、自分に自信が持てないという悩みに対して、自信には、自己肯定感と自己効力感があり、自己効力感をいくら高めても、自己肯定感がないと、安心できないというところです。仕事に置き換えると、仕事が上手くいって入れば調子がいいが、仕事が上手くいかないと落ち込んでしまうということです。自分も最近、職場の人から結構キツイ口調でいろいろ言われて、心をカミソリ
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Posted by ブクログ
繊細であることを許された気がした。
小さなことを大切に感じたり、自分が良いと思うものをゆっくり味わったりしてもいいんだ、と安心できた。
抽象的な言葉ではよく聞く話だが、頭では理解できても自分の生活に落としこみにくく、結果わからずにいたけど、本書ではかなり具体的に書いてくれていた。例を挙げてひとつひとつ あなたの感覚は間違ってない、大切にしていい、と言われることはなかなかなく、素直に嬉しかった。
「周囲や他人がどうこうではなく、自分を大切にする」ということがどういうことかやっと少し理解できたし、自分を尊重していきたいと思った。
また読み返したい。なんとなく手に取っただけだったけど読んでよかった -
Posted by ブクログ
ネタバレはじめにの部分に”HSPである著者が、繊細な感性と一緒に生きる様子を描いたエッセイです。”
とあり、エッセイ好きなので読んでみました。
「武田さん、もしかして『いい人』が存在すると思ってない?いい人なんていないんだよ。いい部分があるだけだよ。牛の模様みたいにまだらなんだよ。」
の部分、衝撃でした。私もいい人が存在すると思っていました。
いい人・悪い人とカテゴライズして、人を見ていました。
そしていい人とカテゴライズした人が、私の”いい人範囲”を超えた時、
関係を続けるのがしんどくなっていたのだなぁ。
初めに敵か味方か、白黒をジャッジするのではなく、
牛のようなまだら模様である、
と頭に入れ -
Posted by ブクログ
繊細さんのおもっていること、半分以上は自分自身の中にあって時々表にでてくるような気がします。
それは嫌なことだったり、やっかいなことだったり、避けようとしても避けられなかったりして。
理屈ではない心のおもいを整理するのが、繊細さんの知恵袋だと思いました。
気になったことは次です。
・繊細さは生まれもった気質であり、生まれつき繊細な人がいることがわかってきたのです。
・繊細さんの4つの性質 ①深く考える、②過剰に刺激を受けやすい、③感情反応が強く、共感力が強い、④些細な刺激を察知する。
・繊細さんが元気に生きる3つのポイント ①自分の繊細さを大切にする、②本音と感性を大切にする、③自分にあう