一木けいのレビュー一覧

  • 愛を知らない

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    一気読みしたが、主人公が最後まで何も行動しなさすぎてイライラした。自分の母親は橙子の理解者なのに、殴られてるのを見てもまだ何もせず言い訳ばかり。現実はそうするしがなくても、物語としてはなぜヤマオを主人公にしなかったのだろう。橙子が嘘つきだから信じなかった、と言うならもっと騙されてきた経緯を書かなければ納得感がない。
    最後芳子が無理やりあの子を愛してた、と言っても、嘘つけ!としかならんし

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    2026年05月31日
  • 嵐の中で踊れ

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    嵐が近づく中、避難所の中学校に集まった人達が「いちばん会いたくなかった相手」に会ってしまう群像劇。

    避難所での再会で記憶が蘇り、新たな関係が作用し合い、日常に戻っていく。

    この作品自体が嵐のようで、まるで舞台を観ているようだった。

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    2026年05月29日
  • 1ミリの後悔もない、はずがない(新潮文庫)

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    オムニバス
    軽い恋愛小説ぐらいの気持ちで読んだけど若干しんどくなりつつじんわり心が暖かくなる深い話だった。
    人には人の地獄があってそんな中で差し伸べられた手を掴む勇気が持てるかどうかそれが大事だなぁと。
    反対にただ健気に生きているだけで誰かの希望になることもあるんだなとも感じた。
    10代で読んでたらまた違う感想だったと思うし、10年後とかにまた読んでみたい。
    あとたくさん人が出てるので私のように忘れっぽい人は注意

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    2026年05月28日
  • 彼女がそれも愛と呼ぶなら

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    感想を書くのがとても難しい一冊。
    内容そのものもそうだけど、「誰の視点に立って語るのか」で、まるで印象が変わってしまう。

    この物語には、いくつもの“愛の形”が描かれている。

    恋人が3人いる伊麻。
    その伊麻と娘の千夏、そして恋人たち(氷雨、到、亜夫)が、ひとつ屋根の下で暮らしている。

    一方で千夏は、初めてできた彼氏からの束縛や性的な要求に苦しみながらも、誰にも打ち明けられない。

    絹香は、夫の9年に及ぶ不倫を知りながら、自身もまた別の恋に落ちていく。

    相手を束縛せずにいられない太呂。
    妻を見下し、不倫を正当化する篠木。

    誰を軸に感想を書いても、どこかブーメランみたいに自分へ返ってくる。

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    2026年05月09日
  • 彼女たちが隠したかったこと

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    ネタバレ

    他人の隠しごとや弱点を握って、息をするように嘘をつき関係を操る女・英利子。緊迫感に満ちたプロローグから一人のヤバい女のシルエットがくっきりと焼きつけられる。
    バラバラな場所で時間を行きつ戻りつする各章ではなかなか英利子の裏の行動や企みが表にならず、浩司の役割も宙に浮いたままでもどかしい。理由なんてないんだろうけど、もう少し本人の口からいろいろ真相を聞きたかったな。
    所持品等の伏線が後から繋がるしかけは豊富。
    信用してはいけない、笑顔で近づいてくる人間も一度目を離したドリンクも…。
    信じられるのはラストの一文だけ。

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    2026年04月21日
  • 嵐の中で踊れ

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    途中で、この人が叔母で…関係性がややこしくなったけど
    クライマックスくらいに刺さる所があったり
    ラスト1ページで、あ!ってなってページを遡って探してみたりして楽しめました!

