一木けいのレビュー一覧

  • 愛を知らない

    Posted by ブクログ

    偶然に見つけた作家さんだったけれど、見かけると気にする様になってきた。

    タイトルが内容をまさに表していて、凄く良いなと思った。

    親の愛の形は様々で、親でない人からの愛もある。
    受けた愛と似た愛を人に与えるのだろうか。

    人を試す様な愛。それに胸を締め付けられる作品だった。

    0
    2023年02月16日
  • 愛を知らない

    Posted by ブクログ

    一木けいさん、初読み。

    『女による女のためのR-18文学賞』出身の作家さんで、このタイトル。

    勝手に大人の恋愛小説をイメージしていたが、心に闇を抱えた登場人物達が織りなす青春小説だった。

    主人公は高校2年生の橙子。
    クラスで浮いた存在だった橙子が合唱コンクールのソロパートを任される。

    橙子が発する言葉や奇妙な行動に首を傾げていると徐々に明らかになる真実と、その背景に胸が苦しくなる。

    そして橙子の母である芳子の裏の顔には人の心の奥底に潜む狂気を感じ背筋が凍る。

    愛に餓え、愛を求める人達の不器用さが、痛い程に胸に突き刺さる。

    0
    2023年02月14日
  • 愛を知らない

    Posted by ブクログ

    一木けいさんの作品を去年初めて読んで、文章がとても好きで3冊目。途中とても苦しい展開だった。なんとか救いが見えるラストではあった。こどものころって、高校生まではそうだと思うけど良くも悪くも学校や家しか場所がなくて逃げられない。そんな環境が恵まれていればいいものの、息苦しければその後の人生に影響を及ぼしてしまう多感な時期だ。そんな時期に良い仲間に出会えた橙子はよかったと思う。幸せになってほしい。しかしヤマオは素晴らしい人間だな。

    0
    2023年01月22日
  • 愛を知らない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    追い詰める人は追い詰められてる
    恩にも時効がある

    がすごく響いた。
    憎みきれないけど自分の中で整理をつけて進んでいかないといけないんだなと....

    最後バタバタとまとめられた感じがして、冬香先生の過去と橙子のその後が気になった。
    この方の文章はとても読みやすいです。

    0
    2022年12月27日
  • 愛を知らない

    Posted by ブクログ

    自分の中の引き出しに分ける

    描き切れてないものもあるけど、描きたい・描こうとするものを明確に持っている作家さんだと思う。続けて読んでいきたい。

    0
    2022年09月28日
  • 1ミリの後悔もない、はずがない(新潮文庫)

    ネタバレ 購入済み

    サラッと読めて、心にささる

    サラッと読めるのに、一語一語が心に刺さります。学生時代の淡い恋、大人になった時の許されない恋、現実ってこんなもんかなぁと思う展開の中に、キラキラとした希望が散りばめられています。それが読んでいて良かった。ただ、終盤のもっていき方が、個人的に好みではなかった。なので、星四つです。

    #切ない

    0
    2022年05月13日
  • 愛を知らない

    Posted by ブクログ

    「愛を知らない」塔子。でも、実は「愛」をよく知っているのかもしれない。
    愛したい、愛されたいという気持ちがうまく噛み合わなくて、とても苦しい。
    冬香先生の「恐いほど追い詰めてくる人は、すでに恐怖の中で生きているから、仕返しをしようとか考える必要はない」という言葉。
    嫌な事があった時に、思い出そうと思う。

    0
    2022年01月30日
  • 愛を知らない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    里親、貧困等子供の問題、そしてあっと驚く展開にまさか!人間は表だけではわからない。こんなこともあるんだなぁ~。闇は広がるばかり。

    0
    2021年12月10日
  • 愛を知らない

    Posted by ブクログ

    自分と重なるところがあって終盤泣いてしまった
    娘に上手く与えられない、愛
    愛されない愛 上手く噛み合わない、
    遠くで生きてるのを見守る、それも、愛だと思った
    愛って言葉はなんかダサいけど
    愛には〝責任〟も着いてくる
    私もだれかを愛してみたい 自分以上に

