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「会社の現状把握」から「ブランドの組み立て」「コミュニケーション設計」「流通への働きかけ」まで中川政七商店のメソッドを初めて全公開
日本初・ものづくり企業のための「ブランディング×デザイン×経営」の教科書。
旧態依然とした家業を継ぎ13年で売り上げを10倍に伸ばした中川淳・十三代社長。各地の工芸メーカーに特化した経営コンサルティングを手掛け、数々の成功事例をつくってきました。本書では、著者がこれまでの過程で蓄積した中小ものづくり企業のノウハウを初めて体系化。入り口の経営診断から商品企画、デザインマネジメント、販路開拓まで、すべてのノウハウを公開します。
<主な内容>
1 会社を診断する
“会社のことを正しく知る”ことは基本中の基本。決算書の読み方をはじめ、
ポイントを押さえ、会社の数字が理解できるようになる方法を解説します。
2 ブランドをつくる
ブランドとして認められる結果を意図して能動的に「ブランドをつくっていく」というのが
ブランディングです。ブランドづくりの根本の考え方、手順を解説します。
3 商品をつくる
大切なのは、ものづくりに関わるすべての人が商品開発全体のフローを理解し、
共通言語を持つこと。新商品開発フローや必要な考え方、押さえておくべきポイントを解説します。
4 コミュニケーションを設計する
ブランドや商品は、それらがすべてお客さんに「伝わって」初めて意味を成します。
営業戦略や流通戦略、販促・PRなどを総合的に考え、戦略を設計する方法を解説します。
5 対談
嶋 浩一郎(博報堂ケトル 代表取締役社長)× 中川 淳
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Posted by ブクログ
ビジネス書なのですが、読んでいて楽しい本でした。
私が漠然としか捉えていなかった「ブランドをつくる」「商品をつくる」とはどんなプロセスで構築していくのかを体系的に整理、説明をしてくれています。
最初の章「会社を診断する」では、企業の実態を把握するコンサルタントが行う日常業務を紹介しています。そして、その会社は本業を通じてどんな社会貢献をしているのか?これから、どんなゴールを目指して会社経営をしていくのかという中期経営計画作成の工程を学べます。
ブランド、商品つくりの章では、”組み立てシート”というツールを使って揺るぎないブランド、商品のコアを作り込むことが重要なのだと叩き込まれます。
続いて「コミュニケーションを設計する」「対談」と5つの章立てになっており、最後の2つの章が最高に面白いと感じました。一言では言いにくいほど私にとっては濃厚なエッセンスが詰まった内容でした。
本書にあることを愚直に、身近なものに応用していくにはどんな行動を起こすべきなのかを、この連休(緊急事態宣言中のGW)の宿題にします。笑
Posted by ブクログ
ブランディングに関する本は数多くありますが、私がこれまで見てきた本は、企業の姿勢や商品に対する考え方など抽象的なものばかりだった印象です。
そのため同じ本を読んでも、おそらく会社側と外部ブランディング担当者とでは、出発地点(現在の会社はこうだ、現在の商品はこうだ)も目標地点(会社はこうありたい、商品をこう見せたい)も違ってしまう可能性がありました。
この本がそれらの本と全く違うのは、出発地点を定めるための分析手法、目標地点に至るまでの設計手法が非常に具体的であること。
この手法を用いれば、会社も従来の思い込みに惑わされず、外部ブランディング担当者も一般論や理想論に惑わされずに、今日からすぐにでも正しい出発地点と目標地点を共有できると思えました。
Posted by ブクログ
ブランドづくりにかかわるAtoZとして経営フェーズから始まって、ブランドづくりのつくり方、商品のつくり方、コミュニケーションの設計までが書かれている。ブランディングとマーケティングの違いについても触れているが、クリエイティブな視点や考え方(デザイン思考)というより売り方を含む戦略的な内容に重きが置かれている。著者は、昨今、ものづくり企業の間で「デザイン思考」「ブランディング」といった言葉が飛び交うようになり、企業とデザイナーが協働して取り組んでも多くが結果を出せないままになっているという現状の上で、経営者に「クリエイティブリテラシー」が、デザイナーには「経営者リテラシー」が無いからだと述べている。リテラシーとはある分野に関する知識やそれを活用する能力のことで、双方とも「良いものを作れば売れる」という単一の視点やアクションでは良い結果を生まず、特に「コミュニケーションの設計」つまり「お客さんにどう伝えるのか」があまり意識されていないという。それについて第4章から第5章で詳しく触れられていて、特に第5章の対談(著者である中川政七商店代表と、博報堂ケトル代表の対談)が面白く、ここだけでも読み応えがあった。寧ろこの対談を読んでから、更に深堀りした具体的な話に興味があれば本編を読むと良いかもしれない。
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ビジネス・実用
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