一木けいのレビュー一覧
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あ、だめだ。
この女、
まともじゃない。
彼女は
ハイヒールの音とともに
やって来る。
めくるめく邪悪に
戦慄が走る
ノワール・サスペンス!
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最近仕事が忙しくて
気持ち的に落ち着かない(たぶん過緊張)ので、
穏やかな本が読めなくて。
(気持ちを落ち着かせたいとかにも至らない苦笑)
短編集という感じですが、
どの物語にも共通した一人の女性が登場します。
最初から不穏で、
じわじわ来るホラーみたいでした。
ただ、慌てて読んでいたからか(積読のプ -
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嵐が近づき、期せずして同じ避難所に集まった人たち。
彼ら彼女らは、「いちばん会いたくなかった相手」と再会する羽目になる。
それぞれの抱えている事情は違えど、会ってしまったら…。
修羅場になるのか、逃げるのか、すべてを無かったことにはできないわけで…
気を揉むほどではなかったことに安心できた。
人は、予測不能な場において、他者と通じ合い、自分の新たな側面に気づくのかもしれない。
それぞれが新たな気持ちで動きだす。
不倫相手に対して、わたしを忘れて。わたしを忘れないで。という気持ちに未練はあるが未来を歩くことにするという思いが込められているのだなと感じた。
嵐のあとは、人の気持ちまでも清 -
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異国という環境だからこそ、周囲に自分を知る人がほとんどいないからこそ、人は理性よりも本能で愛に溺れていくのではないかと思った。
また、母国語ではない言葉で相手と向き合うからこそ、「何を伝えたいのか」を強く意識せざるを得ない点も印象的だった。言葉がスムーズに出てこないからこそ考えて話す。その不自由さが、かえって相手への想像力や誠実さを生んでいるように感じられ、この捉え方はとても素敵だと思った。
一方で、人生においてお金や生活の安定が占める割合は大きいと考えるので、最終的にタイ人の男性についていく駐在妻の選択は理解できなかった。これは男女の違いなのか、それとも置かれた立場や価値観の差なのか。 -
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「うしなった人間に対して1ミリの後悔もないということが、ありうるだろうか。」
5つのストーリー全てがこの問いに繋がるような小説だった。
『西国疾走少女』の由井の物語が最後の『千波万波』に繋がっていたことは良かったけど、桐原の手紙を読んだことで由井の後悔はより一層深いものになったような気がする。ただ今の生活にはきっと後悔はしていないはずなので、後悔の連続の先にある幸福が描かれていたように感じた。
桐原視点の物語はないのであくまで想像だが、桐原の問いへの答えを最終的に桐原本人が出すという構成がとても良かったと思う。
個人的には、由井の父と由井の夫の父の描写がたまらなく切なかった。2人はお互いの境遇 -
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1章目は良かった!
この人の文章好きかも!
青春時代独特のもどかしい感じが表現されてて、キュンとしながら読み終わった。あっさり終わりすぎて、物足りない。もっと読みたかった。
2章目からは、登場人物リンクされてたけど、
話があちこちに飛んで今何の話してるかわからなくなって流し読みしちゃった。笑
「今、何してる?という言葉は不思議で、相手に対する自分の気持がわかる。会いたい人なら絶対うれしい。会いたくない人なら絶対うれしくない。」
↑この文章めちゃくちゃ刺さった。
たしかに、ほんまにそう(´・ω・)
この小説は途中まで読んで読むの辞めちゃったけど、次はこの人の長編の作品読んでみようかな! -
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ドラマがとても良かったので、原作も気になり読んでみることに。千夏ちゃんと太呂くんの関係は幼さも手伝い痛々しかった。太呂くんには適切なケアがあってほしいよ。千夏ちゃんもかなり傷ついていて切ないね。子どもが苦しんでいるのは悲しい。亜生くんの明るさは助かるけど紙一重でもあって(笑)いい子であることは間違いないんだけどね。到さんかっこいーな。氷雨くんの余裕のなさは若さゆえもあるんだろうけどそもそも伊麻さんとはあまりにも目盛が違いすぎたんだろうね。それを知るためにも交際した意味はあったんだろうな。無駄なことなんてない、って思ってほしい。ディベートのように愛や恋や嫉妬について話し合うシーンはおもしろかった
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かつて
「うしなった人間に対して1ミリの後悔もないということがありうるだろうか」という雑談をした最愛の人と、後悔しかない別れ方を強いられた由井。
大人の事情に振り回されて、叶わなかったあの頃の思い
過去と今
あの頃の同級生たち
オムニバスで綴られるストーリー
私が今、人生で1番後悔してる事ってなんだろうな
もしもあの時、一瞬早く(遅く?)アレをしてたら運命は変わっただろう…って転機、実はみんなたくさん持ってるはず
そういうのを知っちゃったら、後悔することめちゃくちゃたくさんありそう~
ラストはてっきり彼の視点の章で締めくくられると思ってたのに…
でもそれがなかった構成が、より余韻を楽しま