星辰の裔

星辰の裔

704円 (税込)

3pt

3.8

男神と女神によって作られたという神話の島・十津島。薬師だった父の志を継ぎ、自身も薬師となった少女アサは、大陸からの先進知識が集まるというクマデの町を目指し旅していた。アサは不運にも旅の途中で、島人が馬賊と呼ぶ大陸からの侵略者の奴婢狩りに遭い、捕まってしまう…!?

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星辰の裔 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年03月03日

    ハッピーエンドというよりトゥルーエンドかもしれない。少し切なく、でも美しい終わり方。敷かれたレールの上を歩かない事に僅かな勿体なさを覚えつつも、自由を選ぶ彼らの心を讃えたい。

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    Posted by ブクログ 2021年08月15日

    自分の意思を貫くことの難しさ、強さを感じる作品でした。
    結構、長編ですので、腰を据えて読む必要があります。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年12月02日

    ある島に大陸から渡ってきた(逃げてきた)人達が国を立てた。
    大陸と島の混血児の薬師が大陸の国の人の後継争いに(必然的に)巻き込まれる話。大陸に今すぐ戻りたい派閥vs何世代かかってもいいから力をつけていつか帰る派閥で争う。

    設定がとても好きで一冊じゃ収まり切らないくらいもりもりに凝ってるなという感想...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2020年12月05日

    薬師の娘がある国の争いに巻き込まれるというある意味では王道のファンタジー。
    そこに差別があり、思いがけない出会いもあり、よく熟されているなぁと。
    この時代だからこそ、書くことができたのだ思うと感慨深い。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年07月19日

    え、結局くっつかないの!? と、最後に突っ込みたくなってしまった……。続きがあれば進展するのかもしれないけど、どうなんだろうね。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年12月30日

    十津島の人々は大陸からの侵略者である辰国の者を馬賊と呼び、辰国人は島の人間を夷奴と呼ぶ。
    そしてその間に生まれた人間は、もれなく赤い髪と鮮やかな色の瞳を持ち朝児と呼ばれる。

    大陸から来た薬師の父と、生き別れた島の母から生まれたアサは男装して旅の薬師となった。父の遺言によりとある街を目指して。
    だが...続きを読む

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