一木けいのレビュー一覧

  • 愛を知らない

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    辛いことを経験した人ほど他人に優しくできる。
    エスカレートして自分を見失ってはいけない。
    子供に逃げ場はないのだから。

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    2021年06月04日
  • 愛を知らない

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    そうなんだろうな、でもそうじゃないといいなという気持ちだけで読み進めて、やっぱりそうで、想像した以上に酷くて、心が張り裂けそうだった。本から澄子の歌声が聴こえてくる。歌声だけでなく、叫びも。魂が震えるような作品。すごいなぁ。一木さん、どんどん読ませてくる。すごいなぁ。

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    2021年04月10日
  • 愛を知らない

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    ネタバレ

    思ってた話と違って意表を突かれたという意味ではおもしろかった。橙子のお母さんの描写には衝撃だった。主人公があとから思い出すと橙子が自分にいつも話していたと気づくところは、人間の思い込みがどれほど強く作用するかを上手く表現していてすごいなと思った。誰が書いたのかわからない日記と交錯して進んでいくのがすごく面白かった。最後は思わず泣いてしまったけど、なんだか重い話だった。

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    2021年01月05日
  • 1ミリの後悔もない、はずがない(新潮文庫)

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    誰かのおすすめで購入
    読後は「1ミリの後悔もない」状態であった。
    恋愛は人間とは切り離せないと強く思った

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    2025年12月08日
  • 愛を知らない

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    初めて読む作家さん。
    たまに読む一般の方のブログで紹介されてて、気になったから読んでみた。

    主人公は、ピアノが上手な男子高校生。
    同じクラスで親戚の橙子が、合唱コンクールのソロに選ばれて、指揮者、男子ソロの4人で練習をしていく。
    最初やる気のなかった橙子は、徐々にクラスメイトとも打ち解けていった。
    そんなとき、主人公とその仲間は、橙子の出生の秘密を知る。

    橙子が、自分が里子であることは知られたくないって言ったことが印象的だった。
    同情されたくないからか?と主人公は想像を巡らす。でも、そういうことではないと思う。
    読み進めていき、おそらく、橙子自身が、育ての親から橙子の生みの親について悪情報ばかり聞かされおり、自分のアイデンティティや生まれを恥ずかしいもの、人に知られたくないことだと思い込まされていたんだと思う。
    橙子が魅力的で、誰かに大切にされるに値する人間であること、誰かを救っていること、ヤマオに説得されたのだろうけど、橙子が肯定的な意見を全て素直に受け入れられたのかどうか…。

    育てにくい子は、たしかに存在します。
    愛着障害の試し行動というのも、現実にあるのでしょう。
    でも、信頼関係を築けなかったこと、子どものせいにしないであげて欲しかった。
    最後には、育ての母も、橙子との日々に幸せがあったことに気づけるけど、遅すぎた。
    橙子は、きっと、自ら選んだ道とは言え、しばらくの間は「育ててくれた恩を裏切った自分」に苦しみながら生きていくことになる。つらすぎる。
    ピアノの冬子先生が「恩にも時効がある」と主人公に言ったけど、大人である冬子先生自身も、そのことに気付けるまでに相当の年月を要したはずだ。

    里子里親というか、養子縁組なのではないか?と些末な法律論にひっかかる暇もないほど(読み終えてから違和感に気付いた)この少女の行先が明るいものであるよう願いながら、先へ先へと読み進めました。

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    2020年09月27日
  • 元カレの名前なんて忘れた

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    名前なんて忘れたい、けど忘れられない元カレ特集。
    どのお話もサクサク読めたけど、「で?」っていうのが率直な感想。
    元カレと一緒にいた頃より、成長している女子たちを描いた感じ?

