中川淳のレビュー一覧

  • デザインの誤解 いま求められている「定番」をつくる仕組み

    Posted by ブクログ

    定番を提供する「THE」のプロジェクトメンバーによるデザイン論
    デザインリテラシーを高めていきたい

    0
    2019年10月12日
  • ブランドのそだてかた ブランディングに成功した企業が明かす21のしくみ

    Posted by ブクログ

    デザインの視点からブランディングを考えるのは、モノが溢れた時勢に合っている。ただ、店頭で目立てばよいというわけではなく、そのデザインがきっちりとブランドを顔になっており、買う人間の所有欲や使用欲を満たしてくれる必要があると感じる。
    スーパーにならぶ加工食品の世界にその世界観は通用するのか。現時点では、よっぽど客層とチャネルを選ばない限り、デザインの力でブランドを引っ張り上げるのは難しい。
    どのブランドも1年やそこらで「ブランド」になったわけではないはず。
    本文にもあるように、いいものがまずあり、それを丁寧に、改良しながら社会とつながりつづけて、やっと「ブランド」になりえるのだろう。
    選択肢の多

    0
    2018年12月09日
  • 経営とデザインの幸せな関係

    Posted by ブクログ

    ブランドづくりにかかわるAtoZとして経営フェーズから始まって、ブランドづくりのつくり方、商品のつくり方、コミュニケーションの設計までが書かれている。ブランディングとマーケティングの違いについても触れているが、クリエイティブな視点や考え方(デザイン思考)というより売り方を含む戦略的な内容に重きが置かれている。著者は、昨今、ものづくり企業の間で「デザイン思考」「ブランディング」といった言葉が飛び交うようになり、企業とデザイナーが協働して取り組んでも多くが結果を出せないままになっているという現状の上で、経営者に「クリエイティブリテラシー」が、デザイナーには「経営者リテラシー」が無いからだと述べてい

    0
    2018年03月18日
  • 経営とデザインの幸せな関係

    Posted by ブクログ

    自分に知らないことが多すぎて大変勉強になった。

    消費者に作るときはブランドのコンセプトや売り、ターゲットを明確にするのはもちろん、作ったものが相手にどう伝わるかの部分まで設計する必要があることを知った。

    日頃から仮説を立てて生きることがなぜ大切かを知った。

    0
    2018年02月19日
  • ブランドのはじめかた 5つのケースでわかった経営とデザインの幸せな関係

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ブランディング成功事例のケーススタディ。

    エイトブランディングの西澤さんのセミナーを以前受講した事があり、フォーカスRPCD理論などその際に耳にした内容が記載されていた。
    かなり面白いというか、実用的な理論なので読んで損はない一冊だと思う。

    商品企画でなくとも、企業イメージをつくる経営層から商品をエンドユーザーに”伝える”セールスまで、「イメージをつくり、伝える」というフェーズは発生する。
    何を大事に、何をフォーカスするのか、という概念だけでも知っておけば全く違った動きになるのではないか、と。

    ------------------------------------
    ■COEDO
    ブラン

    0
    2017年10月23日
  • ブランドのそだてかた ブランディングに成功した企業が明かす21のしくみ

    Posted by ブクログ

    ブランドのはじめかた、が面白かったので続けて。
    デザインが一貫されていて、ブランドがきちんと成り立っている会社はお洒落でかっこよくて商品もやっぱりいい。今回紹介してくれた企業は全て芯があってみんなが同じ方向を向いている企業ばかり。やはりこういうところがあるからブランドも育って人にも信頼される企業になれるんだな。

    0
    2017年06月27日
  • 経営とデザインの幸せな関係

    Posted by ブクログ

    中川さんの思想や経営に対する哲学的な内容かと思いきや、完全にフレームワーク集的な内容になっている。

    フレームワークを用いて、経営戦略を立て、ブランド戦略を立て、商品開発を行っていくプロセスを解説している本。

    ## 印象に残った対談の中での引用

    課題に対しての"切り口"が必要。売り方や、戦略。みんなが本当に欲しい"インサイト"を探り当てる作業。

    論争は、チャンス。「深煎りvs浅煎り」「ステアvsナチュラル」などなど。

    「コーヒー ◯◯」という検索ワードを調べて世の中の人が求めてるものを探ってみる。

    0
    2017年06月27日
  • 経営とデザインの幸せな関係

    Posted by ブクログ

    経営視点で分析的に考えられるデザイナーは、より多くの課題を解決できるデザイナーとなれる。コンサルティング的フレームワークも課題解決であるし、デザインも課題解決であるからして、要するに人生全てが課題とその解決ともいえる。デザインはもはや幸せになるためのライフスキルだなと考えている。

    0
    2017年04月17日
  • デザインの誤解 いま求められている「定番」をつくる仕組み

    Posted by ブクログ

    現代において、デザインとは表層的なことを意味する言葉だと誤解されている。その背景には、機能面の差別化に行き詰まり、装飾面(あるいは副次的な機能面)を追い求めてきたものづくりの歴史がある。その結果、世の中はたくさんのモノで溢れかえっている。「どうせなら長く使える『定番』を手にしたいが、何を選んでいいかわからない」そんな時代にゼロポイントとなり得る基準を示そうと、「THE」というブランドを作った。定番を作るプロセスは、「過去を知り、現在を考え、未来を創る」。そこに必要な要素は、「いまあるものを組み合わせて、ぶれないけど柔軟な、ありそうでなかったものをつくる」こと。それはデザイナーをマネジメントでき

