本郷和人のレビュー一覧

  • 危ない日本史

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    タイトルから歴史の改竄的な話なのかなと思ったらそうではなく、上杉謙信、武田信玄、織田信長、豊臣秀吉、石田三成、土方歳三、坂本龍馬、徳川慶喜などの人物についてや関する出来事についての著者の考察が書かれていたのとNHKの取材班によるそれぞれの健康診断も記載されていた。なので結構人物像がくっきり浮かんでくるので、面白かった。

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    2022年07月24日
  • 日本史を疑え

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    自分の頭で歴史を考える絶好の水先案内書  古代から幕末までの日本史において、様々な学説を著者なりの視点から説いている。
     歴史書を読んだり、授業で習ったりしたことを鵜呑みにするのではなく、考える視点を与えてくれる。決して難しくなく、いい意味で常識的な解説なので、腑に落ちやすい。

     日本という国のかたちがどのような変遷で現在に至ったか。また外圧によってそれがどのように変化してきたかという話は、非常に興味深く、現在の日本をみる上でも参考になる。

     非常にややこしい話(応仁の乱とか)でも、筆者の解説により視点を定めると、なるほど、分かりやすい話になる。

     要するに、歴史の見方、考え方を学べる本なのである。多くの人に読んでほしい。

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    2026年01月18日
  • 日本史を疑え

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    放送大学のテレビ講義が面白かったので、本屋で偶然見つけて購入。年号を覚えるのでない歴史の面白さが伝わってきた。年号と言えば、幕府ができたとは何をもってそう言うのか。権力の確立がその定義となる。こんな風に学んだら日本史も楽しかったかな。でも、ある程度知識がついた今だから楽しいと思えるのだろう。

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    2022年07月06日
  • 北条氏の時代

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    歴史の面白さを再認識させてくれた本郷先生のご専門である鎌倉時代を、特に北条氏を軸に読み解く一冊。
    大河ドラマ「鎌倉殿の十三人」時代から続く、政治システムとして機能した北条氏の解説書。
    さまざまな文献、歴史書を基に、詳に解説される鎌倉時代はとてもリアル。
    ぼんやりと認識していた、将軍頼朝と北条の関係をとてもクリアに学ぶことができる。
    新書ではあるが、情報量が多すぎて、何度も読み返す必要がありそう。
    読んでから買う本認定。

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    2022年06月10日
  • 北条氏の時代

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    大河ドラマをもっと深く知りたくて読んだ。鎌倉幕府とは、北条氏とは、が分かり易く解説されていて、一層興味がわいた。

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    2022年06月04日
  • 日本史を疑え

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    ネタバレ

    <目次>
    第1章  日本史を疑ってみよう
    第2章  古代
    第3章  平安時代
    第4章  鎌倉時代
    第5章  室町時代
    第6章  戦国時代
    第7章  江戸時代

    <内容>
    われわれが至極当たり前と思っている日本史の常識を、単純な疑問から解き明かしていく。「変だな?」「不思議だな?」の感覚は大事である。それを大人はスルーしていることが多い。授業の後の「振り返りシート」でも、予想外の質問がくることが多く、「確かにな」とつぶやきながら、調べて返答することが多い。それの根幹の部分を論じている本だと思う。本郷氏はやや粗製乱造の感もあるが、この視点は大事だろう・

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    2022年06月03日
  • 「合戦」の日本史 城攻め、奇襲、兵站、陣形のリアル

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    日本の「合戦」、具体的には戦国時代を中心とする大名同士の戦争について、戦法、動員兵力、攻城籠城戦などについて分析している。このような「軍事」については、戦後日本の歴史学では研究されてこなかったため、未だ研究余地の大きい学問分野であるらしい。
    本書では、「合戦」の勝敗はいかなるものか、つまり、局所的な戦闘の優劣ではなく「合戦」の目的・意図を達成した・しなかったのはどちら側かという視点が重要という点は新たな発見であった。また、勝敗を決定する基本要素は戦力の多寡であることや、兵站の重要性という点もなるほどと思わされた。そのような意味で、戦闘のリアルを実感することができた。

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    2022年05月25日
  • 壬申の乱と関ヶ原の戦い――なぜ同じ場所で戦われたのか

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    壬申の乱と南北町時代の青野ヶ原の戦い、そして関ケ原の戦いについて分析した一冊。

    どの時代も戦略上、大規模戦闘をする上で関ヶ原の位置が重要だったことが理解できた。

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    2022年05月23日
  • 鎌倉殿と13人の合議制

