一木けいのレビュー一覧

  • 1ミリの後悔もない、はずがない(新潮文庫)

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    切ないなあ。
    記憶の奥にある中学校のときの気持ちを思い出した。
    1ミリの後悔もないはずがないんだよなー。

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    2024年06月15日
  • 9月9日9時9分

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    一木けい(いちきけい)さんは初めて読みました。とても読みやすい文章ですぐに小説の中に入れた。

    テーマはDVと重く、心に響く言葉がところどころにあった。『生きているではなく、ただ死んでいないという暮し』『この人は自分にとって唯一無二って相手に出会ってしまうのって幸せなことじゃないのかも』人生は楽しいことと辛いことを比率で言うと1:9なのかも知れない。思い通りに行かないことしかない。

    その中で家族がDVされたら、家族にDVされたら、私だったら。。。主人公のようには思えないし出来ない。主人公はDVした人が変われるかもしれないと信じている。私は絶対変わってほしくないと思う。でないとDVを受けた人は

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    2024年05月06日
  • 全部ゆるせたらいいのに(新潮文庫)

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    全部許せることはないと思うんです。

    アルコール依存症の父親と娘の長く、壮絶な戦い。娘は、夫のアルコールへの依存にも悩み始める。
    娘は幼児の頃から 暴言と暴力と理不尽な要求に耐えながら成長していく。働き始めても、一人暮らしを始めても 家族からの呪縛は解けない。
    父親を説得して病院へ連れて行くが 移動中でさえ飲み続ける。
    彼女は、許せない父親をなぜここまで治そうとできるのか。酒に溺れる前の幸福な時間への執着なのか。たぶんどこかに残る愛情なのかとは思う。
    家族だった義務感である方が、生きやすいだろうな。
    無理難題を突きつけ愛情を確認する試し行動をとる大人もいる。対応を誤るとより深刻になる。
    前作の

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    2024年04月19日
  • 9月9日9時9分

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    ネタバレ

    漣が好きになった人は、姉の別れた旦那の弟だった。
    彼と付き合うことは、自分の家族を不幸にすると悩む漣。
    漣の彼氏の朋温がいいやつで、私も好きになってしまいそうだった。
    登場人物の中で米陀さんがいいやつだと思った。米陀さんは、自分がたくさん傷ついてきたからこそ、他人を思いやれる人。漣は私も同じなのだが、幸せな家族があるからこそ、他人の痛みに気づくのが遅れてしまうタイプ。自分がどんな境遇であっても、周りの人のことを想い、幸せを願う気持ちは大事にしたいと思った。
    解説を高知東生が書いているが、これもなかなかよかった。おすすめの本

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    2024年01月28日
  • 全部ゆるせたらいいのに(新潮文庫)

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    重度のアルコール依存症の父親をもつ千映。
    そして夫にも酒への執着が見られる…

    他人から見て、千映が置かれてる状況を考えたら、ゆるすなんて不可能だと思う。だけどそこで「全部ゆるせたらいいのに」と思うのは家族だから、愛がある(あった)からであって…なんとももどかしくて、切ない気持ちになる小説だった。自分の努力でどうにもならないことと向き合うのは、難しいよなあ…。幼い頃、父からたしかに全力で愛されていたのに、本人はそれを覚えていないのも、悲しかったな。
    宇太郎と千映の物語だと思っていたら、千映と父親の壮絶な人生の物語だった。
    切なく重いけど、目が離せない展開に夢中になって読んだ。

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    2023年09月05日
  • 愛を知らない

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    ネタバレ

    初めて一木さんの作品を読みました。
    本屋さんで表紙に惹かれてなんとなく選んだけど、読む!って決めてよかった、素敵な作品でした。

    誰が愛を知らない話なんだろう、と読み始めて
    この子かな?と思ったところから
    後半で転調、世界がひっくり返った。

    でも、ひっくり返ってなかった。
    愛がほしい者同士だったんだなと最後まで読んで感じた。

    好きなセリフがたくさんあった。

    『別の引き出しにしまう』そうすることで、
    人をよく見過ぎたり、悪く思い込もうとしたりせずに、大事なままとっておけるなと教えてもらいました。

    感情表現が繊細で、わたしの好きなタイプの本でした!

    『優しい嘘って言葉、あたし大っ嫌い。そ

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    2023年08月15日
  • 全部ゆるせたらいいのに(新潮文庫)

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    余韻…真ん中ぐらいからぐわっとノンストップで読んだんだけど感情移入してしまって今もくるしい ネタバレしないようにするとなんも書けない

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    2023年08月09日
  • 愛を知らない

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    ネタバレ

    一度世界に入ったら読み終わるまで続けて読んでしまった。
    あの年齢のそれぞれの悩みがリアルに書いてあって
    思い出してしまった
    自分と生まれてくるかもしれない子供のことも考えさせられた。

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    2023年05月14日
  • 愛を知らない

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    感情を整理してタンスの引き出しに分けて入れるみたいなことを書いていて、私は出来てないなぁと思った。人って見方を変えたら違った人になるな。その人のことをもっと知りたいと思う心が強くなった。