    0
    2017年01月27日
  • デザインの誤解 いま求められている「定番」をつくる仕組み

    Posted by ブクログ

    「定番」の考え。
    「THE」のコンセプト。理由。
    デザインリテラシー、経営リテラシーのバランス。

    などコアな部分は なるほど、そうだなと思えるものが多く面白く読めましたし 多くの世間の人に認識してもらいたいと思うことが多かったです。
    ただ水野学さんの前半部分は、「?」と思うこともあり。
    日本の車は結局デザインでは外車に劣ると言っておきながらトヨタ車は奇抜ではなくいい、これが「定番」という。。

    理想はどこにあるのでしょうか。
    世間のデザインリテラシーが向上し、外車のようなデザイン性の高いものが国産でも作られ受け入れられること?
    結局は定番で奇抜のないもの?
    水野さんの文章だけ、引っかかるもの

    0
    2016年10月04日
  • ブランドのそだてかた ブランディングに成功した企業が明かす21のしくみ

    Posted by ブクログ

    信念とか、曲げないこととか、みんなで同じ方向を向くとか、当たり前だけど実はみんなが続けられていないこと。

    それが大事だと再認識。

    ただ、大人の世界では子供のときと違って資金という体力がどこまで続くのかのチキンレース。
    これが尽きるまでに金にしなきゃならないし、目先につられたらブランドにはなんねーし。

    さて、いまの事業はどうなるか。

    とりあえず、曲げるつもりなし。

    0
    2016年07月07日
  • 奈良の小さな会社が表参道ヒルズに店を出すまでの道のり。

    Posted by ブクログ

    経営バックグラウンドを持たない状態から、100年スパンの時間軸をもつ老舗を独自のブランドとともに新しいステージに飛躍させた若社長の話。
    試行錯誤が垣間見られる。

    0
    2016年03月30日
  • デザインの誤解 いま求められている「定番」をつくる仕組み

    Posted by ブクログ

     “次の世代の定番を作ろう”というプロジェクト「THE」の4人による商品開発の進め方を語る本。

     「定番となる条件」として「形状」「歴史」(支持率×支持期間)「素材」「機能」「価格」を挙げてそれを満たすような商品を意識して開発する。3章では今まであった商品に何かの機能を加えて新しい商品を作り出すことを「イノベーション」としているけれど、実際の開発プロセスを経ると、結局江戸時代に完成されていたものの“再発見”に過ぎなかったりする(ように見える)あたり、「定番」は普遍的な価値を持つということなのかな、と。

     タイトルの『デザインの誤解』は、「デザインってよくわからないから名のある人に任せてしま

    0
    2016年02月27日
  • ブランドのそだてかた ブランディングに成功した企業が明かす21のしくみ

    Posted by ブクログ

    ブランドは つくるのではなく 育てるものだ。
    スキルよりも スキ が重要。
    インナーブランディング。
    しつらい。

    ブランドは 価値観である。価値をデザインする。
    ブランドは 世界観を表す。
    思い、こだわりの集積が 人格を形成し、ブランドを形成する。
    ブランドとは 伝えること。説明力がいる。
    伝えるものがあり、伝えることがある。
    ブランドとは 生活スタイルの提案。
    ブランドとは 永久保証である。
    ブランドとは、時を経て 価値をます。
    ブランドとは 古くならないものである。
    ブランドとは 時間に耐えられるものである。

    デザインとは、空気をつくることから始める。

    『根本的なところで、差別化でき

    0
    2015年04月03日
  • 奈良の小さな会社が表参道ヒルズに店を出すまでの道のり。

    Posted by ブクログ

    ブランディングのノウハウよりも中小企業の元気さを感じ取った1冊。
    そして継げるべき歴史あるお店があるのは素晴らしいこと...

    0
    2014年09月23日
  • 老舗を再生させた十三代がどうしても伝えたい小さな会社の生きる道。

    Posted by ブクログ

    書いてあることは普通、奇をてらったものはない。ビジネス書に読み慣れている人やきちんと経営学を勉強したひとや会社で実務をやってる人には目新しいことはない。
    ただ、自分としてものづくりの部分は、専門外だったため参考になる点が多かった。

    伝統工芸産業や家族経営の中小企業は、まだまだ基本的なことが出来ていないのかもしれない、と思わせる内容だった。

    0
    2013年11月11日
  • ブランドのはじめかた 5つのケースでわかった経営とデザインの幸せな関係

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ブランドは高級で、デザインがよくて、というものではない。

    ・自社の製品と他社の製品の差異をみつけ、差別化をはっきりさせること。
    ・市場に他社が手を出していないポジションを作ること。
    ・集中突破により他との差別化を図ること。

    0
    2013年04月29日
  • 奈良の小さな会社が表参道ヒルズに店を出すまでの道のり。

    Posted by ブクログ

    さらっと読んでみるつもりだったけど
    のめりこんでしまった。

    やるべきことは結構シンプルだったりする。

    なによりもブランディングはスタッフの為の強い指標。

    0
    2011年12月10日
  • ブランドのはじめかた 5つのケースでわかった経営とデザインの幸せな関係

    Posted by ブクログ

    中小企業だからこそできるブランディングとその方法について、奈良の老舗の麻製品屋さんから六本木に店を出すまでに発展させた中川氏と、ブランディングデザイナーの西澤氏が、プレミアムクラフトビール「COEDO」など成功例の関係者と対談。
    中小企業だからこそできること、人の熱意、強い意志など、考えさせられることが多かった。

    0
    2011年05月30日
  • 奈良の小さな会社が表参道ヒルズに店を出すまでの道のり。

    Posted by ブクログ

    歴史を持った会社ならではの「伝統」を引き継いでいながらも、きちんと改めて「伝統とは」ということも考え、さらに、伝統を維持して画を通すわけではなく、現代に合った形で提案していこうという考え方が素晴らしいと思った。

    0
    2011年05月18日