一木けいのレビュー一覧

  • 1ミリの後悔もない、はずがない(新潮文庫)

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    「うしなった人間に対して1ミリの後悔もないということが、ありうるだろうか。」
    5つのストーリー全てがこの問いに繋がるような小説だった。
    『西国疾走少女』の由井の物語が最後の『千波万波』に繋がっていたことは良かったけど、桐原の手紙を読んだことで由井の後悔はより一層深いものになったような気がする。ただ今の生活にはきっと後悔はしていないはずなので、後悔の連続の先にある幸福が描かれていたように感じた。
    桐原視点の物語はないのであくまで想像だが、桐原の問いへの答えを最終的に桐原本人が出すという構成がとても良かったと思う。
    個人的には、由井の父と由井の夫の父の描写がたまらなく切なかった。2人はお互いの境遇

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    2025年12月20日
  • 1ミリの後悔もない、はずがない(新潮文庫)

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    初めて読む一木けいさんの本、章ごとに時代や登場人物の視点が変わるので少し混乱したが文章は読みやすかった。 
    あのときのあの選択がこうだったら…
    なんで今こうしているのか…
    そんなふうに考えることはある程度年齢を重ねた人ならみんな思ったことはあるだろう。
    ラストの手紙はせつないけど今が幸せそうでよかった。

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    2025年12月08日
  • 1ミリの後悔もない、はずがない(新潮文庫)

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    1章目は良かった!
    この人の文章好きかも!
    青春時代独特のもどかしい感じが表現されてて、キュンとしながら読み終わった。あっさり終わりすぎて、物足りない。もっと読みたかった。

    2章目からは、登場人物リンクされてたけど、
    話があちこちに飛んで今何の話してるかわからなくなって流し読みしちゃった。笑

    「今、何してる?という言葉は不思議で、相手に対する自分の気持がわかる。会いたい人なら絶対うれしい。会いたくない人なら絶対うれしくない。」
    ↑この文章めちゃくちゃ刺さった。
    たしかに、ほんまにそう(´・ω・)

    この小説は途中まで読んで読むの辞めちゃったけど、次はこの人の長編の作品読んでみようかな!

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    2025年11月30日
  • 彼女がそれも愛と呼ぶなら

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    ドラマがとても良かったので、原作も気になり読んでみることに。千夏ちゃんと太呂くんの関係は幼さも手伝い痛々しかった。太呂くんには適切なケアがあってほしいよ。千夏ちゃんもかなり傷ついていて切ないね。子どもが苦しんでいるのは悲しい。亜生くんの明るさは助かるけど紙一重でもあって(笑)いい子であることは間違いないんだけどね。到さんかっこいーな。氷雨くんの余裕のなさは若さゆえもあるんだろうけどそもそも伊麻さんとはあまりにも目盛が違いすぎたんだろうね。それを知るためにも交際した意味はあったんだろうな。無駄なことなんてない、って思ってほしい。ディベートのように愛や恋や嫉妬について話し合うシーンはおもしろかった

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    2025年11月25日
  • 愛を知らない

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    昔、同級生に、理解しがたいような行動をとる子がいた。

    この本をもっと早く読んでいたら、その子の印象はもっと違ったかな。

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    2025年11月13日
  • 全部ゆるせたらいいのに(新潮文庫)

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    アルコールに弱い両親の家庭に育ち、アルコールに弱い夫と家庭を気づいたので、お酒を飲むことは年に数回あるかないか。なのでこの主人公の家庭環境は想像つかないが、感情移入はしやすかった。誰もが愛を持っていて、愛のために生きてたのにと思うと切ない。

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    2025年09月27日
  • 結論それなの、愛

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    連作短篇3篇
    タイを舞台に駐在員の妻たちのそれぞれの人生模様。それらがゆるく繋がり愛や理解し合うこと、コミュニケーションなどが響きあっている。

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    2025年09月18日
  • 1ミリの後悔もない、はずがない(新潮文庫)

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    割と好みの読み心地だったのだけれども、あまり印象に残っていない。
    確かめる意味で他の著作も読んでみたいな。

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    2025年09月03日
  • 1ミリの後悔もない、はずがない(新潮文庫)

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    かつて
    「うしなった人間に対して1ミリの後悔もないということがありうるだろうか」という雑談をした最愛の人と、後悔しかない別れ方を強いられた由井。
    大人の事情に振り回されて、叶わなかったあの頃の思い
    過去と今
    あの頃の同級生たち
    オムニバスで綴られるストーリー

