本郷和人のレビュー一覧

  • 日本史のミカタ

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    斜め読みなのだが、バカみたいなやり取りもあり、抱腹絶倒とまではいかないが面白かった。宮廷の女官の「竹内まりや説」なんて、井上センセーと言うか関西(あえて京都とは言わない)の学者らしい発想。

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    2019年01月03日
  • 考える日本史

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    漢字一言をテーマに日本史を語る本
    知識ではなく、考え方を学べる。

    歴史をきちんと科学する姿勢、
    わからないことはわからないというところが良い。

    とくに戦の章が面白かった。
    戦の目的を明らかにすることで、それを達成したら勝ち、そうでなければ負け、ときまる。
    戦いにおいては、
    個々の力×数
    で考えるべきで、安全に勝つにはやはり、数が重要とする。

    日本は、大抵生ぬるい、要は外圧がなかったことにより、安定志向となりがちで、世襲になりがち、というあたりも面白かった。

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    2018年12月30日
  • 上皇の日本史

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     来年、上皇が江戸時代以来、久しぶりに天皇家にお出ましになる。平安時代後期に隆盛を誇った上皇が一般的によく知られているが、本書は古代からの上皇の系譜から日本史をとらえなしたもので、新しい視点を得たことが新しい問いかけとなっている。

     元々は天皇だったのに、上皇になるととたんに世俗性を帯びて自由度が高まる。日本における皇位継承の認識は、「天皇」に権威による超越性を求めるのだが、上皇になると超越から降りてきて、権力化するのである。

     今後、天皇家の継続も危ぶまれるところにあって、この認識システムが何か貢献できるところがあるだろうか。

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    2018年12月24日
  • 壬申の乱と関ヶ原の戦い――なぜ同じ場所で戦われたのか

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    同じ場所で行われた、「壬申の乱」、「青野ヶ原の戦い」、「関ヶ原の戦い」の3つの合戦を説明し、その場所のもつ意味を分析した本。将軍とは何かについて「将軍権力の二元論」の考え方が参考になった。
    「三種の神器は、少なくとも3セットある(後醍醐天皇が恒良親王に持たせたもの、後醍醐天皇が光明天皇に渡したもの、後醍醐天皇が吉野に逃げたときに示したもの)」p102
    「将軍権力の二元論。主従制的支配権(将軍が武士に対し方向を求めること)と統治権的支配権(政治権力、国を民を含めて支配すること)。頼朝は、主従制的支配権のみ。足利氏から統治権的支配権が芽生え、徳川では統治権的支配権に移行している」p106
    「言い

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    2018年10月21日
  • 日本史のツボ

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    歴史を読み解く鍵を示してくれる。視点の当て方が、分かりやすく、明快。難しい事をこれ程平易に明らかにしてくれるので、有難いです。あとがきも、楽しくてgood

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    2018年09月11日
  • 壬申の乱と関ヶ原の戦い――なぜ同じ場所で戦われたのか

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    関ヶ原、不破の関が要衝だなんて当たり前だと思った。著者によるとそれを主張したのは自身が初めてだという。

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    2018年08月24日
  • 日本史のツボ

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    最近お気に入りの本郷和人
    結構まじめに大学教授しているんだなと実感しています
    テーマ別の本書は歴史素人にとって助かるな

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    2018年07月02日
  • 日本史を疑え

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    歴史小説を読むことが多い私にとって、著者がいう「史実を知る」だけでなく、「歴史の流れを考える」ことを忘れないようにしたい。

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    2026年01月17日
  • 戦国夜話

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    戦国武将にまつわる話。
    細川氏、前田氏、上杉氏と三部構成なものの、脈絡はなく、エッセイとして気軽に読む分には良い感じ。

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    2017年10月02日
  • 戦国夜話

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    <目次>
    第1章  細川の巻
    第2章  前田の巻
    第3章  上杉の巻

    <内容>
    「夜話」と名乗るだけあって、戦国大名というよりも、その一族や家臣の話を中心に、気軽に歴史に触れることができる(「週刊新潮」連載です)。記念はテレビによく出て、歴史学者の敷居をかなり低くしてくれている著者。かつてから読みやすい本を多く執筆していて、歴史をとっつきやすいものにすべく悪戦苦闘されているようです。が、この本はまるで芸人コンビ”ハライチ”の漫才のような感じ。例えば、細川さんの話から6代将軍足利義教のくじ引き、武蔵・小次郎の巌流島決戦の裏話(これはこれで「へぇ~」なネタ)と、途中からどんどん脱線していき、最後

