奈良の小さな会社が表参道ヒルズに店を出すまでの道のり。

奈良の小さな会社が表参道ヒルズに店を出すまでの道のり。

1,540円 (税込)

7pt

中小企業こそ、ブランディングが必要なのだ!
成長を続ける「中川政七商店」の社長、中川淳氏(十三代 中川政七)が、社長に就任した2008年に発行した初の著書。300年近い歴史をもつ奈良の老舗麻織物メーカーが、なぜ自ら「粋更」というブランドを興し、小売業態に挑んだのか。デザインの力で老舗をブランド化するプロセスを語ったロングセラー。

新ブランドを立ち上げたものの結果は惨敗、再構築に挑んだもののまたもや存亡の危機。
挑戦、つまづき、危機感、情熱、解決…。
何の実績もなかった「粋更」が表参道ヒルズに出店するまでの実例を通し、
デザインの力で老舗をブランド化するプロセスとそこから得た中小企業独自の
ブランディングの方法、伝統工芸や地場産業メーカーの生き残り方の一案を提言します。

「ニッポンの老舗、創業300年の歴史から、企業の持続性の条件を学ぶことができる。」
星野リゾート社長 星野佳路氏

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奈良の小さな会社が表参道ヒルズに店を出すまでの道のり。 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2010年07月19日

    ブランディングというと大手企業が注目されがちだが、奈良の300年老舗企業の若手経営者が自らの体験をもとに、明快な文章で伝統工芸のブランド立ち上げの苦労や発見について十三代目中川淳さんが執筆された非常にエキサイティングな一冊。

    ブランディングとは何か?という本質的な問いに始まり、流通、モノ作りの仕...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年03月20日

    ブランドの難しさについて悩んでた時に、たまたま目について手に取った一冊。

    メーカーの老舗が手作りでブランドと会社を育てていく中で、自分の抱えるミッションに向けて、たくさんのヒントを得た。

    ビジネス書を読んできっかけを見つけて、それを実行して初めて何かが変わる。

    スタンスを軸に置いた採用の考え方...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年08月20日

    中川淳氏は中川政七商店の経営にとても力を入れさまざまな改革をした方、というイメージがあり、ぜひ読んでみたくて手に取りました。
    伝統工芸は歴史がある分、新しいことを始めたり新しいシステムを構築するのはより難しいと思うので、
    時代の潮流に乗れずに淘汰される職人や事業者の方々がいる反面、このように変革を遂...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年03月30日

    経営バックグラウンドを持たない状態から、100年スパンの時間軸をもつ老舗を独自のブランドとともに新しいステージに飛躍させた若社長の話。
    試行錯誤が垣間見られる。

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    Posted by ブクログ 2014年09月23日

    ブランディングのノウハウよりも中小企業の元気さを感じ取った1冊。
    そして継げるべき歴史あるお店があるのは素晴らしいこと...

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    Posted by ブクログ 2011年12月10日

    さらっと読んでみるつもりだったけど
    のめりこんでしまった。

    やるべきことは結構シンプルだったりする。

    なによりもブランディングはスタッフの為の強い指標。

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    Posted by ブクログ 2011年05月18日

    歴史を持った会社ならではの「伝統」を引き継いでいながらも、きちんと改めて「伝統とは」ということも考え、さらに、伝統を維持して画を通すわけではなく、現代に合った形で提案していこうという考え方が素晴らしいと思った。

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    Posted by ブクログ 2010年04月05日

    奈良が好きで中川さんのお店も好きなものが多いので、どのように商品がうまれているのか知りたくて読みました。
    地方のメーカー(中小企業)の商品開発部門で働いているので、中小企業のブランド戦略が参考になりました。会社の偉い人にも読んでみてほしいです。

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    Posted by ブクログ 2017年10月17日

    ここ数年破竹の勢い?で伸びているお店の裏話、というかこうなるきっかけを社長の自叙伝で説明してくれます。
    興味深いところと、中小企業ならでは、でなかなかまねできないことも。
    それでも、何を大切に仕事をするか、その考えはひとそれぞれ、参考になる部分を参考にしたらいいのかな、と。
    何より、自分で考えて、進...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年05月27日

    経営にはロジックとクリエイティヴィティの両方が求められる。その両立とバランスこそがデザインという言葉に集約されている。
    確かにそのように思う。
    虎屋さんをベンチマークしているところも面白い。

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