巖本英利のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
やるせなさ満載
面白いという表現ではないと思う。
なぜ、用務員さんは…と言う言葉が何度も何度も思い浮かぶでしょう。やるせなさに引き込まれて行く作品であります。
用務員さんは平穏に暮らしたいだけなのにそれがまかり通らない。約束の大事さや過ちの大きさや自己都合など様々に絡み合い巻き込まれる。理不尽さや穏便に済ませたいのに裏切られるなど表現うまく描かれています。 -
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ネタバレまさか異世界が舞台のファンタジー小説で、現代の少年法問題によく似た事件が発生するとは思いませんでした。
「両親の仇」ということで決闘を挑んできた美少女を返り討ちにした用務員・蔵人さんですが。命を狙われること自体が不幸ですが、そもそも美少女の両親を殺したのは蔵人さんじゃないってところがさらに不幸。
少女の両親が殺されたのは、王様の命令を破って蔵人さんを闇討ちしようとした両親が、王様にバレて粛清されたってのが理由ですからね。お門違いも甚だしい。百歩譲って復讐の矛先が王様に行くのなら理解できますが、それが蔵人さんに向けられたのはただの八つ当たりにしか思えないです。
でも、そんな少女を周りの保護者達は全力で庇うのですよね。保護者としての責任を棚上げして。いくら年端もいかない美少女とはいえ、殺人未遂どころか殺人まで犯しておいてそりゃないんじゃないの? って展開が続きましたが、最終的に蔵人さんがきっちり物理的にとどめを刺してくれたので溜飲が少し下がりました。
ただ、彼が失ったものは大きかったですし、少女を手にかける、という終わり方の読後感は悪かったです。それがこの作品らしいといえばそうなのですけれど。
4巻から初登場の新しい癒しキャラ―飛竜の子ども・アズロナがいなければ救われなかったですね。アズロナかわいいよアズロナ。同じ子どもでもエラい違いだなと思いました。
雪白(豹)だったりアズロナ(竜)だったりジーバ(骨)だったり、蔵人さんの人間には好かれないけど人外にはとことん好かれるところがいいですねぇ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ統和機構によってNPスクールに集められた異能の少年少女たち、謎の存在エンペロイダーを追い始めた彼らを待ち受けるのものは。
ブギーポップシリーズと同一世界観での新シリーズ、最強さん、人間破壊兵器、〈おせっかい〉の奇蹟使い、百面相など馴染みのキャラも続々登場、新作として紹介されているが新規の人も楽しめるのだろうか。
枢機王の登場や、酸素は鏡に映らないでも登場したエンぺロイド金貨など作品間のリンクも健在、関連作品をフォローした方がより楽しめるかと。
名前で色々勘ぐってしまう才牙虚宇介、そして、たれ目のナイスガイ日高迅八郎の二人をメインに今後は進んでいくのかな、どのあたりの時系列なのかはまだ不明。
連載のペースだと1年に1冊ペースで進んでいきそうなので、気長に追っかけて行くことになるかな。イラストが連載時の緒方さんから変わってしまっているようだが、なかなかいい感じだった。 -
Posted by ブクログ
全2巻完結。
ファンタジーとミリタリーが融合した面白い作品でした。戦闘機での空中戦や戦艦対魔法飛行船などミリタリー部分に読み応えがありました。エルフに人狼にドラゴンにノーライフキングなど色んなキャラクターも魅力的だった。
最初は酒飲んでイチャイチャしてるばかりでうんざりしてたけど終盤に向けて盛り上がった。敵側だった魔法少女が味方というか家族になって、その娘がラストバトルでかっての仲間に空中戦で出逢う所、格好良すぎた。
惜しむらくは人名の間違いや文章が変な所が目立つこと。作品世界の地理の地図と登場人物紹介のリストが欲しかったところ。主婦の友社さんしっかり仕事して。