    0
    2021年09月21日
  • 愛を知らない

    Posted by ブクログ

    母子についての話。「1ミリの後悔もない、はずもない」を読んだときも思ったけど、複雑なことをストレートに感じさせる文章力がすごい。

    0
    2021年08月22日
  • 愛を知らない

    Posted by ブクログ

    前作「一ミリの後悔もない、はずがない」が良かったので読みました。
    読み終わって感じたのが、この作者さんは感性で読ませる人だなぁと。
    物語自体はそれほど突飛でもなく、どこかにありそうな青春ものであり、登場人物には裏がありそうだなと読み始めから予想はついていたので、あぁやっぱりか、という展開でした。まず主人公の男子が良い子すぎるし、クラスの皆も平和だし、ピアノの先生はやたらきれいな感じだし、物語の鍵となる芳子おばさんも当初は良い人すぎるので、序盤は退屈で先にレビューを見てしまいました。ただ読みやすいし情景は浮かびやすいし、橙子だけが異質なのでおもしろくなりそうかな、と読みすすめました。
    後半からは

    0
    2021年07月24日
  • 愛を知らない

    Posted by ブクログ

    辛いことを経験した人ほど他人に優しくできる。
    エスカレートして自分を見失ってはいけない。
    子供に逃げ場はないのだから。

    0
    2021年06月04日
  • 愛を知らない

    Posted by ブクログ

    そうなんだろうな、でもそうじゃないといいなという気持ちだけで読み進めて、やっぱりそうで、想像した以上に酷くて、心が張り裂けそうだった。本から澄子の歌声が聴こえてくる。歌声だけでなく、叫びも。魂が震えるような作品。すごいなぁ。一木さん、どんどん読ませてくる。すごいなぁ。

    0
    2021年04月10日
  • 愛を知らない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    思ってた話と違って意表を突かれたという意味ではおもしろかった。橙子のお母さんの描写には衝撃だった。主人公があとから思い出すと橙子が自分にいつも話していたと気づくところは、人間の思い込みがどれほど強く作用するかを上手く表現していてすごいなと思った。誰が書いたのかわからない日記と交錯して進んでいくのがすごく面白かった。最後は思わず泣いてしまったけど、なんだか重い話だった。

    0
    2021年01月05日
  • 1ミリの後悔もない、はずがない(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    誰かのおすすめで購入
    読後は「1ミリの後悔もない」状態であった。
    恋愛は人間とは切り離せないと強く思った

    0
    2025年12月08日
  • 愛を知らない

    Posted by ブクログ

    初めて読む作家さん。
    たまに読む一般の方のブログで紹介されてて、気になったから読んでみた。

    主人公は、ピアノが上手な男子高校生。
    同じクラスで親戚の橙子が、合唱コンクールのソロに選ばれて、指揮者、男子ソロの4人で練習をしていく。
    最初やる気のなかった橙子は、徐々にクラスメイトとも打ち解けていった。
    そんなとき、主人公とその仲間は、橙子の出生の秘密を知る。

    橙子が、自分が里子であることは知られたくないって言ったことが印象的だった。
    同情されたくないからか?と主人公は想像を巡らす。でも、そういうことではないと思う。
    読み進めていき、おそらく、橙子自身が、育ての親から橙子の生みの親について悪情報

    0
    2020年09月27日
  • 彼女たちが隠したかったこと

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    他人の隠しごとや弱点を握って、息をするように嘘をつき関係を操る女・英利子。緊迫感に満ちたプロローグから一人のヤバい女のシルエットがくっきりと焼きつけられる。
    バラバラな場所で時間を行きつ戻りつする各章ではなかなか英利子の裏の行動や企みが表にならず、浩司の役割も宙に浮いたままでもどかしい。理由なんてないんだろうけど、もう少し本人の口からいろいろ真相を聞きたかったな。
    所持品等の伏線が後から繋がるしかけは豊富。
    信用してはいけない、笑顔で近づいてくる人間も一度目を離したドリンクも…。
    信じられるのはラストの一文だけ。

    0
    2026年04月21日
  • 嵐の中で踊れ

    Posted by ブクログ

    途中で、この人が叔母で…関係性がややこしくなったけど
    クライマックスくらいに刺さる所があったり
    ラスト1ページで、あ!ってなってページを遡って探してみたりして楽しめました!

    0
    2026年04月18日
  • 彼女たちが隠したかったこと

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読みやすかった。し面白いなぁって途中でのって来て読んでたけど最後はなんなんだ?!なんだったんだ?!って感じ笑

    0
    2026年04月16日
  • 全部ゆるせたらいいのに(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    全部許せたらいいのに
    本当にね、全部許せたらこんなに苦しまずにすむのにね。自分で自分を苦しめてるってことくらいわかってはいるんだけど、許せるほどの器も余裕もないんだ。

    家族って時に呪いになるのかもしれないなんて思う反面、主人公のように後悔の念に追われながら最期はやさしくしたりなんてするのかな、、なんて考えてみたけどわからなかった。

    0
    2026年04月14日