一木けいのレビュー一覧 愛を知らない こう来るだろうと言う予測はしていたけど、予想外のカミングアウトと予想以上の緊迫感を味わえた後半は一気読み。 少し物足りないないのは、ヤマオ、パーフェクト過ぎなのと、主人公母の物分かりの良さの漠然とした感じ。前作よりもどこかで読んだ感 Posted by ブクログ 愛を知らない 初投稿。アウトプットする意識で本を読むと、内容の背景とかが自分なりに深読みできてよかった。テーマは無条件の愛。しかも血縁関係がないとなるとどこまで相手のことを愛で包み込めるのか?そんな問いかけを感じた。そう思うと夫婦って血は繋がってないんだよな〜とか色々思った。 失って分かる存在ってよく言葉にされる...続きを読むけど、最後はまさにそれ。後悔しないように生きないとね。 それにしても冬香先生の人生の達観具合が半端ない!「追いつめてくる人は、恐怖の中で生きている」「すでにその人は恐怖のどん底にいる。だから妄想に支配されて苦しんでいる」…思い当たるフシがあります。 Posted by ブクログ 愛を知らない 胸が締めつけられる。人は皆【愛して欲しいんだ】捨て子、愛着障害、児童養護の重い話題を青春と共に訴えかける。仲間によって人を信じることができた橙子。若者に感じて欲しい作品。人の愛情表現に違いはある。支離滅裂の行動の意味を若者はどう読み解くのか。「誰かに大切にされた経験は、どんなつらいことでも生き抜く力...続きを読むになる」ラストシーン、映画化されたら号泣するな。みんな愛を知りたいんだ。愛を感じたいのよ。全てを受け止めてもらえる愛を、人が人を想う気持ちの強さを感じたくなる作品。辛い時こそ声を手をかけてあげられるように。そんな若者が、もっと増えて欲しい。 Posted by ブクログ 愛を知らない 砂を噛むみたいにじゃりじゃりといつまでも味のない咀嚼が続く。気持ちの悪い、見慣れた内容の文字を目で追って行く。捉えることが出来ずに空を切る手のひら。そんな事に飽きた頃、いつの間にか話の中で自分が苦しみ始めている事に気づく。頁は残り50ページもないだろう。どう話が着地するのかそわそわする。そして、どう...続きを読むしようもない話の中で、もがくことへの喜びを感じ始めていた。愛してほしいが故の苦しみに満ちた作品でした。 Posted by ブクログ <<<1234567・・・>>>