本郷和人のレビュー一覧

  • 世渡りの日本史 苛烈なビジネスシーンでこそ役立つ「生き残り」戦略

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    本郷先生が話してくれる歴史は、文句なく面白い。

    が、これは編集方針なんだろうか?ビジネスで役立つ歴史のポイントみたいな項目が散りばめられているのが、かえってうざい。

    編集方針に従って、編集者が受けると思う本を書かれるのではなく、本郷先生が面白いと思える本にして欲しかった。

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    2020年01月20日
  • 権力の日本史

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    今週(令和元年12月16日週)の私の通勤時間を楽しませてくれた、本郷氏による本です、タイトルは「権力の日本史」で、日本では長い間において、能力ではなく「家」が重視されてきたということを史実をもとに解説しています。

    能力主義は良いとされていますが、その能力をどの「ものさし」で測るかで全員が満足しないこともあるのかもしれません、それが「家柄」で判断される場合は努力ではどうしようもないので、諦めがつくのでしょうか。少し違う感じもしますが、以前の日本ではどんなに努力しても、ある以上は昇進できない世の中でした。でもある一定の条件下では、出世もできるシステムがあり、ものすごく優秀であれば例外もあったよう

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    2020年04月18日
  • 世襲の日本史 「階級社会」はいかに生まれたか

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    昨年(2018)にこの本の著者が書かれている本に出会い、歴史の面白さを再認識させてもらいました。元々歴史は好きだったのですが、本郷氏の本に出合ってから益々、歴史を別の角度から楽しむことができるようになったと思います。

    この本のテーマは、日本の階級社会はどのようにして生まれたか、について解説されています。日本では権力を握ったとしても、結局のところ、高貴の家の方が有利だということでしょうか。

    日本の歴史を「家」という切り口で見ることで、今まで不思議に思ってきた歴史上の事件が紐解ける気がしました。

    以下は気になったポイントです。

    ・地位より人、人というのは血、いや血より家」これが日本の大原則

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    2019年11月04日
  • 世襲の日本史 「階級社会」はいかに生まれたか

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    <目次>
    序章   世襲から日本史を読み解く
    第1章  古代日本ではなぜ科挙が採用されなかったか?
    第2章  持統天皇はなぜ上皇になったのか?
    第3章  鎌倉武士たちはなぜ養子を取ったか?
    第4章  院家はいかに仏教界を牛耳ったか?
    第5章  北条家はなぜ征夷大将軍にならなかったか?
    第6章  後鳥羽上皇はなぜ承久の乱で敗れたか?
    第7章  足利尊氏はなぜ北朝を擁立したか?
    第8章  徳川家康はいつ江戸幕府を開いたか?

    <内容>
    本の趣旨はタイトル通り。日本は古代から「世襲」の風習となり、無理に養子を取っても「家」の存続をさせたという。これが明治維新で、一時止まった(この辺の解説は薄いけど)

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    2019年09月28日
  • 怪しい戦国史

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    <目次>
    はじめに  合戦史の「定説」は本当か
    第1章   戦いを決する「兵力」の謎
    第2章   秀吉の天下取りと「行軍力」
    第3章   武将が「城を攻める」意外な理由
    第4章   関ヶ原と大坂の陣に見る「大名」の実像
    第5章   信長・信玄たちの古戦場で見えること
    第6章   家康の隠れた「遺産」
    第7章   三成はなぜ「忖度」できなかったか

    <内容>
    産経新聞連載の「本郷和人の日本史ナナメ読み」の2015年7月~18年5月までを再編成したもの。それ以前は『戦国武将の選択』にまとまる。
    ハッキリ言って「戦国漫談」。おそらく直木孝次郎や林屋辰三郎などもこうしたエッセイと書いただろうが、気品に

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    2019年08月13日
  • 怪しい戦国史

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    この数年で私の老眼が進んで、本を読むのが大変になってきたので、そのせいもあり、読む本を選ぶようになってきました。社会人生活も後半を迎えた今、以前のような「ビジネス術」を解説したものよりも、小説を読むのが楽しくなってきました。

    そんな私が出会った素晴らしい人として、この本の著者である「本郷和人」さんがその一人に挙げられます。今までの通説を疑ってみて、実際には何が起きていたのだろう、と思いを巡らすのに、最適な本です。今年は、本郷氏の本から目が離せませんね。

    以下は気になったポイントです。

    ・戦国時代の合戦における兵力は誇大である、不退転の覚悟で佐和山を出発した石田三成が、20万石で6000、

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    2019年07月21日
  • 考える日本史

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    売れっ子の中世史研究者による歴史エッセイ的な本。学術的な検証は置いておき、「考えたこと」をつらつらと記している。あえて批判する気は無いし、こういう本もあっていいかなと思う。

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    2019年05月30日
  • 戦国武将の明暗

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    歴史研究家の、戦国時代への疑問と推察を交えて、著者曰くは(いままでのと違って)わりと面白く工夫して書かれているとのことであるが、まあやはり資料へのこだわりがあるので、ところどころどうしてもそこは外せないのが見受けられる。
    個人的には楽しく読ませて頂きました。西郷どんで鹿児島を舞台としたので、そろそろ九州北部の立花道雪や誾千代が大河で取り上げられてもいいかも知れないなぁ。

