巖本英利のレビュー一覧

  • 咎人の刻印

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    吸血鬼に切り裂きジャック、カインとアベルにジャンヌ・ダルク。キャラクターメインのお話。軽い文章なので読みやすいけれど、内容的にもっと重い書き方なら星5にしたかも。

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    2020年05月22日
  • 流転の貴妃 或いは塞外の女王

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    いい話だー

    運命に翻弄されながら己の商才を信じて道を切り開く女性の物語。そして夫婦の愛の物語です。史実風なので、これの一部でも似たような事があったらいいなと歴史を調べてみたくなるのも夢があって良いです。さらわれた先で結婚させられたら、相手が強く賢く懐も広く、しかも一途で見た目も良い年下の夫だったなんて、TLか少女ラノベでしかあり得ないですけどね。

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    2020年04月23日
  • 復興名家の仮名目録(ルールブック) ~戦国転生異聞~ 1

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    書き下ろし
    『黒衣の先達者』太原雪斎師匠視点、承豊の幼い頃
    『追い続ける者』石川数正視点、承豊との出会いとあいつは怪物だの恐れ。

    今川家の宰相、太原雪斎の寺にて養育されていた転生者のストーリー。
    本人視点で飄々と進むストーリーと、他者視点で進む恐ろしい奴だのギャップが楽しい。

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    2020年01月29日
  • 【合本版】用務員さんは勇者じゃありませんので 全8巻

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    視点がおもしろいかも

    反勇者的視点でテンポ良くストーリーか展開し読みやすい感じがしました。これから、どのようにストーリーが展開されるのか楽しみです。

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    2019年11月18日
  • 女王陛下の異世界戦略 1

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    ストラテジー(badness)

    トリップな感じで始まる。
    内容は全然違うのだけども雰囲気は大作であるオーバーロードに雰囲気が似た感じになるのかしら。容赦のない対人戦や殲滅戦、自陣営の利益を考えた行動理念。こちらも雰囲気だけどH×Hのキメラアント的な猟奇性がMixされている感じ。
    ストラテジーそのものであるけど癖のある陣営だからこそのストーリーなのだと思う。

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    2019年04月03日
  • デッドマンズショウ 心霊科学捜査官

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    なかなか入り組んだお話。霊現象とか祟りなんかの説明付けが良くできているので、なんかなるほどなぁと思っちゃうね。

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    2018年02月08日
  • 用務員さんは勇者じゃありませんので 8

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    ネタバレ

    完結。このストーリーはネットでは読み切れず、書籍で楽しめる本でした。おめでとうございます。
    クランドのストーリーはまだまだ続きますが、ここで一旦筆を置きますってラスト。
    誰とも結婚に至らず残念です。素敵な女性はたくさん出てきたのにみんな自立してます。

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    2017年11月19日
  • 用務員さんは勇者じゃありませんので 7

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    ネタバレ

    相変わらず読めば面白く一気に読めるが、暗いストーリー部分も毎回あるので、読む気分になるまでが一苦労なシリーズです。
    今回もビターエンドで、クランドの周囲ではやりきれない不幸もおきながら、それでも新しい仲間に蜂の魔物のファイが加わったり明るいエピソードも入る。
    表紙のニルーファルともちょっといい感じになるクランド。
    最後に瀕死になるクランドですが、その後二年ほどが過ぎるアフターで終わるので次が待ち遠しいです。

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    2017年11月08日
  • 螺旋のエンペロイダー Spin4.

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    結局人間は自分自身の皇帝にすらなれてないよね。たまにいるけど、やりたくないことはやらなくても人に認められてる人が。でもそれも自分の皇帝になれているのかはよくわからないなぁ

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    2017年06月29日
  • ゴーストケース 心霊科学捜査官

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    幽霊を化科学的に肯定した世界のミステリー。「ニルヤ」と比べてより砕けた文体で、よりライトな感じ。幽霊は出るけど、ホラー調ではないです。
    霊的なものが書きたかったのか、アイドルが書きたかったのか、どっちでしょう?

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    2017年01月23日
  • 用務員さんは勇者じゃありませんので 6

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    ネタバレ

    念願の砂漠に着いた蔵人。ダークエルフ達との平穏とはいえないが、砂漠の厳しい生活に己の生き方に近いものを感じていくが…。面白かったです。
    『閑話1 マルノヴァ・アフター』"月の女神の付き人"で蔵人と敵対したアガサとダヴィのその後。ざまぁではある。
    『閑話2 死の砂漠へ』イライダ、ヨビ、ハヤトを初めとする勇者一行が砂漠へ向かって…。

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    2017年01月23日
  • 用務員さんは勇者じゃありませんので 6

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    チートなしの異世界サバイバルハードモード。とにかく行く先々で不条理な目に合う用務員さんことクランドの物語はとうとう第6弾へ。

    ついに作業服を取り戻して髪も黒髪に戻、外見だけでもタイトルに相違なくなったクランドさんですが、今回は念願の砂漠にたどり着いたところから始まりまして。そして、案の定に砂漠で遭難する、と。もはや様式美ですね。

    砂漠での遭難を脱したのちに、また新しい人物や新しい不道理と出会うのですが……やはり最も気になってしまうのはラストの展開ですね。続きがこれほど気になる小説は久方ぶりですよ。待ち遠しくて仕方ないです。

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    2016年11月26日
  • 用務員さんは勇者じゃありませんので 5

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    チート能力なしの用務員さんがチート能力全開の勇者に嵌められ対決せざるを得なくなる第5巻。悪逆非道の勇者リュージの持つ加護と権力に、一度はフルボッコにされる用務員クランドの逆襲やなるか?