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    2026年04月18日
  • 彼女たちが隠したかったこと

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    ネタバレ

    読みやすかった。し面白いなぁって途中でのって来て読んでたけど最後はなんなんだ?!なんだったんだ?!って感じ笑

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    2026年04月16日
  • 全部ゆるせたらいいのに(新潮文庫)

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    全部許せたらいいのに
    本当にね、全部許せたらこんなに苦しまずにすむのにね。自分で自分を苦しめてるってことくらいわかってはいるんだけど、許せるほどの器も余裕もないんだ。

    家族って時に呪いになるのかもしれないなんて思う反面、主人公のように後悔の念に追われながら最期はやさしくしたりなんてするのかな、、なんて考えてみたけどわからなかった。

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    2026年04月14日
  • 彼女たちが隠したかったこと

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    あ、だめだ。
    この女、
    まともじゃない。

    彼女は
    ハイヒールの音とともに
    やって来る。
    めくるめく邪悪に
    戦慄が走る
    ノワール・サスペンス!
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    最近仕事が忙しくて
    気持ち的に落ち着かない(たぶん過緊張)ので、
    穏やかな本が読めなくて。
    (気持ちを落ち着かせたいとかにも至らない苦笑)

    短編集という感じですが、
    どの物語にも共通した一人の女性が登場します。

    最初から不穏で、
    じわじわ来るホラーみたいでした。

    ただ、慌てて読んでいたからか(積読のプ

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    2026年04月11日
  • 嵐の中で踊れ

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    嵐が近づき、期せずして同じ避難所に集まった人たち。
    彼ら彼女らは、「いちばん会いたくなかった相手」と再会する羽目になる。
    それぞれの抱えている事情は違えど、会ってしまったら…。

    修羅場になるのか、逃げるのか、すべてを無かったことにはできないわけで…

    気を揉むほどではなかったことに安心できた。

    人は、予測不能な場において、他者と通じ合い、自分の新たな側面に気づくのかもしれない。
    それぞれが新たな気持ちで動きだす。

    不倫相手に対して、わたしを忘れて。わたしを忘れないで。という気持ちに未練はあるが未来を歩くことにするという思いが込められているのだなと感じた。

    嵐のあとは、人の気持ちまでも清

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    2026年03月31日
  • 1ミリの後悔もない、はずがない(新潮文庫)

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    今はとても幸せでも、過去を遡れば1ミリ以上の後悔があって。きっと誰もがそんなことを思いながら生きているんだろうなと思ったら少しだけ息がしやすいなってかんじた。

    どうか、みんなが穏やかに過ごせますように。
    どうか、後悔も思い出になりますように。

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    2026年02月22日
  • 1ミリの後悔もない、はずがない(新潮文庫)

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    大学生の時読んだ本を再度手に取ってみた。
    前読んだ時はどこか全てが遠い世界の話で理解ができなくて、愚かに感じてしまうような感覚で、印象にあまり残っていなかった。
    約5年経って読んでみて、自分自身の考え方の変化も知れたような気がする。
    例えば、この文章の登場人物は私にも私の周りにもいないような人が多いが、5年分の感情の幅で重ねられるものが増えたようなそんな感覚がした。

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    2026年02月12日
  • 彼女がそれも愛と呼ぶなら

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    3人のイケメンの恋人と同居する母。高校生になった千夏自身は初めての恋人との距離感に迷う。それを親友にも相談できず。

    3分の2くらいまでは傑作だと思ってたんだけどなぁ。千夏の告白の場面もないし、氷雨の決断もよくわからない。絹香と針生もまたしかり。一番?なのは太呂。行動が最初から最後まで意味不明。雑すぎやしないか。

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    2026年02月02日
  • 結論それなの、愛

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    異国という環境だからこそ、周囲に自分を知る人がほとんどいないからこそ、人は理性よりも本能で愛に溺れていくのではないかと思った。
    また、母国語ではない言葉で相手と向き合うからこそ、「何を伝えたいのか」を強く意識せざるを得ない点も印象的だった。言葉がスムーズに出てこないからこそ考えて話す。その不自由さが、かえって相手への想像力や誠実さを生んでいるように感じられ、この捉え方はとても素敵だと思った。

    一方で、人生においてお金や生活の安定が占める割合は大きいと考えるので、最終的にタイ人の男性についていく駐在妻の選択は理解できなかった。これは男女の違いなのか、それとも置かれた立場や価値観の差なのか。