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    2016年04月24日
  • 戦国武将の選択

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    資料を読み解くことで通説とは違う見方ができるものなんだな。何が正しいかは確認できないからこそ,資料の価値が高いし,その資料を保存伝承することの大切さが分かった。

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    2015年07月11日
  • 戦国武将の選択

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    本郷さんの本はとても読みやすい(文が入ってきやすい)ので好きです。
    ただ本書の内容とタイトルがあってない気がします…。中身が良いからいいのですけども。
    戦国と銘打ってあるけど、わりと鎌倉時代の項もあって面白かったです。
    北条義時は元々江間四郎というのは不思議に思っていたので明文化されていて良かったです。

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    2015年06月16日
  • 戦国武将の明暗

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    歴史上の人物を論理的かつ人間的な観点で、本当の歴史的事実と思われるストーリを説明している本です。ただ、少しマニアな人物も出てくるので、興味がないところは、読み飛ばしても良いかもです。

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    2015年05月29日
  • 戦国武将の明暗

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    <目次>
    第1章  戦いは、なぜ起きたのか~関が原考①
    第2章  直江状に、家康は怒ったか~関が原考②
    第3章  天下統一とは何か~関が原考③
    第4章  官兵衛は軍師だったのか
    第5章  女城主と日本無双の勇将
    第6章  前田はなぜ100万石なのか
    第7章  信長・秀吉・家康の夫人くらべ
    第8章  城と命運をともに~女たちの戦国①
    第9章  危機一髪の逃避行~女たちの戦国②
    第10章 厚遇と冷遇の境界線~論功行賞
    第11章 鳥居対井伊~譜代の争い

    <内容>
    「週刊新潮」連載の「戦国武将のROE」をまとめたもの。著者の本郷和人は、日テレ「世界一受けたい授業」で歴史物を解説しているが、中世史が本

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    2015年05月04日
  • 戦国武将の明暗

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    元々週刊誌の連載ということで、繋ぎは気を遣いつつもエッセイ風というか、最後に何か落ちがくるわけでもなくかなりライトな印象…なのだけど、散りばめられている仮説は流石と唸らされるモノが多く勉強になった。特に日本は「都」と「鄙」の二つの「国」(近代の国家的概念ではなく、捉え方としての)がある、という考え方はまさにその通りだと痛感した。未来から見た歴史は常に結果をしった状態で眺めることになるので、今生きている自分たちの物差しを当てはめることは真っ先に疑わなければならないと、あらためて認識したところ。

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    2015年04月05日
  • 戦いの日本史 武士の時代を読み直す

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    日本史は暗記ものではないよ!
    ということを伝えるべく書かれた本と言いますか。

    二つの対比によって、それぞれを浮かび上がらせる、という手法で書かれた本です。

    史料を文字通りにしかとらえないのでは、何も理解できないというのは、よか分かる気がします。
    踏み込んで考えないと、ただの年表なので。

    通説といわれるものと、違う解釈が多々出てくるので、
    とてもおもしろいのではないかと思います。

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    2013年08月06日
  • 戦いの日本史 武士の時代を読み直す

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    内容的には既出の研究だが、「対比列伝」形式になっている。「平清盛と源頼朝」「細川勝元と山名宗全」「豊臣秀吉と徳川家康」辺りはベタですなあ。
     でも、本郷先生の真骨頂はやはり東と西の中世日本の違い。なので、「北条重時と九条道家」「北条氏康と今川義元」「織田信長と三好長慶」あたりは、全体的な中世像との関連で生き生きとしている感じ。
     中世の始まりと終わりを清盛から家康までと設定しているのが何とも面白い。半日程度で読むにはもってこいの分量なのもよい。

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    2012年11月29日
  • NHKさかのぼり日本史(8)室町・鎌倉 “武士の世”の幕開け

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    ネタバレ

    ≪目次≫
    はじめに
    第1章  足利義満「日本国王」の権力
    第2章  足利尊氏「京都」に挑む
    第3章  北条時頼 万民統治への目覚め
    第4章  源頼朝「東国」が生んだ新時代


    ≪内容≫
    さかのぼり日本史シリーズの第8巻。中世史で旬な本郷和人なので安心して読める。
    テーマは、野蛮な武士が天皇や貴族を乗り越えて、一人前の政治家になっていく過程が、足利義満、足利尊氏、北条時頼、源頼朝の順で描かれています(さかのぼりだから、新しい順に)。

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    2012年05月30日