本郷和人のレビュー一覧

  • 誤解だらけの明智光秀

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    元々、明智光秀や織田信長、豊臣秀吉、本能寺の変に興味があって、他の本や小説を読んでいたら、多くは聞いたことのある内容であるけど、とても簡潔で読みやすく、まとめがあり、小学生も歴史好きなら読めるだろう。

    歴史小説をたくさんは読んでないけど、今のところ歴史上で一番好きなのは明智光秀。
    他の歴史人物でもそうだが、リーダーを支えるデキル人に共感が湧く。

    明智光秀が出てくる小説を何冊か読んだ。

    人物についてや、謀反を起こした経緯。
    小説ではさまざまな見解があるけど、何らかの資料、史料を参考にしてみんな考察して想像したんだろうな。

    この本では、他にもいろいろ重なるけど、四国説(信長と長曾我部元親の

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    2020年06月18日
  • 日本史でたどるニッポン

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    今の日本を形作るいくつかの事柄について歴史的流れを解説してくれる。もっと詳しく知りたくなる気持をかき立ててくれる入門書のお手本のような作品。

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    2020年05月30日
  • 壬申の乱と関ヶ原の戦い――なぜ同じ場所で戦われたのか

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    壬申の乱と青野ヶ原の戦いと関ヶ原の戦いが、同一の場所であり、それを構造的に分析している点は、新しいし、とても興味深い。
    著書は中世史が専門ですが、古代史もいけますね。
    読みやすいし、面白かった。

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    2020年05月28日
  • 日本史でたどるニッポン

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    日本というのは、本当にある意味恵まれた地勢にあって
    そのため、特殊な社会ができてきた。
    でもそのことを、曲解するとナショナリズムの変な方向
    に行きそうな気もしますが、ある程度分かる感じがします。
    歴史を学ぶ意義については大きく同意します。歴史だけではなく、人文系の学問の意義がもっとみなおされても
    いいと思います。

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    2020年04月21日
  • 危ない日本史

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    歴史上の人物の性格や健康、一生に焦てた一冊。武田信玄や上杉謙信と織田信長の比較としては、大局観が一番の違いのような気がします。侵略する点はお互い同じだけど、甲斐や越後という点で考えるか、日本という面で考えるかという違いが大きい感じがしました。自ずとスピード感や考えも違ってくる。豊臣秀吉は信長のコピーであろうとしてけど、朝鮮出兵以降はモデルケースがなくなったために、愚行ばかりが目につく。
    石田三成については徳川の歴史からみたら愚将に見えるかもしれないけど、私利私欲のない生き方は現代の政治家に参考にしてもらいたい生き方だと思う。

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    2020年04月20日
  • 日本史のツボ

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    日本の歴史を、7つのカテゴリーで通史として考えてみるという本書。天皇、女性のカテゴリーが面白かった。本郷先生の持論炸裂的なところもあり。
    歴史をもう一度学びなおしたい私にはよかった。

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    2020年04月01日
  • 世襲の日本史 「階級社会」はいかに生まれたか

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    間違いなく今の日本史ブームの立役者の一人、本郷和人氏による氏と家、階級に関する考察。

    筆者の作品は語り口調であり実に読みやすい。結構、鋭い指摘も多い。ウルトラマンファミリーだったり北斗の拳、魔法少女☆マギカ、具体例も豊富に日本史について変幻自在に考察する。

    中国、朝鮮と異なり科挙の制度を採用せず、実力のある若者より、世襲を選んだ日本。ある意味全国の英才を首都に集めた実力主義の明治維新政府でも、万世一系の皇室が象徴とされている。

    一つ一つの細かい議論の是非はさておき、気楽に読めるが鋭い指摘が多いように思われる。

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    2020年03月28日
  • 世襲の日本史 「階級社会」はいかに生まれたか

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    述べられている史実(と考えられるもの)自体は有名な話が多かったが「イエ」つまり血のつながりの維持が日本の歴史では重要視されてきた、という切り口が新鮮だった。

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    2020年03月08日
  • 日本史のミカタ

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    世界史よりは面白かった。
    京大vs東大という「体制論」がフックになるんですかね。

    さて、「現代史のミカタ」は登場するかな?

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    2020年01月24日
  • 日本史 自由自在

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    スタートがあって終着点がある、そう言った一貫性のある歴史解説書ではなかった。
    著者が「はじめに」で自由に考える楽しい日本史のためにとりとめの無い考えをもとにまとめた、と言う通り、思いついた題材を書き綴った様な内容となっている。
    私の偏見であろうけれど小説と異なり、「学者」的な方の書いた書物はどうも読みにくい。
    専門用語が多いという意味ではなく文章の流れというのか構造というのか、何度も行ったり来たりして読まないと分かりにくい、あるいはそれでも判断を迷う文章が失礼ながら多い気がする。
    本作品にも自分としてはわかりにくい表現を時おり感じて折角の内容がもったいないなと思いながら読み進んだ。
    けれど最終

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    2020年01月21日
  • 日本史 自由自在

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    <目次>
    はじめに
    第1章  編
    第2章  食
    第3章  境
    第4章  武
    第5章  裸
    第6章  王
    第7章  笑
    第8章  一
    第9章  男
    第10章  白
    第11章  道
    第12章  美

    <内容>
    編集者に与えられた漢字一文字から、日本史に関することを語っていく「大喜利」のような本。その中では本郷氏の生い立ちや若かりしときのエピソードなども。最近毎月のように本が出る。粗製乱造の感もあるが、歴史好きが思う存分歴史に関する話や考え方を語っている点で好感が持てる。他の方のように歴史エピソードだけでなく、歴史思想に関してだったり、本人の学生時代の話だったり、あちこちに寄り道するのがまたいい。

