老舗を再生させた十三代がどうしても伝えたい小さな会社の生きる道。

老舗を再生させた十三代がどうしても伝えたい小さな会社の生きる道。

1,650円 (税込)

8pt

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安価な外国製品の流入や市場の縮小に苦悩するものづくり企業は、今後、どのように生きていけばいいのか。「中小企業こそブランディングだ!」として、創業300年の麻の老舗、中川政七商店の改革を成功させた著者が、自らの経験で培った中小企業経営の哲学をあますことなく披露する。前半は、「伝統工芸を元気にする!」を会社のビジョンに掲げて著者が関わってきた、5つの小さな会社の事例を紹介。波佐見焼の産地問屋、鍛冶の伝統を守りたい庖丁工房、受注生産を増やしたいカバンメーカー、フローリングに逆襲したいカーペットメーカー、中国産に押されるニットメーカー。それぞれが、「ものづくり」から「ブランドづくり」に至るまでの物語を追う。後半は、「中小企業の基本的な考え方44」をコンパクトにまとめ、決算書の読み方からビジョンの立て方、商品政策とは何か、までをアドバイス。小さなものづくり企業の教科書となるべき一冊。

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老舗を再生させた十三代がどうしても伝えたい小さな会社の生きる道。 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年03月09日

    小さな会社のブランディングの大切さが、朧げながらわかってきました。左脳じゃなくて、右脳の大切さが理解できた気がします。

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    Posted by ブクログ 2012年11月25日

    さすが、自ら経営者として実践されてこられたから
    全てのページから本当のコンサルの雰囲気を感じ取ることができる本。

    企業経営者とくに先代からバトンタッチされた若手経営者の方
    には参考になると思います。

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    Posted by ブクログ 2023年05月08日

    工芸品をブランディングするための取り組みの過程を紹介。
    決算書を見る→ビジョンと強みの把握→商品づくり→展示会へ出店という流れ

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    Posted by ブクログ 2013年11月11日

    書いてあることは普通、奇をてらったものはない。ビジネス書に読み慣れている人やきちんと経営学を勉強したひとや会社で実務をやってる人には目新しいことはない。
    ただ、自分としてものづくりの部分は、専門外だったため参考になる点が多かった。

    伝統工芸産業や家族経営の中小企業は、まだまだ基本的なことが出来てい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月24日

    「小さな会社」と対象を定義してるかはこそ、ビジョン策定から現場へどう落とし込むか、実践的な考え方が参考になる。

    形骸化しやすいゴール、ビジョン、中計などを自らの仕事でどう考え有効なものにするか学びとなるヒントがあります。

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    Posted by ブクログ 2023年11月06日

    ・小さな会社の生きる道
    ブランディングとは、商材だけでなく関わっている人や同梱物など色んな要素が絡まり合って作られている。
    一貫性が重要視される中で、何か1つでも意図のない異質なものが混ざっている事は許されない。

    ブランドストーリーって大事。
    世間から見られるブランドイメージは、ブランドに携わって...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年03月10日

    商売の両輪ー。
    ものを売るという前輪と、それを支える仕組み(流通、生産、管理、業務システムなど)の後輪。そのバランスが大事。
    大抵の場合は前輪を重要視するあまり、後輪に大きな問題を抱えてしまう。
    新ブランドよりも後輪にあたる業務改善の方が、確実に経営の改善に結びつく。
    より大きい売上や会社の規模を追...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年11月12日

    伝統工芸界の星野リゾートたる、中川政七商店のコンサルタントドキュメント。決算分析から入り、強み、弱みの分析、ブランディング、そして商品企画設計など、コンサルタントの現場を生々しい形で、実況中継してくれている。結構、とんでもなことを言っている経営者もいるし、売り上げも100万円単位からと地味な話である...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年05月05日

    ブランディングになんとなく興味は持っていたが、このような本を読むのは初めてだった。当たり前だけど、なるほどなぁと思うことも多くあり、論理的に構築していくことで埋もれた価値を輝かせることもできる可能性に魅力を感じた。本格的に勉強してみたい。いつかブランディングが自分ごとになった際にはもう一度読み返して...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年05月07日

    話題の新商業施設「KITTE」にも出店した「暮らしの道具」を売る中川政七商店。その十三代目の若社長が行っている伝統工芸を扱う中小企業コンサル5社の話。
    焼物や鞄、刃物にカーペット・・・とそれぞれ1億~7億程度の売上高の小さな会社が、これから生きるべき道を一緒に考え、導いていく。5つの会社は状況も分野...続きを読む

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