中川淳のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ビジョン、ミッション、バリューと最近意識していたワードがタイトルにあったため手に取った。
ビジョンとは
あるべき姿、大切にすべきこと
WILL、CAN、MUSTの概念が重なるところ
なぜビジョンが必要なのか
共感できるビジョンには求心力があり経営資源が集まる
働くためのモチベーション
どのように活かすか
あるべき姿から現状とのギャップを認識しこれからの行動を具体化する
進むべき道を明らかにし経営資源を集中させる
=自分たちはどこに向かっているのか安心感を与える
漫然と日々を過ごすほど無限にリソースを持っている訳ではない。
漠然とした虚無感を払拭するためのビジョンというシンボル、目的地が -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトルで気になった『ビジョンとともに働くということ』(山口周 中川淳)。
あくまで「自分自身のビジョン」について考えようと思って手に取り読み始めたのですが…
「経営者、そしてコンサルティングの人達はこういう事を見て考えてるのか」はもちろん、「ビジョンを考えるにおいて引用された様々な例」が面白かった〜
後者の例としては以下のものに「おぉ…」ってなりました。
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●ピーチ・アビエーション
●新潟の竹所という限界集落に移り住んだドイツ人の建築家
●能の世界の【師を見るな。師の見ているものを見よ。】という教え
● GHQの総司令官だったダグラス・マッカーサーの -
Posted by ブクログ
ビジネス書なのですが、読んでいて楽しい本でした。
私が漠然としか捉えていなかった「ブランドをつくる」「商品をつくる」とはどんなプロセスで構築していくのかを体系的に整理、説明をしてくれています。
最初の章「会社を診断する」では、企業の実態を把握するコンサルタントが行う日常業務を紹介しています。そして、その会社は本業を通じてどんな社会貢献をしているのか?これから、どんなゴールを目指して会社経営をしていくのかという中期経営計画作成の工程を学べます。
ブランド、商品つくりの章では、”組み立てシート”というツールを使って揺るぎないブランド、商品のコアを作り込むことが重要なのだと叩き込まれます。
続いて「 -
Posted by ブクログ
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今年(2018年)、いちばんハマった一冊。
2回読み返しました。
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中川政七商店13代 中川淳さんが
インタビュアーなのと、
六花亭製菓がラインナップされていたので、
北海道民としてチェック。
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下記はメモ。
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◯経営者のデザインリテラシーを高めないといけない
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◯意思決定する組織体制がねじれていたりする
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◯ブランドを育てるしくみ「企画開発」「デザイン」「モノ作り」「人材」「経営」
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◯それまで存在しなかった独自のポジショニング
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◯人材の成長を促す態勢や組織作り
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◯ブランディングは「戦略」「戦術」「戦闘」
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◯ブランドマネージャーが横串となって、全体を一気通貫で把 -
Posted by ブクログ
ブランディングに関する本は数多くありますが、私がこれまで見てきた本は、企業の姿勢や商品に対する考え方など抽象的なものばかりだった印象です。
そのため同じ本を読んでも、おそらく会社側と外部ブランディング担当者とでは、出発地点(現在の会社はこうだ、現在の商品はこうだ)も目標地点(会社はこうありたい、商品をこう見せたい)も違ってしまう可能性がありました。
この本がそれらの本と全く違うのは、出発地点を定めるための分析手法、目標地点に至るまでの設計手法が非常に具体的であること。
この手法を用いれば、会社も従来の思い込みに惑わされず、外部ブランディング担当者も一般論や理想論に惑わされずに、今日からすぐにで