一木けいのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
初めて読む作家さん。
たまに読む一般の方のブログで紹介されてて、気になったから読んでみた。
主人公は、ピアノが上手な男子高校生。
同じクラスで親戚の橙子が、合唱コンクールのソロに選ばれて、指揮者、男子ソロの4人で練習をしていく。
最初やる気のなかった橙子は、徐々にクラスメイトとも打ち解けていった。
そんなとき、主人公とその仲間は、橙子の出生の秘密を知る。
橙子が、自分が里子であることは知られたくないって言ったことが印象的だった。
同情されたくないからか?と主人公は想像を巡らす。でも、そういうことではないと思う。
読み進めていき、おそらく、橙子自身が、育ての親から橙子の生みの親について悪情報 -
Posted by ブクログ
町田そのこの何かの本が好きだったから、表紙を見て読んでみた。
結果、2作目の一木けいさんの文章が好みだった。
恋の初期の末期は見間違いで、恋の終わりのはじまりは虚無らしい。
脚本家という設定に合った感性と語彙で恋の始まりから終わりまでの感情が細かく描かれていた。男に非がある(浮気)のにどうしてここまで傷つかないといけないんだ。その後男が美談として話してたのもふざけんな、と思う感性も自分と一致していた。
一作目は「姉ちゃん」の用法をうまく使った短編ミステリーみたい。
三作目は、主人公もアベサチも男性からひどい扱いを経験した2人で、トピックに馴染みがなく(あってはいけないが)受け入れがたかった -
Posted by ブクログ
感想を書くのがとても難しい一冊。
内容そのものもそうだけど、「誰の視点に立って語るのか」で、まるで印象が変わってしまう。
この物語には、いくつもの“愛の形”が描かれている。
恋人が3人いる伊麻。
その伊麻と娘の千夏、そして恋人たち(氷雨、到、亜夫)が、ひとつ屋根の下で暮らしている。
一方で千夏は、初めてできた彼氏からの束縛や性的な要求に苦しみながらも、誰にも打ち明けられない。
絹香は、夫の9年に及ぶ不倫を知りながら、自身もまた別の恋に落ちていく。
相手を束縛せずにいられない太呂。
妻を見下し、不倫を正当化する篠木。
誰を軸に感想を書いても、どこかブーメランみたいに自分へ返ってくる。