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    2019年05月20日
  • 承久の乱 日本史のターニングポイント

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    分かりやすくてオモシロイ。けど何だかなぁ。
    歴史を扱うってのは、どこまで推論や想像が許容されるんだろう。小説なら資料の隙間を作家の想像力で埋めていくのが当然だけど。とはいえ、資料がないと何も断定できない歴史学では「これこれこういう事があったのではないか」と誠に歯切れが悪い。これが歴史書の分かりにくさに繋がっている。その意味でこの書は作者の言う通り、一般への分かりやすさを優先した、企画通りの仕上がりなんだろうね。だけど酔っ払いのオヤジが言うこととあんまり違いがないような。これが中公新書と文春新書の違いでもあるよね。

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    2019年04月21日
  • なぜ幸村は家康より日本人に愛されるのか

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    タイトルから期待される内容だったかというと、やや疑問は残る。本としては、楽しめた。真田幸村=信繁の話は、実はあんまり出てこない。家康とか、その周辺のことをいろいろと、という感じ。幸村についての、他では論じられていないことを書こうとなると、そうなるんだろうね。アカデミックな知見に基づいた歴史について、楽しく読ませてくれたとは思う。

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    2019年04月14日
  • 戦国武将の明暗

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    文章はわかりやすい言葉で書かれており、非常に読みやすいのだが、戦国武将の知識がある程度ないと楽しめない。マニアックな内容と言える。

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    2019年03月26日
  • 戦国武将の明暗

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    学者の書いた新書らしからぬ小ネタ集。予想したよりも軽い本で若干肩すかしを食らったが(新書は新書でも新潮の新書はこういう感じだと予想すべきであった)、書いてる本人が楽しんでいるようなのでいいのかな?

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    2019年01月08日
  • 日本史のミカタ

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    斜め読みなのだが、バカみたいなやり取りもあり、抱腹絶倒とまではいかないが面白かった。宮廷の女官の「竹内まりや説」なんて、井上センセーと言うか関西(あえて京都とは言わない)の学者らしい発想。

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    2019年01月03日
  • 考える日本史

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    漢字一言をテーマに日本史を語る本
    知識ではなく、考え方を学べる。

    歴史をきちんと科学する姿勢、
    わからないことはわからないというところが良い。

    とくに戦の章が面白かった。
    戦の目的を明らかにすることで、それを達成したら勝ち、そうでなければ負け、ときまる。
    戦いにおいては、
    個々の力×数
    で考えるべきで、安全に勝つにはやはり、数が重要とする。

    日本は、大抵生ぬるい、要は外圧がなかったことにより、安定志向となりがちで、世襲になりがち、というあたりも面白かった。

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    2018年12月30日
  • 上皇の日本史

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     来年、上皇が江戸時代以来、久しぶりに天皇家にお出ましになる。平安時代後期に隆盛を誇った上皇が一般的によく知られているが、本書は古代からの上皇の系譜から日本史をとらえなしたもので、新しい視点を得たことが新しい問いかけとなっている。

     元々は天皇だったのに、上皇になるととたんに世俗性を帯びて自由度が高まる。日本における皇位継承の認識は、「天皇」に権威による超越性を求めるのだが、上皇になると超越から降りてきて、権力化するのである。

     今後、天皇家の継続も危ぶまれるところにあって、この認識システムが何か貢献できるところがあるだろうか。

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    2018年12月24日
  • 壬申の乱と関ヶ原の戦い――なぜ同じ場所で戦われたのか

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    同じ場所で行われた、「壬申の乱」、「青野ヶ原の戦い」、「関ヶ原の戦い」の3つの合戦を説明し、その場所のもつ意味を分析した本。将軍とは何かについて「将軍権力の二元論」の考え方が参考になった。
    「三種の神器は、少なくとも3セットある(後醍醐天皇が恒良親王に持たせたもの、後醍醐天皇が光明天皇に渡したもの、後醍醐天皇が吉野に逃げたときに示したもの)」p102
    「将軍権力の二元論。主従制的支配権(将軍が武士に対し方向を求めること)と統治権的支配権(政治権力、国を民を含めて支配すること)。頼朝は、主従制的支配権のみ。足利氏から統治権的支配権が芽生え、徳川では統治権的支配権に移行している」p106
    「言い

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    2018年10月21日
  • 日本史のツボ

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    歴史を読み解く鍵を示してくれる。視点の当て方が、分かりやすく、明快。難しい事をこれ程平易に明らかにしてくれるので、有難いです。あとがきも、楽しくてgood

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    2018年09月11日
  • 壬申の乱と関ヶ原の戦い――なぜ同じ場所で戦われたのか

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    関ヶ原、不破の関が要衝だなんて当たり前だと思った。著者によるとそれを主張したのは自身が初めてだという。

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    2018年08月24日
  • 日本史のツボ

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    最近お気に入りの本郷和人
    結構まじめに大学教授しているんだなと実感しています
    テーマ別の本書は歴史素人にとって助かるな

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    2018年07月02日
  • 日本史を疑え

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    歴史小説を読むことが多い私にとって、著者がいう「史実を知る」だけでなく、「歴史の流れを考える」ことを忘れないようにしたい。

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    2026年01月17日