    私が今、人生で1番後悔してる事ってなんだろうな
    もしもあの時、一瞬早く(遅く?)アレをしてたら運命は変わっただろう…って転機、実はみんなたくさん持ってるはず
    そういうのを知っちゃったら、後悔することめちゃくちゃたくさんありそう~

    ラストはてっきり彼の視点の章で締めくくられると思ってたのに…
    でもそれがなかった構成が、より余韻を楽しま

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    2025年08月26日
  • 1ミリの後悔もない、はずがない(新潮文庫)

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    筆者・一木けいさんのデビュー作で、『女による女のためのR-18文学賞』の読者賞受賞作。恋愛というか、青春というか。ほろ苦いです。連作短編ですが、主人公そして時代がズレるので、空想で補わざるをえなかった。

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    2025年08月24日
  • 結論それなの、愛

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    ネタバレ

    2025/06/09予約11
    駐在妻もタイも出てくる固有名詞も、うまく飲み込めず残念。異国でコロナ禍になり実母の最期にも葬儀にも出られなかったのは気の毒に思うが、だからといって不倫していい理由にはならない気がした。狭い駐妻コミュニティはキツそうだけど…

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    2025年08月02日
  • 結論それなの、愛

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    タイの駐妻達の虚無とそれを埋めようとする恋愛模様の話。
    大事な人を失ってからその大切さに気づいたり、人と通じ合うことを諦めたら心から通じ合う人が現れたり。
    人は誰しも心のどこかに虚無を抱えていて、それを埋めようともがくか、それを抱えたまま生きるかの選択をしているのかもしれない。
    「伝えたい、伝わらない、伝わった、それっていったいなんなんだろう。これだけは伝わってほしいと祈った言葉も、相手が受け取れる状態になかったら?受け取る意思がなかったら?たとえ伝わったと思える一瞬があっても、相手がそれをすててしまったら?」

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    2025年07月04日
  • 結論それなの、愛

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    登場人物たちの喪失感、焦燥感の凄まじさに圧倒された。特に紗也子さんの話は身につまされてしまった。夫婦関係に悩んでいた時期に紗也子さんと同じ状況だったら、間違いなく同じような行動をとっていただろうと思う。機会が無くて良かった。平凡で平穏な日々に感謝したくなる読後感を持たせる作品だった。

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    2025年07月02日
  • 全部ゆるせたらいいのに(新潮文庫)

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    苦しい。苦しすぎる。言い気分をしない読者もいるかもしれないけど、これ現実。依存症は脳を壊す。元夫はギャンブル依存症だった。だから信用を失って絶望しながらも簡単に手放せない辛さはひしひしと伝わってきてしまう。響きすぎて苦しい。

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    2025年06月22日
  • 結論それなの、愛

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    主に駐妻やそれ以外の女性が、主にタイ人やそうでない男性と不倫するはなし。セで始まり、クスで終わるシーンが多め

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    2025年05月31日
  • 結論それなの、愛

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    タイの空気や湿度だけじゃなくて、登場人物たあちの情愛が、読みながらねっとり肌にまとわりつく感じだった。

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    2025年05月04日
  • 9月9日9時9分

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    序盤はバレてはいけない主人公の恋愛を見ているのが面白かった。一目惚れをしたことがある人は特に共感できると思う。後半は正義を振り翳す主人公に共感できない部分も多くあって少し残念だった。

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    2025年04月20日
  • 愛を知らない

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    ネクストブレイク作家として期待をしている一木けいの最新刊。
    これ、良かったんだよー!面白かった!もっと売れてもいいと思うんだけどなぁ。。個人的にプッシュしていきたい作家さん。

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    2025年04月14日
  • 1ミリの後悔もない、はずがない(新潮文庫)

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    一木けいさんの作品を初めて読んだが、良かった。

    連作短編集だが、緩くお話は繋がっており、最後まで楽しい。楽しいというか、じんわり感動する。群像劇でもあり、ひとりの少女が大人になる物語でもある。この作家さんは巧い、と思う。

    個人的には「高山」の飄々とした中にある寂しさや優しさが好きだった。

    オッサンが読んでも感動するのだから、女性が読んだらさぞ感動するのだろう。

    有島武郎の「小さき者へ」を読みたい。

    星は4つと悩んで、3つ。3.9とする。

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    2025年04月10日
  • 1ミリの後悔もない、はずがない(新潮文庫)

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    中学時代を思い出した
    初恋
    背が高くてゴツゴツした手、モテてたな
    小学校の時は仲良かったけど中学になって不登校になった友達

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    2025年03月23日