一木けいのレビュー一覧
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表紙のイケ喉仏に惹かれて。
表装した方、女性かな。素晴らしい。
婦女子のツボを分かっていらっしゃる。
色白細身だがゴツイ喉仏。
でもRナントカだし
買おうかどうしようか迷って、
とりあえずレビューを読んでみた。
そうしたら同じように表紙に惹かれた、
という人がいて、あまりに同...続きを読む -
全部許せることはないと思うんです。
アルコール依存症の父親と娘の長く、壮絶な戦い。娘は、夫のアルコールへの依存にも悩み始める。
娘は幼児の頃から 暴言と暴力と理不尽な要求に耐えながら成長していく。働き始めても、一人暮らしを始めても 家族からの呪縛は解けない。
父親を説得して病院へ連れて行くが 移動...続きを読むPosted by ブクログ -
高校生になった千夏には友だちには言えないことがあった。
…というよりも中学のときには友人と呼べる仲の良い子はいなかった。
自分の家には、父親はおらず母親には3人の恋人がいてその彼らと一緒に住んでいる。
美容オタクでバイセクシャルの亜夫、イタリアンシェフの到、そして最近一緒に住むようになった大学院生...続きを読むPosted by ブクログ -
重度のアルコール依存症の父親をもつ千映。
そして夫にも酒への執着が見られる…
他人から見て、千映が置かれてる状況を考えたら、ゆるすなんて不可能だと思う。だけどそこで「全部ゆるせたらいいのに」と思うのは家族だから、愛がある(あった)からであって…なんとももどかしくて、切ない気持ちになる小説だった。自...続きを読むPosted by ブクログ -
余韻…真ん中ぐらいからぐわっとノンストップで読んだんだけど感情移入してしまって今もくるしい ネタバレしないようにするとなんも書けないPosted by ブクログ
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どんなバックグラウンドの子も同じ制服を着て過ごす、学校生活。その暗い時間を生き延びる主人公が、好きな人からもらう幸せ。
暗さの中にある光、みたいなのがきらきら感じられる作品だった。有島武郎のことばが自分にも刺さった。
ひとつだけうーんと思ったのは、嫌な人を描く時の描写がやりすぎに思えるところ。姑の...続きを読むPosted by ブクログ -
「今、何してる?という言葉は不思議で、相手に対する自分の気持ちが分かる。会いたい人なら絶対嬉しい。会いたくない人なら絶対嬉しくない。」
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どうして主人公はこんなにも夫の飲酒へ過敏になっているのだろう?と匂わせながら次章では父親目線や自分の幼少期の目線で話が進んでいく。
2人のボタンの掛け違い、或いは掛け違いに気付いていてもどうしようもないことへの切なさが読んでいて苦しかった。確かに、愛はあった。選択したことのひとつひとつ、気持ちの弱さ...続きを読むPosted by ブクログ -
短編で構成された連作集。
様々な青春だったり人間関係だったり、見ていて学生時代のことが蘇りました。
毎日少しずつ読み進めましたが、1週間ほどで読み終えました。Posted by ブクログ -
愛ってなんなのか。
家族ってなんなのか。
他人から見たら異常なものでも、本人からすると普通なのか。
見たいものを見たいようにしか見ていないからなのか。
愛、家族にはどうして人をこんなに執着させるのだろう。
Posted by ブクログ -
アルコール中毒、のさまをまざまざと見せてもらい、自分もそうでないか、家族に迷惑かけてないか、不安にさせられた。襟を正していこう。Posted by ブクログ