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    2026年02月01日
  • 嵐の中で踊れ

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    ネタバレ

     台風に襲われて避難所である体育館に避難した人々。一夜を共にする相手は家族だけではなく。そこから過去の恋や後悔やが外の暴風雨に負けないくらいに渦巻く。いやー。いたたまれない気持ちが湧き起こる。大人たちはなんだかもっとしっかりしろよって気持ちになったけど、どうにもならないこともあるってのもわかるからなんだかなーでした。子供たちは。生き辛さを抱えていてどうにかしてあげたい気持ちになった。
     「嵐の中で踊れ」そうできれば、そう生きられたらと羨望する。

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    2026年01月21日
  • 1ミリの後悔もない、はずがない(新潮文庫)

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    「うしなった人間に対して1ミリの後悔もないということが、ありうるだろうか。」
    5つのストーリー全てがこの問いに繋がるような小説だった。
    『西国疾走少女』の由井の物語が最後の『千波万波』に繋がっていたことは良かったけど、桐原の手紙を読んだことで由井の後悔はより一層深いものになったような気がする。ただ今の生活にはきっと後悔はしていないはずなので、後悔の連続の先にある幸福が描かれていたように感じた。
    桐原視点の物語はないのであくまで想像だが、桐原の問いへの答えを最終的に桐原本人が出すという構成がとても良かったと思う。
    個人的には、由井の父と由井の夫の父の描写がたまらなく切なかった。2人はお互いの境遇

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    2025年12月20日
  • 1ミリの後悔もない、はずがない(新潮文庫)

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    初めて読む一木けいさんの本、章ごとに時代や登場人物の視点が変わるので少し混乱したが文章は読みやすかった。 
    あのときのあの選択がこうだったら…
    なんで今こうしているのか…
    そんなふうに考えることはある程度年齢を重ねた人ならみんな思ったことはあるだろう。
    ラストの手紙はせつないけど今が幸せそうでよかった。

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    2025年12月08日
  • 1ミリの後悔もない、はずがない(新潮文庫)

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    1章目は良かった!
    この人の文章好きかも!
    青春時代独特のもどかしい感じが表現されてて、キュンとしながら読み終わった。あっさり終わりすぎて、物足りない。もっと読みたかった。

    2章目からは、登場人物リンクされてたけど、
    話があちこちに飛んで今何の話してるかわからなくなって流し読みしちゃった。笑

    「今、何してる?という言葉は不思議で、相手に対する自分の気持がわかる。会いたい人なら絶対うれしい。会いたくない人なら絶対うれしくない。」
    ↑この文章めちゃくちゃ刺さった。
    たしかに、ほんまにそう(´・ω・)

    この小説は途中まで読んで読むの辞めちゃったけど、次はこの人の長編の作品読んでみようかな!

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    2025年11月30日
  • 彼女がそれも愛と呼ぶなら

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    ドラマがとても良かったので、原作も気になり読んでみることに。千夏ちゃんと太呂くんの関係は幼さも手伝い痛々しかった。太呂くんには適切なケアがあってほしいよ。千夏ちゃんもかなり傷ついていて切ないね。子どもが苦しんでいるのは悲しい。亜生くんの明るさは助かるけど紙一重でもあって(笑)いい子であることは間違いないんだけどね。到さんかっこいーな。氷雨くんの余裕のなさは若さゆえもあるんだろうけどそもそも伊麻さんとはあまりにも目盛が違いすぎたんだろうね。それを知るためにも交際した意味はあったんだろうな。無駄なことなんてない、って思ってほしい。ディベートのように愛や恋や嫉妬について話し合うシーンはおもしろかった

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    2025年11月25日
  • 愛を知らない

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    昔、同級生に、理解しがたいような行動をとる子がいた。

    この本をもっと早く読んでいたら、その子の印象はもっと違ったかな。

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    2025年11月13日