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    2020年01月06日
  • 怪しい戦国史

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    産経新聞連載中のコラムをまとめた1冊。日本史の通説を疑う軽い語り口のエッセイ。

    従来の定説を否定した考察が魅力の歴史エッセイ。川中島の戦いの上杉、武田両者の兵力を見積もったり、暴れん坊的イメージの強い福島正則が実は知恵者だったり。概ね2話続きでテーマは実に幅広く戦国史を考察している。

    軽い語り口が心地よい。歴史探偵半藤一利の後継者はこの方かもと思ってしまう。

    あくまで筆者の気楽な考察なので、学術的に検証されているわけではない。

    歴史に疑問を持つことを目的とした1冊。まさに題名のとおりでした。

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    2019年11月30日
  • 日本史のツボ

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    日本史について本郷和人が様々な角度から分析した一冊。

    まとまりはないが、読みやすくて面白かった。

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    2019年11月25日
  • 承久の乱 日本史のターニングポイント

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    誰もが日本史上の重要トピックとして覚えた経験はあるが、敗れた後鳥羽上皇が隠岐島に島流しにされたこと、北条政子の演説で鎌倉武士がひとつにまとまったことくらいで、実はよく知られていない「承久の乱」。
    そもそも後鳥羽上皇はなぜ幕府に戦いを挑んだのか?
    「錦の御旗」を敵に回して勝利したリーダー、北条義時はどんな人物だったのか?


    承久の乱に至るまで過程や承久の乱がもたらした影響などを、
    時の時代背景や人物相関などの観点からわかりやすく説明している。
    鎌倉幕府を語る上でキーマンとなる北条氏について、
    とても明確な解説である。
    「武士の時代」を決定づけたのは、まさに北条義時と後鳥羽上皇そして承久の乱であ

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    2019年09月16日
  • 日本史のツボ

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    令和元年の夏休みの部屋の片づけをしていて見つけた本です、記録によれば今年のGW明けに読んでいたものですが、レビューを書くのがこの時期になりました。

    本郷氏の本はここ1年くらいで数冊読みましたが、好きだったれ歴史を別の角度から解説してくれていて、楽しく読ませてもらっています。特に、この本では全体を理解している方でなければ書けない「通史」を通して、日本史のツボを解説してくれています。歴史というのは、現在にまでつながっているな、と感じることができる一冊です。

    以下は気になったポイントです。

    ・天皇が他豪族への優越を保つ機能を確立するのに重要な役割を果たしたのは、天智天皇(-671)、天武天皇(

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    2019年09月16日
  • 考える日本史

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    教科書の欄外にあるような豆知識ではなく、太字になっているようなメジャーな人物、事件の見方を変えてくれる。歴史を学ぶとはどういうことか、考えさせてくれる良書。

    冷静に、分析的に、特に戦争関連について考える
    「乾いた目」という表現が何回か出てくるのが印象に残った。

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    2019年07月30日
  • 世渡りの日本史 苛烈なビジネスシーンでこそ役立つ「生き残り」戦略

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    <目次>
    第1章  陰謀渦巻いた鎌倉時代
    第2章  政略の室町時代
    第3章  一寸先すら読めない戦国時代
    第4章  愛憎蠢いた江戸時代
    第5章  時代の大転換を迎えた幕末

    <内容>
    「本郷和人、書きすぎでしょう」と最初は手に取らなかった本。タイトルもなんだし…。が、この人の筆力はさすがで、またどの本でも独自の視点を入れてくるので、結果として評価も高くなった。出てくる人も鎌倉期の平頼綱(かなりマイナーな御内人)、細川頼之(足利義満の育て親。細川家の発展の基礎をつくる)、福島正則(著者の言うように、イメージの「腕力バカ」では考え慣れない出世と没落)という感じで、歴史好きの心を揺さぶります。

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    2019年07月14日
  • 上皇の日本史

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    上皇の歴史を紐解く一冊
    『上皇の日本史』著者の本郷和人先生は、大河ドラマ「平清盛」の時代考証も担当されました。
    まず、前書きで、「地位」か「人」かということを述べています。

    皇帝や王様はその国で最上位の権限をもちます。だからひとたべ皇位・王位を獲得した人は、死ぬまで地位を手放しません。「終身在位」が当たり前。「地位」こそが「人物」を正当化するからです。
    (中略)
    これに対して日本は異なるのです。「世襲」の観念が強固である。世界のどこの国でもどこの地域でも、世襲は強力な原理として機能しますが、日本はとくにその傾向が強い。そのため、「地位」よりも「人」が重視されます。
    「人」を正当化するのは第一

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    2019年07月06日
  • 承久の乱 日本史のターニングポイント

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    「応仁の乱」以降、中世の歴史学者による、新書が面白い。本書も例外ではない。研究による背景はあるのだろうが、読み物としても、読者を飽きさせない。
    もう一つの「承久の乱」も読んでみよう。

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    2019年06月07日
  • 承久の乱 日本史のターニングポイント

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    日本史における重要なターニングポイントとされる「承久の乱」について解説する本。京都朝廷が鎌倉武士に完膚なきまでに叩きのめされた衝撃は大きいのであった。朝廷が「西国の守護」たちを政治的に押さえたにも関わらず、西国の土豪たちが(東国から来た落下傘の)守護の言うことを聞かなかったため戦力にならなかったという観察は、歴史から得られる大きな教訓と言える。

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    2019年05月30日