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    2026年10月24日
  • 彼女がそれも愛と呼ぶなら

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    自分が娘だったらこんなに適応できるかしら?
    家庭環境が子どもの人格形成に大きく影響を与えると私は信じてるので、こんな自由な感じで娘がよく育っているのは、複雑な家庭ながらもそこに関わる人がみんないい人だったからだと思う。現実ではこんなにいい人に恵まれないと思うから悲しい。

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    2026年10月22日
  • 元カレの名前なんて忘れた

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    テーマが「元カレ」の4編からなるアンソロジー。

    お目当ては青山美智子さんと町田そのこさん。そして初めましての一木けいさんと山内マリコさん。お二人とも気になっていた作家さんだったので、私的にはとても嬉しい作家陣でした。

    一番好きだったのは、やっぱり青山美智子さん。町田そのこさんと一木けいさんのお話の元カレは、どちらもとてもクズでした。山内マリコさんは着物のお話で、着物いいですよね。私も自分で着物を着られるようになってみたいです。

    なんだか久しぶりにがっつり恋愛系?のお話読みましたが、どれもそれぞれおもしろかったです。

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    2026年10月22日
  • 元カレの名前なんて忘れた

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    「元カレ」をテーマに描いた、人気女性作家に
    よる4編のアンソロジー
    それぞれの作家さんらしい物語を堪能できた。

    〈姉ちゃん・青山美智子〉
    読後感が爽やか。最後の意外性が良かった。
    〈三月なんて前世・一木けい〉
    小麦アレルギーの脚本家、琴と自分勝手で
    ろくでもない元カレとの過去の記憶が描かれる
    〈全てはカーテンの中・町田そのこ〉
    さすが町田さん!というようなストーリーだった。あの小刀、バッグに忍ばせていたら銃刀法違反に
    なりそう
    〈二つ年上・山内マリコ〉
    着物店に就職した主人公の成長を描くストーリー

    主人公のそれぞれが、元カレに対して、未練や
    後悔、憎しみを持ち続けながら生きている。
    そんな厄介な気持ちを持ち続けながら生きることは苦しみが伴い、なかなか忘れることさえできない。
    更に元カレとの記憶は常に美化されがち。
    そんな元カレとの過去を自分なりに区切りをつけようとする主人公たち。元カレと過去の気持ちに区切りをつけ、次の一歩を踏み出そうとする彼女たちを思わず応援したくなる、そんな物語だった。

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    2026年10月21日
  • あなただけに許す距離

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    いろんな感性の人たちの恋愛
    どれもがハッピーエンドってわけじゃないけど
    素敵なはなしだし、登場人物も素敵

    短編集だけど絶妙に繋がってる

    星、が好きだった
    子供もいない10代の男の子が
    いい男すぎたババア感激

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    2026年10月19日
  • あなただけに許す距離

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    昔から、人がいると寝れない。
    修学旅行、大学野球リーグ戦の相手先が県外で宿での宿泊。
    寝れないので、遠征の場合、活躍した
    記憶がない。
    もちろん、結婚もしていない。今後も。

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    2026年10月13日
  • 元カレの名前なんて忘れた

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    今回は町田そのこがそれなんだけれど
    読者に結末を一任するスタイル好きじゃない
    書く責任で道筋は示してと思ってしまう

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    2026年10月08日
  • あなただけに許す距離

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     色んな形の恋の物語。5つの短編集で、結婚間近であったり既婚だったり、10代や20代の初々しい恋ではなく、大人の恋がぎっしり詰まっている。

     当たり前のことだけど、大人も恋をするんです。

     どの恋愛も素敵だったけれど、私は1話目の律の愛し方がすごく共感持てたし、いいなと思えた。

     2話目の柊介と小絲さんの関係も良かったな。

     愛する人にちゃんと愛を伝えること。大人になればなるだけ難しくなるけれど、それはすごく大切なことだと気付かされる。まずは感謝から伝えていきたい。

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    2026年10月08日
  • 元カレの名前なんて忘れた