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    頼朝以前から遡って、鎌倉幕府の本質を明らかにしながら、
    その人間模様を追い、13人の合議制について考察する。
    序章 鎌倉幕府とは何か
    第一章 「13人の合議制」とは何かを考えるために
    第二章 頼朝以前  第三章 鎌倉幕府の成立
    第四章 「13人の合議制」の真実  第五章 そして内乱へ
    平将門の時代から遡り、平家の仕える者、拠点の地域等での違い。
    頼朝以前の奥州で成功した源氏。特に関東に地盤を作った義朝と
    関東武士との関係。頼朝の、乳母を含めての人間関係。
    東西の繁栄の差。西の権力体、朝廷の存在等を詳しく説明。
    文官の存在を重要視した、頼朝。
    文官と良好な関係を築いた、北条氏。
    頼朝が関東の地で組織した権力体は、
    朝廷に学び、経験を積んで鎌倉政権に成長していく。
    懇切丁寧に分かり易く説明していながらも、
    上総広常の粛清、曾我兄弟の仇討ちの謎、
    誰が「13人」を選んだのか、実朝暗殺の裏等、
    著者個人の見解や過去の反省も盛り込み、語っています。
    関東各地域の武士たちの立ち位置や関係がかなり詳しい。
    それと、本拠を移し、戦国時代に東北や九州などで
    名を挙げた子孫がいる。土肥実平の子孫が小早川氏とか、
    改めて知ることが出来ました。だから歴史は面白い。

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    2022年05月21日
  • 承久の乱 日本史のターニングポイント

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    『龍馬伝』以来、久々に放送を心待ちにしている
    大河ドラマ『鎌倉殿と13人』。

    平家を滅亡せしめ、いよいよ征夷大将軍に…という段階にたどり着いたというのに、義経追討の宣旨…そこに泰平さはなく、不穏な空気が漂う。

    ただ、これはあくまでも前半の山場。今後は頼朝急死後に繰り広げられる、濡れ衣・謀殺・暗殺…血で血を洗うサバイバルトーナメントが待ち構える。

    御家人の権力闘争となると大学受験の日本史程度の知識では歯が立たないので、承久の乱までの流れをより深く理解するべく中世史が専門の本郷先生の冴え渡る解説書を手に取った。

    さて鎌倉幕府というと、朝廷政治から武家政権への転回点。以後650年間、武士が政治を司る起点となった。その先駆者である源頼朝には政権奪取後の〈平時の手本〉がなかった。有事には頼りになる強者揃いであったが、いかんせん字の読み書きができない武装集団。

    そこで、行政事務を担う人材を求め、大江広元を筆頭に下級公家を片っ端からスカウトし、文官集団を組織し、統治力の整備に腐心。無手勝流に走らざるを得ないにもかかわらず、頼朝は政治家として現実課題に対処する、極めてプラグマティストな人であった。

    著者はその鎌倉幕府を指して〈源頼朝とその仲間たち〉と表現。絶対的味方がいない中での天下取りには、御家人との良好な関係づくりが必須。

    所謂『御恩と奉公』。いつの世も、土地をめぐる係争は同じ。豪族たちに〈ここはお前の土地だと安堵をしてやる〉。誰かが奪い取ろうとすれば、頼朝が時に武力を持って撃退する。代わりに、あいつを懲らしめるからすぐに来い!と言われれば駆けつけ、奉公に励む。あまりにも有名な、『いざ鎌倉』。

    本書を読んで驚いたのは、ドラマにみる北条義時の父親である北条時政の描かれ方。NHKの番宣では愛すべき田舎侍と紹介されているが、実際は何の何のとんでもない権力闘争に明け暮れた人であった。

    頼朝亡き後の〈13人による合議制〉を企図し、北条家台頭のきっかけを作るのはまだまだ序章。ライバルの有力御家人 梶原景時・比企一族を誅殺し、自らが殺害を命じておきながら実行犯を口封じで殺害なんて…どこを指して愛すべき人なのか。二代将軍 頼家の後継者問題においても周到な準備に整えるなど機を見るに敏な権謀術数の人であった。

    息子の義時も然り。現時点では人の痛みを理解する心優しき人物として描かれるが、史実では父親を追放するなど、時政顔負けの悪漢。ドラマでは三浦義村が義時に対して『おまえ、鎌倉殿に似てきたぞ』というくだりは今後変貌していく義時を示唆しているが、はたしてその変貌たるやいかなるものか…。

