◎「小売をやる」ことで得られるものは何?
①小売・ショップがブランディングにおけるタッチポイントを数多く有している
②顧客の声というニーズを商品企画に継続的に繁栄することができる
③日々の売り上げを生み出す
◎今の時代、小売=売り場に求められるものは何?
①商品の背景
②価値観の時代
消費者は自分で買いたいものを選択できなくなっている。誰かの目でセレクトされた「一定の価値観のフィルターを通した商品」を選ぶ傾向にある
■ものづくりの仕組みをデザインする
◎デザイナーを選ぶ
中小企業の経営者にはそもそもデザイナーを選ぶという視点が欠けている。
デザイナーは右脳的な分野に強い、経営者は左脳的な分野に強い。互いがそれぞれの立場と強みを尊重した上で、忌憚の無い意見交換をすることがよい取り組みにつながる。
デザイナーも商品をデザインする際に、その背景にあるブランドの考え方はもちろん、会社の発展段階を周辺環境にまで興味を持ってほしい。
ブランドと会社への理解が無いままにデザインされた商品は、ブランドとの整合性に欠ける可能性が高い。結果として、売れない商品になってしまう。
デザイナーにも左脳的な要素を理解する力が、経営者にもう農的な要素を理解する力が、今の時代には求められている。
◎コアデザインは社内でやる
メーカーにとって社外デザイナーと仕事をすることで得られることは、自社デザイナーの成長。
一流のデザイナーの仕事に触れることが何よりの財産になる。
中小企業がデザイン性の高い商品を出し続けるためには、自社で主力商品のデザインを開発しなければならない。であれば、自社のデザイナーの力をいかに引き上げるかが重要。
デザイナーとして独立している人は、独自の哲学や専門知識、プライドやモラルがある。そういう要素を社内のデザイナーに肌で感じてほしい。
グラフィックデザインは、誰に頼めばよいか?
→外部の専門家に頼むべき。専門家が大勢いるから。
メーカーは、プロ集団に頼むほうが、効率的で精度も高くなる
■組織をデザインする
◎ビジネススキルやフレームワークといったものは、仕事をするうえでのそろばんや方程式のようなもの。
知らないと、遅い、間違う、できないという事態に陥る。だから本来は率先して自ら学ぶべきものではある。会社はそのきっかけを与えればよい。
◎大切なのは本人が、向上心を持って主体的に学ぼう、成長しようと思うこと。
学んだことをすぐに実践できる場(会社)がある。こんなに楽しいことは無い。
■経営とはデザインである
◎それぞれの部署で、k理論からの飛躍によって生み出された答えが整合性を保たなければならない。
その整合性が会社という大きなレベルで求められるため、ブランドを作るには経営で取り組まねばならず、整合性をとる作業はロジックではなくデザインに近い感覚である。
◎ロジックで積み上げた後に飛躍できること。そしてそのひとつひとつの飛躍が全体として整合性がとれていることが重要である。
◎これからの時代、経営にはロジックとクリエイティビティの両方が求められる。その両立とバランスこそがデザインという言葉に集約されている。
大手戦略系コンサルティング会社が、ある時期から美大や芸大といったクリエイティビティに優れているであろう学生を積極的に採用し始めたのは、会社としてのロジックとクリエイティビティのバランスを考えてのことだと思う。
◎デザイナーは、多くの問題解決を1つや2つの表現で解決しようとしている。つまり、事業やブランドにスパッと線を一本通すような作業です。これが、飛ぶこと。積み上げの家庭をクライアントと共有していないと、自信を持って飛べない。