    5巻の最後にラッタナアフター、つまりは3巻の後日談が語られていまして。ヨビのその後がどうなったか気になっていたので嬉しかったです。

    ヨビをはじめ、この物語に登場する女性キャラクターは他のラノベではなかなか見られない「自立した女性」として描かれているのがいいですね。(※勇者ハヤトのハーレム要員は除く)主人公に依存するのではなく、並び立つ存在として生きようとする姿に好感が持てます。

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    2016年07月14日
  • 用務員さんは勇者じゃありませんので 3

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    ネタバレ

    国家間関係や社会制度に法体系など、大きな枠組みでの世界観設定がしっかりされているなと感じる今シリーズですが。この3巻で主人公の蔵人さんに襲い掛かるのは、人種差別問題および身分制度を発端にした厄介ごとで。

    今回のヒロイン枠となるヨビは、差別対象である「蝙蝠系亜人種」であったことから我が子を殺され奴隷にまで堕とされてしまった身の上のキャラなのですが。
    うーん。「30代で、既婚者で、呑んだくれDV夫がいて、子供はいたけど殺されていて、娼婦の仕事を強いられている奴隷」とか。少なくともこれまで読んだラノベの中ではついぞ見かけたことのないヘヴィーな設定のヒロインですね。だがそれがいい。

    蔵人さんはそん

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    2016年06月08日
  • 用務員さんは勇者じゃありませんので 2

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    ネタバレ

    「用務員さん」こと蔵人のチート能力を盗んだ勇者・ハヤト。そのハヤトと蔵人さんの対決が描かれる巻。

    ハヤトは他の勇者と一線を画す二つのチート能力持ちで、周りには美少女を何名も侍らせるという、よくある「異世界召喚系チート無双ハーレム付き主人公」を体現したキャラなのですが。それを敵役でもってくる今作は、いわゆる「異世界召喚系(以下略)小説」に対するアンチテーゼなんでしょう。

    そんなハヤトに対し、今作の最終局面で「茶番だ」「勝手にやってろ。くだらない」と切って捨てた蔵人さんに激しく共感です。もう「なろう」の安っぽい異世界チーレム話はすべて茶番にしか思えなくなりますね。

    これだけ不条理な目にあわさ

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    2016年06月08日
  • 用務員さんは勇者じゃありませんので 4

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    ネタバレ

    港町マルノヴァにて船待ちがてら仕事をこなすクランドと雪白。飛竜の変異種のアズロナを拾ったり、岩山に温泉付きの住居を掘ったり、骨人種のジーバと隣人になったり、色々楽しい生活もあるのだが、読後感には寂寥感が漂う。
    表紙の娼婦エスティアの依頼をこなし、故郷に帰る手助けをした直後…。
    相変わらず誓い合ったはずが裏切られる展開で、このシリーズは読みごたえがあるのはわかっていても、読みはじめるのに勢いが必要で、いつかクランドに屈託のない幸福の訪れを期待したいものです。

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    2016年05月14日
  • 用務員さんは勇者じゃありませんので 1

    ネタバレ 購入済み

    約束

    あなたのためだから、誰かのためだから仕方がなかった、まだ幼い少女なのだから、そういう理由で約束を破る人達ばかりが出てくる物語。
    雪白が人のように感情豊かで、面白かったです。

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    2016年05月12日
  • 用務員さんは勇者じゃありませんので 3

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    ネタバレ

    表紙は船が沈没して流れ着いた金髪変装中のクランドと、同じく黒くした雪白。新登場の蝙蝠系獣人のヨビ。
    クランドはヨビを奴隷として購入し、ヨビの息子の死の真相究明に協力するが…。
    相変わらず、クランドについては報われない事情が続くが、用務員さんは勇者じゃないからなぁ。
    クランドが雪白と幸せになってほしいものです。

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    2015年12月05日
  • 用務員さんは勇者じゃありませんので 2

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    アカリを保護するうち、蔵人の加護を盗んだハヤトと出会い…。
    蔵人が約束しても何度も裏切られる。『何とかしてやれよ』という気分。癒しは雪白だけです。
    読みごたえはあるんだけど、やるせなさとか理不尽とかを感じて用務員さんにハッピーエンドは無いんでは?と、明るい展開を期待できない感じ。
    ガンバレ雪白、用務員さんを幸せにしてほしい。

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    2015年08月11日
  • 用務員さんは勇者じゃありませんので 1

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    ネタバレ

    面白かった。高校の79人が異世界に召喚されたが、用務員の支部蔵人=クランドは加護の剣を生徒に取られ、嫌気がさす。一人辺境から異世界生活を始め、雪豹の子魔獣を相棒とする。
    周囲の無理解と迫害がある割には本人が飄々としており、相棒の雪白にも癒されて楽しめる。今後のザマァに期待したい。

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    2015年04月12日