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    ネタバレ

    昔の恋人なんて美しい思い出だけで終わっている人の方が多分少ないよね。笑

    名前なんて

    って言ってるし。笑


    でも「すべてはカーテンの中」に登場する男たちは
    みんな揃ってくそ。

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    2026年10月07日
  • 元カレの名前なんて忘れた

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    短編なのでライトに楽しめた。
    青山さんと町田さんの本は愛読しているが、一木さんと山内さんは初読。
     山内さんの他の著書に興味をそそられた。まずは何を読んでみようか。

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    2026年10月04日
  • あなただけに許す距離

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    大人な恋が中心の短編集。それぞれのお話にゆるやかなつながりもあり、楽しめました。
    人によって好ましい距離感とか、許せないこととか、色々あるよねと。たぶんダメ男なのに魅力的で惹かれてしまうという気持ちもわかるなぁ。
    最後の「星」が一番共感できて好きでした。

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    2026年09月30日
  • 元カレの名前なんて忘れた

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    テーマが元カレの短編集って今まであまりなかったような?しかも好きな作家さんばかりなので期待して読みました。
    恋愛の渦中にいるときには分からないことって色々あって、終わりが来て自分が新たな場所に身を置いたときにはじめて気付けるものだよなぁ…としみじみ。
    それぞれの作家さんのカラーがしっかりとあって、どれもよかったですがアラサーの方向きですかね。

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    2026年09月30日
  • 元カレの名前なんて忘れた

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    私も好きな人気作家さん4人のアンソロジー。
    元カレって美化されがちだと思うけど、この本に登場する元カレ達はなんだかパッとしない。
    そんな男は別れて正解でしょとツッコミながら読んだ。本人はなかなか吹っ切れないものかな…とも思うけど。最近はそんな気持ちになることもなくて忘れちゃったなぁ。
    前を向いて頑張って!とエールをおくりたくなった。

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    2026年09月29日
  • 元カレの名前なんて忘れた

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    最近良くみる何人かの作家さんのアンソロジー。
    どの本もそうそうたるメンバーが名を連ねる。
    私は初めて。
    青山さんも町田さんも、青山さんらしいな…町田さんらしいな。っと思う内容だった。
    ただ、女性作家さんだからなのか、ひどいクズな男がたくさん登場する。読みやすいけど、クズすぎるのともー少しハッピーエンドな方が私好みだから⭐️少なめ…

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    2026年09月28日
  • あなただけに許す距離

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    「淫雛な路地」にやられた。
    言葉のチョイスが素敵な作家さん。
    恋愛小説は卒業したので、
    残念ながらストーリーにときめくことはなくなってしまった。そのかわり、文章自体を存分に
    味わうことが出来た。

    「自分の鳩尾に墨をどくどくと流し続けるような時間」
    「あけびが太陽を吸収したような色の瞳」
    「仄暗く静謐な横顔」
    「紫色を帯びた手の中に、文庫本」
    「真っ赤な尾翼を持つ飛行機が夕陽に溶け込むように飛んでいく」

    美しい!こんな風に言葉を操れたなら。
    一木けいさんの心も
    繊細でいろんな色彩をもっているんだろうな。
    語彙と知性と表現力と感性と。
    絶妙なバランス。
    言葉にとんでもなく色気を感じた。
    「淫雛な」という形容詞をつけられた「通路」もびっくりよ。でも、言い得て妙なんだよなあ。

    素晴らしい表現は
    まだまだ沢山あって、
    身悶えしながら読み進めた。
    タイトルも秀逸。

    連作短編になっていて、
    それとなくでてきた登場人物が次の短編で主人公になってる。
    その設定も好き。
    え?さっきのワンシーンの人!って気づいた時の喜びよ。

    「卵とキウイ、あるいは跨線橋」
    どうよ?洒脱なタイトル!

    大人の芳香を感じる一冊。
    恋愛を過去においてきた私には、
    言葉の色香を堪能できた読書体験。

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    2026年09月27日