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    2023年05月06日
  • 全部ゆるせたらいいのに(新潮文庫)

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    ネタバレ

    どうして主人公はこんなにも夫の飲酒へ過敏になっているのだろう?と匂わせながら次章では父親目線や自分の幼少期の目線で話が進んでいく。
    2人のボタンの掛け違い、或いは掛け違いに気付いていてもどうしようもないことへの切なさが読んでいて苦しかった。確かに、愛はあった。選択したことのひとつひとつ、気持ちの弱さや脆さが積み重なり心が壊れていく、家族が壊れていく。
    最後まで宇太郎目線で話が進むことはなかったから、主人公が一番大切な人を信じることに気付いたラスト、宇太郎が、今の家族が、どうなっていくかは千映のこれからの"ゆるす"形なのだと思う。
    ゆるすことは、酒を許すことではない。
    酒を許

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    2023年05月06日
  • 全部ゆるせたらいいのに(新潮文庫)

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    愛ってなんなのか。
    家族ってなんなのか。
    他人から見たら異常なものでも、本人からすると普通なのか。
    見たいものを見たいようにしか見ていないからなのか。
    愛、家族にはどうして人をこんなに執着させるのだろう。

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    2023年04月20日
  • 愛を知らない

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    よくある青春もの、
    のようで違う、のがよい。
    合唱コンクールに向けて練習に励む学生たち。
    を描いただけの青春物語…ではなくて、
    痛みを伴う母娘の関係を軸にした話で、
    単純なハッピーエンドではない読後感もよかった。

    正しくあろうとすればするほど
    陥る闇もあるのか。
    そんなことを考えさせられた。

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    2025年12月06日
  • 全部ゆるせたらいいのに(新潮文庫)

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    アルコール中毒、のさまをまざまざと見せてもらい、自分もそうでないか、家族に迷惑かけてないか、不安にさせられた。襟を正していこう。

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    2023年04月19日
  • 愛を知らない

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    ネタバレ

    途中からなんとなく背景は推測できたけれど、明らかになったシーンにはぞわりと鳥肌がたった。1種のホラー。
    自分の記憶にある遠くは無いシーンが浮かんで、重い気持ちになった。

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    2023年03月04日
  • 愛を知らない

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    偶然に見つけた作家さんだったけれど、見かけると気にする様になってきた。

    タイトルが内容をまさに表していて、凄く良いなと思った。

    親の愛の形は様々で、親でない人からの愛もある。
    受けた愛と似た愛を人に与えるのだろうか。

    人を試す様な愛。それに胸を締め付けられる作品だった。

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    2023年02月16日
  • 愛を知らない

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    一木けいさん、初読み。

    『女による女のためのR-18文学賞』出身の作家さんで、このタイトル。

    勝手に大人の恋愛小説をイメージしていたが、心に闇を抱えた登場人物達が織りなす青春小説だった。

    主人公は高校2年生の橙子。
    クラスで浮いた存在だった橙子が合唱コンクールのソロパートを任される。

    橙子が発する言葉や奇妙な行動に首を傾げていると徐々に明らかになる真実と、その背景に胸が苦しくなる。

    そして橙子の母である芳子の裏の顔には人の心の奥底に潜む狂気を感じ背筋が凍る。

    愛に餓え、愛を求める人達の不器用さが、痛い程に胸に突き刺さる。

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    2023年02月14日
  • 愛を知らない

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    一木けいさんの作品を去年初めて読んで、文章がとても好きで3冊目。途中とても苦しい展開だった。なんとか救いが見えるラストではあった。こどものころって、高校生まではそうだと思うけど良くも悪くも学校や家しか場所がなくて逃げられない。そんな環境が恵まれていればいいものの、息苦しければその後の人生に影響を及ぼしてしまう多感な時期だ。そんな時期に良い仲間に出会えた橙子はよかったと思う。幸せになってほしい。しかしヤマオは素晴らしい人間だな。

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    2023年01月22日
  • 愛を知らない

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    ネタバレ

    追い詰める人は追い詰められてる
    恩にも時効がある

    がすごく響いた。
    憎みきれないけど自分の中で整理をつけて進んでいかないといけないんだなと....

    最後バタバタとまとめられた感じがして、冬香先生の過去と橙子のその後が気になった。
    この方の文章はとても読みやすいです。

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    2022年12月27日
  • 愛を知らない

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    自分の中の引き出しに分ける

    描き切れてないものもあるけど、描きたい・描こうとするものを明確に持っている作家さんだと思う。続けて読んでいきたい。

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    2022年09月28日
  • 1ミリの後悔もない、はずがない(新潮文庫)

    ネタバレ 購入済み

    サラッと読めて、心にささる

    サラッと読めるのに、一語一語が心に刺さります。学生時代の淡い恋、大人になった時の許されない恋、現実ってこんなもんかなぁと思う展開の中に、キラキラとした希望が散りばめられています。それが読んでいて良かった。ただ、終盤のもっていき方が、個人的に好みではなかった。なので、星四つです。

    #切ない

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    2022年05月13日