    源氏の棟梁といえども所詮流浪者。頼朝を一か八か担いだことから始まる時政・義時の権力闘争への旅路。突然、田舎侍の親子が歴史の表舞台に躍り出、覇者への階段を駆け上がる。

    朝廷から武家への歴史の転換点でもありながら、北条父子にとっては自身の運命が宿命と悟った時から始まる国盗り物語とも読める。

    頼朝の鎌倉入りから承久の乱までの41年間。その間の政治は〈頼朝とその仲間たち〉から〈義時のその仲間たち〉へと移り、承久の乱後はそれまでの血生臭さは一掃され、1世紀にわたり北条政権が本格稼働し、100年余りその地位を独占する。

    本書は平易に書かれた学術書だけど、壮大な叙事詩を読み終えた感がある一冊。

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    2022年05月16日
  • 鎌倉殿と13人の合議制

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    竜馬以来の大河ドラマ「鎌倉殿と13人」をみていて、この本を手に取りました。帯には、頼朝とその仲間たちとありますが… 歳を重ねてきたせいなのか大河のおかげなのか、歴史に関心を持つようになってきました。この本を読むと大河的にはネタバレ?になりますが、背景や人間関係など詳しく書かれていて、益々大河にはまりそうです。

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    2022年05月12日
  • なぜ幸村は家康より日本人に愛されるのか

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    本郷先生の本は、わかりやすく解説してくれて好きです。
    幸村以外にもマニアックな方々の紹介がされ、なとかつ系図つき!私好みの本に仕上がっていました。

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    2022年04月01日
  • 東大教授がおしえる さらに!やばい日本史

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    歴史アレルギーだったけど、すごく興味が湧いてきてもっと歴史上の人物について知りたくなった。ほんと、やばい(笑)
    人物を点で知るだけでなく、人と人とを繋いで線となり、時代背景を学んで面となり、これからの未来のことを歴史を参考にしてから考えたい。

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    2022年03月28日
  • 「合戦」の日本史 城攻め、奇襲、兵站、陣形のリアル

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    <目次>
    第1章  合戦の真実
    第2章  戦術~ドラマのような「戦術」「戦法」はあり得たか
    第3章  城~城攻め・籠城・補給・築城
    第4章  勝敗~勝利に必要な要素とは

    <内容>
    確かに戦後期の流れから、戦争史の研究は薄い。シロウトのずさんな読み物があるだけだ。プロの研究者として、こうした本で啓蒙してほしい。新書なので読み物レベルだが、きちんと見定めているものだと思う。

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    2022年03月22日
  • 北条氏の時代

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    筆者独自の解釈、共感できる部分が多かった。
    時宗の評価はまさに言う通りかなと思う。
    複雑な人間関係を現代に置き換えて分かりやすく説明されていて、理解が進んだ。

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    2022年03月12日
  • 考える日本史

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    実証的な歴史の専門家が、たまには自分の思ったことを好きなように喋りたい、ということでできた本なのだろう。様々な角度から歴史を見直してみることの面白さが味わえる。ただこうした本の性質上、ずいぶん脇の甘い発言も多い印象。

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    2022年03月01日
  • 東大教授がおしえる さらに!やばい日本史

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    短時間でサッと読むことができ、マンガ形式で歴史も追うことができる。
    興味を惹くように工夫されており、小学生、中学生でも楽しんで読み進めることができそうと感じた。
    内容としては、既に知っていることも多くあったが、イラストも多く楽しんで読めた。

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    2022年02月25日
  • 日本史のツボ

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    出来事の羅列ではなく、天皇や軍事、女性など7つのテーマに分けて日本の歴史の流れを説明してあるので、面白かった。

    天皇の権力が強いと後継者が兄弟など横に広がるというのが、なるほどと思った。

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    2022年02月14日
  • 北条氏の時代

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    分かりやすく、面白かった。
    学校で教わった程度しか、知識が無かったが「なるほど〜」と感じる部分がたくさんあった。
    ただ著者も書いているが、北条さんがたくさん出てくる上に、名前が似ていて(時がつく人がいっぱい!)私は少し混乱してしまいました…。

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    2022年01月27日
  • 北条氏の時代

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    視点が違うので比較するのはオカシイのですが
    最近読んだ呉座さんの”頼朝と義時”よりこちらの方が
    読みやすく面白くかったな。

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    2022年01月21日